世代を感じる走り

　ディズニーランドとかへ遊びに行ったときに、泊まるホテルによってはお世話になるのがディズニーリゾートクルーザーです。世間的にはミッキーバスとかいってるやつ。昔はボディを特注していたのですが、最近は汎用路線バスをお色直しした程度になっています。タイトル写真はボディを特注していた初代です、ベースは日野レインボーRJ、けっこう貴重です。今回来たときは小躍りしてウキウキで乗りました。

この写真の右側が2代目、これも結構ボディをいじっていて特注です。これは日野レインボーHRがベースらしいです。今回は乗ってません。

これが３代目で上の写真の左側が４代目、まあレインボーIIかブルーリボンIIかその辺ですって面構えです。４代目は初代に乗った後なので知的好奇心と比較の意味でそれなりにワクワクして乗り込み、当たり前の感想しか出てこない自分にがっかりして出てきました。

　見た目だけの話だと圧倒的に古いほうがカッコいいんですが、利便性の面ではお察し…というレベルになります。圧倒的にスタイリッシュな昔のリゾートクルーザーは、唸るエンジン進まぬ車体これが漢のディーゼルエンジンといった風情で、その道の方なら大興奮間違いなしなんですが、椅子は少ないわ揺れるわ加速が悪いので信号待ちで行けないタイミングが多いので、たぶん運転している人はメンドクサイと思います。３代目以降くらいからは今の路線バスなので割と静かに走ります、加速はまあ悪いんですがレスポンスはそれなりです。内装も普通のバスと大して変わりないのでそれなりに乗れるし振動も少ないです。
　テーマパークですから雰囲気重視のほうがいいとは思うんですが、来る人全員がそう思ってるわけじゃないですから、やはり利便性と経済性に振れてしまうので世の定めなんでしょうか。