
※2024/1/14 購入から2年弱の状況を末尾に追記。
最近のコロナ蔓延に落ち着きが見えてきたか否か見方は様々ながら、遠出するに気兼ねがなくなってきた(気がする)。
と思った矢先、我がクルマに長年据えていたレー探が故障=GPSを全く受信せずほぼ無能になったため、買い換えた。
#症状からしてセルスターあるある、内蔵のリチウムバッテリーを同等品に交換して直せなくはなさそう。しかし既にデータ更新サービスの提供も打ち切られた機種に今さら手を入れ蘇生させても。。。天寿を全うしたと考え、見切りをつけた。
今回買ったのは
セルスターAR-35EC。出費は¥10,000ほど。
ここ最近は加齢と共に運転スタイルも落ち着いたので、この際レー探は廃止でいいか?とも思ったのだが、かれこれ数十年か運転席右側に据えてきたそれが無いのもなんか淋しいかな、とネットでポチってしまった(笑)。
親父の些かの小遣いで工面する都合、やれレーザー式対応だのWi-FiだのOBDだのの先進な便利機能?には拘らず、出費は少なく¥1万程度まで・GPSあり・液晶画面あり・データ更新が無料で出来る・リモコン不要で操作できる、って辺りで絞り込んだ結果がこれAR-35ECだった。かつて
AR-E10Aを選んだ7年前当時とさして違わず。
#あれこれケチって半端なもん取り付けたところで、付けてる意味あんのか?>俺
何故にセルスター?って辺りは、これまで使ってた同社AR-E10Aが購入以来7年ノントラブルだったことから、今までと同じメーカーなら余り違和感ない?同様に長持ちしたらラッキーかも?って程度の、単に好みのレベル。
ネット購入して数日でモノは届き、家の中で手持ちの12V電源を使っての火入れ~試運転/本体ファームや各種データの更新/事前設定まで行って問題なく順調。
家の窓際でGPSほか衛星電波を捉えているし、近所の自動ドア電波?に反応している。
クルマへの取り付けは未だ。次の週末の宿題に。
#前機AR-E10Aとは機体の電源ジャック形状が違うのね。。。OBD非対応だった前機では丸型Φ3.4プラグの汎用モノが刺さるジャック、その辺のパーツ屋でそれ対応のプラグ付きコードを見繕ってきて車内配線から電源直取りが出来た。しかし今回のそれはOBD対応で芯数が増えたか、見慣れない角形なそれに変わった。
シガーソケット接続を是としない(挿して暫くすると勝手に抜けてくる不安定さが嫌いな)自身としては、付属品コードのシガープラグを切り捨てて使うか、今あるΦ3.4プラグを受けて角形なそれのプラグに変換するセルスター純正のアダプタ
RO-110 を使うかの二択。
前者はほぼ出費ゼロだが車内の配線弄りが必至、後者は安直ながらそのアダプタに実勢¥700の出費。
弄り好きを自称してるからには前者でいきたいところだが、うーん歳のせいか最近クルマ弄りが億劫に。。。いやいや、やっぱり
前のごとく、クルマを弄ろう。
#電源直取り用コード一式を買うでも(RO-109:実勢¥800前後)、OBD2用コードを買うでもダメじゃないが出費に見合わない。特に後者。
製品自体のインプレはいずれ、パーツレビューに書こうと思うが、とりあえず以下備忘録。
・スマホで事前に詳細設定→機体に転送可能なのは便利。
これAR-35ECって、スマホアプリMyCellstar+Syncで事前に一通り設定を選ぶ・決める→SDカード経由で本体へ反映、ってことが可能な造り。
たった3つのボタンですべてを操作しなきゃならない貧弱な本体UIに頼らなくていい設計はナイスだ、ってか今はこれが普通なようで。
もっと贅沢を言えば、SDカードから機体が設定値を読み込む(インポート)だけでなく、その後にボタンで弄った設定内容をカードに書き出す(エクスポート)→スマホに取り込んで見直す、って出来ると良いのだが。現時点ではスマホ上で設定した値をそのスマホ内に保持している→SDへ(何度でも)書き出せる、の一方通行。
SDカードに日付の新しい設定ファイルが書き込まれていれば、起動時に機体がそれを読み込む→機体内に上書き反映される。SDカード上のそれが反映されるのは一回きりで、その後は再び新しいファイルに書き換えてない限りは使われない。よって以後機体のボタンで某か設定を弄ればそれはそのまま保持され、電源オンの都度にSDカード内のそれでまた上書きされる(先祖返りする)ってことはない。まぁ当然の作りだが。
・電源オン時のオープニング音が音量過大。
オープニング音で自身の好みなくらいに音量を設定すると、稼働中の各種警告音やアナウンスの音量が足りず、かといって逆に稼働中のそれらに合わせると、今度はオープニング音がデカ過ぎる(乗り込み時に同乗者がビックリする)。
大抵クルマの車内は停車時よりも走行中の方がうるさいんだから、それを見越して停車時にしか聞かないオープニング音は控えめにしておくのが設計上の配慮だろう。
ファームウェア修正で直せる筈ゆえ、メーカーへ直訴中。
・音声の「音割れ」がない。
前機種E10Aだと音量設定の大小を問わず音が割れ気味で聞き取りにくかったが、この35ECでは明瞭になっている。
まぁ前機でアンプ周りの設計をしくじってただけかも。
余談。
まー万単位で出費するんなら、レー探買うよりナビのデータ全更新でもやった方が?とも迷ったところ。
我がクルマのトヨタ純正HDDナビは前回の全更新から4年弱が過ぎており、ユーザー自身での地図データ更新=マップ・オン・デマンドが出来なくなってそろそろ2年になる。全更新の費用¥2万が大きくて踏み切れず。
今や手持ちのタブレットPC+モバイルWi-Fiルーターにナビさせるって手段もある。HDDナビの維持に年間¥1万(¥2万払って一度全更新すると以降2年はユーザー自らで地図更新が可能=その「更新権」の保持に年間¥1万払ってるのと同意)も掛けるんなら、その都度格安SIMでモバイル通信しナビさせたほうが、手に入る情報の鮮度は良いし安上がり、ってな気がしないでもなく。
※結局全更新は行った。この件は
別記事にて。
(2022/6/16追記)
過日、元々車内に既設だったAR-E10A用の電源供給配線に今回のAR-35EC付属のDCコードを付け足し、本設置を完了した。
本体をオンダッシュに据える脚部ブラケットは、元のE10A用に設置済みのそれがまんま使えたので手間無し。35EC付属のそれはスペアとして保管することに。
総じて期待どおり、値段なりに。
唯一使ってて不便に感じるのは、画面サイズがE10Aに比べて小さくなったのに加えて画面解像度が上がったからか、狭いなかに文字情報を詰め込み過ぎ=表示の文字が小さくて読みにくいこと。
E10Aでは画面も大きいが解像度も粗いため、結果的に文字や線画が大きく太く明瞭だったのに比べると、35ECのそれはうーん。。。である。
スマホみたくに、表示が小さいなりに文字には読みやすい太めな線のフォントを使うとか、同時に表示する情報量を減らしてもその分フォントを大きくするとかいう工夫は出来ないんだろうか、と思ってしまう。
この手の運転中にチラ見する機器では、チラ見で十分読み取れるくらいの表示情報量と明瞭感はマストだろう。
#まぁだったら¥1万そこそこな廉価機種じゃなく、もっと上位の大画面な機種にすりゃ良かったじゃん、って事ではあるんだが。
目下の自身の使っている待ち受け画像は、デジタルのスピードメーター表示。車体のスピードメーターみたく1割増な数字じゃない、GPSベースの正確な速度を常に気にしていたいので。
速度をイメージしたバーグラフと数字の○○km/h表示だけのシンプルなもの。それでも画面レイアウト的にはスカスカで余白部分が多すぎ。
主題である速度の数字表示がもっとデカくていいくらいなのだが。
なお、待ち受け画面で表示したい項目を選んで列記する「カスタム」も出来るので試してみたが、表示する項目数が多かれ少なかれ問わずで文字の大きさは固定且つ小さい。とても(老眼+乱視な)運転手が常時のチラ見で確認できる代物ではなかった。自身があと20年か若かったらまだ実用になってたかもながら。
ユーザーに表示項目を選ばせる→選ばれた項目数が少なけりゃその分表示フォントを大きくする、とかいう工夫の余地は幾らでもあろうに。
同社の企画開発メンバーはきっと眼のいい若者が多いんだろうな。。。1005や0603サイズのチップ部品くらい裸眼&手作業で付け外しできるみたくに(苦笑)。
(2024/1/14追記)
その後も数ヵ月かおきに最新データへ書き換えつつ使用中。いまだ「使ってて良かった」場面はほぼ無し、専らGPS利用のデジタル表示な速度計として活躍(笑)。
最近たまに勝手に再起動することがあり、電源ラインの接触不良か?近々配線回りを点検してみる予定。真冬に青空駐車のクルマ弄りは厳しいので、様子見中。
(2024/3/24追記)
ついに電源オンしなくなった&外が暖かくなったので電源周りを調べてみることに。
結局、車内配線から直取りするに用いていたワンタッチコネクタの接触不良と判明。同所から薄々危惧してた「線材の芯線が細すぎて合ってないような?」が露見した格好。即日手直しして復旧済み。
レー探本体の故障じゃなくて良かった(笑)。