今週は毎日、自動車博物館に行ったようなブログをアップしていますが、4泊5日で総移動距離2000㎞オーバーのグランドツーリングをしてきましたので、その内容を記載したいと思います。
(かなりの長文ブログです)
まず、きっかけですが、以前から行ってみたいと思ってた自動車博物館がいくつかありました。
ただ遠方にあるため、どこか時間があるときじゃないと無理だし、そもそも今までそんなにクルマでの遠出をしたことなかったので、あまり現実的なものと思ってませんでした。
ちなみに今までは日帰りのみで、東名だと浜松西(CCM)まで、中央道だと諏訪湖(FBM)くらいまでしか行った事ありませんでした。
しかし、Twitter界隈では九州や北海道へ遠征に行くつわものが何名かいたり、何日かかけて電車旅をしている人が毎晩、宿泊先でスペースを立ち上げては1日の出来事を話していたりするのを、なんとなくいいなぁ~と感じるようになりました。
そして、2月のサニフレでなんと岡山からほぼ下道で来られた方もいて、自分も行けるのではないかと一人旅の計画を立てました。
今はグーグルマップで走行距離や時間計算などが簡単にできるので、そういった計画を立ててみるのも楽しいです。
さらに、宿泊場所も探してなんとなく嫁さんに相談してみたら、行ってくればとの承諾が得られましたのでついに実行する事になったわけです。
(宿泊先の予約とかは嫁さんのが慣れているので全部やってもらいました)
【1日目(2月13日)】
『自宅→松本→飛騨越え→日本自動車博物館→敦賀』
この日はとにかく天候が心配でした。
この3日前に東京でも大雪警報が出るほどの積雪があって、中央道も通行止めになってました。
またそのような天気になったら旅の初日からプランがズタズタになります。
当初は7時半に自宅を出る予定でしたが、5時に目が覚めてしまい、5時40分に出発しました。
2時間前倒しでスタートしたので、かなり余裕ができましたね。
そのおかげで途中のサービスエリアでゆっくり休憩できました。
中央道は小雨で路面はウエット、雪にならないので気温もプラスが良かったです。
松本ICを降りて、飛騨越えです。
グーグルマップに従っていきましたが、途中から当初の予定とは違うルートを案内されました。
やはり3日前の雪の影響か通行止めによる迂回ルートのようでした。
なので、途中からどこを走っているのかいまいちわかりませんでしたが、それでも初めて見る景色は新鮮で楽しかったです。
有料道路のトンネルを抜けて、また高速に乗るよう案内されました。
周りは雪景色です。
高速のインターを見ながら、白川郷ってこの辺にあるのかなど実際来てみると実感が湧きますね。
ハイウェイオアシスで、にしんそばを食べました。
その後は予定通りのルートに合流して、ほぼ2時間前倒しのまま順調に
日本自動車博物館へ到着しました。
ここの滞在時間も予定通り、2時間くらいゆっくりしていましたが、この日の宿泊先である敦賀には早くついてしまうので、ここで高速道路だった予定を下道に変えました。
知らない土地の一般道はいろんな生活感も見えて楽しいですね。
最後は日本海を見ながら海沿いのワインディングも面白かったです。
それでも予定より30分以上前にチェックインできました。
【2日目(2月14日)】
『敦賀→トヨタ博物館→岐阜タンメン→徳島』
8:30にチェックアウトして、そのまま高速に乗ってトヨタ博物館へ向かいました。
福井は日差しがあるのですが雪が舞っているような不思議な天気でした。
予定より早く、10時には
トヨタ博物館へ到着しました。
リンク先のブログには載せていませんでしたが、WRCに出場した日本車の特別展示もありましたよ。
こちらも2時間くらい滞在してランチは長久手の岐阜タンメンへ行きました。
お昼の時間帯でしたので、しばらく並びましたが念願の初岐阜タンメンです。
これもTwitterの影響で時々、この岐阜タンメンがタイムラインに上がってくるんです。
いろんな人が何度も上げるものですから、気になって今回行ってみたいところの一つに入れました。
その後は高速を使って一気に四国を目指します。
スケジュール的には1時間前倒しなので、余裕があります。
しかし、この余裕のせいか眠気が・・・、途中のPAではかなり長めの休憩を取りました。
鈴鹿のあたりではこれまた日差しがあるのに吹雪のような天気となりました。
あと、スペースで聞いてた話が役に立ちましたね。
淡路大橋が凄いとか、淡路島が長すぎるとか、鳴門大橋はいいぞとか初めて見るものを、より感動的に体験できたと思います。
徳島の宿泊先には予定より30分遅れで到着となりました。
夕飯は旅館の近くでステーキにしました。
この肉の写真だけをTwitterにアップしたのですが、これだけで場所を当てるフォロワーさんがいてビックリしました
(徳島のフォロワーさんでしたが)
宿泊先は広い和室で大浴場もあって、昭和風情のあるいい旅館でした。
これも旅をするときにスペースで教えてもらった情報なのですが、格安ビジネスホテルもいいけど、格安旅館のちょっとボロ宿くらいがいいよというので、そういうところも入れてみたのです。
いや~、ここが一番のんびりできる宿泊先でした。
【3日目(2月15日)】
『徳島→祖谷のかずら橋→四国自動車博物館→倉敷』
この日も8:30にチェックアウトして、祖谷のかずら橋に向かいました。
スケジュールでは高速で行く予定でしたが、早くチェックアウトすれば下道で時間通りにいけることが分かったので、ルート変更しました。
しかし、徳島は自動車が多いです。
思ってたよりも田舎道ではなく、それなりの交通量がありました。
ただ、吉野川沿いに入ってからは景色を眺めながら川沿いのワインディングが楽しかったです。
前方に軽トラが居ても、結構いいペースで走ってくれるのでストレスもありませんでした。
祖谷のかずら橋に行くには、川沿いの道から入って山を越えるようなルートでした。
これまたかなりハードなワインディングが良かったですよ。
さて、目的地の「祖谷のかずら橋」ですが、ここは日本三大奇橋の一つと言われてます。
他の2つは山梨の猿橋(何度か行ってる)、岩国の錦帯橋(修学旅行で行った)なので、ここを訪れたら日本三大奇橋を制覇できるということで、以前から行ってみたかった場所だったのです。
結論から言うと、このかずら橋が一番イカれてますね(誉め言葉)
まあ、ご覧になって下さい。
橋を渡るのは550円です。
吊り橋なので揺れます。
いや~、何が怖かったかって撮影しているスマホを落としたらどうしようという恐ろしさでしたね。
その後も下道を使って、高知の
四国自動車博物館へ行きました。
ここの滞在時間は1時間ちょっと、そんなに広くないのに長くいた感じですね。
受付の方とお話したりと、いい情報も聞けました。
そんな時にTwitterでは近くに高知空港があるから行けみたいなリプがあり、調べてみたら10分くらいだし、お腹空いたしということで、遅めのランチをしました。
ここから高速に乗って、宿泊先である倉敷まで移動です。
時間にも多少余裕がありましたので、途中のSAで休憩しながら瀬戸大橋を渡りました。
さすがにギネスに乗るだけあっていくつもの橋を渡り歩くかのように本州まで長い橋でした。
ほぼ予定通りに倉敷のホテルにチェックイン、ここはビジネスホテルのような外観ですが、部屋が和室だったり大浴場があったりと、いいホテルでした。
【4日目(2月16日)】
『倉敷→トリノミュージアム→山越えルート→四日市』
前日に四国自動車博物館で教えてもらった姫路にあるトリノミュージアムについて調べてみたら、寄ってみたくなったので予定を変更しました。
当初の予定はひたすら下道で四日市まで戻るというものでしたので、うれしい予定変更です。
そんなわけでこの日も8:30にチェックアウトして、高速に乗って姫路に向かいます。
高速は山の中とトンネルを繰り返すもので、あまりいい景色ではなかったです。
まあ、それも実際走って見て実感できるものなので、いい体験としてます。
トリノミュージアムは街中にあるビルのような建物でした。
内容については「
トリノミュージアムにいってきました。」にまとめてます。
それにしても連日の自動車博物館巡りで、2000GTを見るのは5台目です。
こちらは1時間くらいの滞在で、その後は下道を使って四日市まで移動です。
グーグルマップって便利ですよね~、常に最新の地図が更改されていて道路状況もほぼリアルタイム、その時の最適ルートを導きだしてくれます。
今回、このグランドツーリングをやる気になったのは、こういうカーナビの進化も影響してますね。
昔は紙の地図本を広げて、今この辺かなぁ~なんてやってましたが、道に迷ったりしてなかなかスムーズに目的地へ辿り着けませんでしたからね。
そんなグーグルマップが導き出したルートが宇治川を沿って、R307を使って山を越えて信楽から伊賀に入るというカントリーロードでした。
これがほぼ渋滞しないし、時間も早いし、結構快適でした。
移動距離は長いですけど、運転が楽しいのでもっと走っていたいという気分になります。
ただ、ガソリン残量が気になって、途中のJAのスタンドで帰路できる分だけ給油しました。
途中でコンビニ寄ったりできるのも下道ならではの良さですね。
そんなわけで、予定より1時間くらい早く、四日市のホテルにチェックインできました。
でも、この宿泊先の部屋が一番狭かったなぁ~
【5日目(2月17日)】
『四日市→岐阜タンメン→アウトガレリアルージュ→帰宅』
この旅もいよいよ最終日です。
でも、そんなに疲れがあるわけでなく楽しいですね。
一人旅なのですが、どこか停まる毎にツイートしたりして、その反応をみたり、夜は宿泊先でスペースを開いていろんな人とお話したりしたおかげで孤独感がないんです。
これはSNSで常に誰かと繋がっている感覚があるからできるものであって、この点も昔とは変わって一人旅でも寂しくない時代になってますね。
そんなわけで、この日も当初の予定を変更してSNSで知り合った方から教えてもらった情報で名古屋のアウトガレリアルージュに寄ってから下道で帰宅することにしました。
このアウトガレリアルージュですが、12時から開くのであまり早くチェックアウトしても意味がないので、ギリギリまでホテルでのんびりしてました。
四日市から下道を使って名古屋まで向かいましたが、R23がかなり混雑してましたね~。
で、まず向かった先がコチラ
あれ、火曜日にも行ったような・・・
またも岐阜タンメンですが、今回は肉増しで2辛にしました。
ここから10分くらいの場所に、アウトガレリアルージュがありました。
ちょうどイベントでジオラマやイラストなどの展示をやってました。
こちらの2CVは切り絵でできているんです。
一通り見た後に受付の方とお話しました。
展示車は販売してますとか、壁にあるのはデイトナですね~なんて話の流れから、日本の納屋で発見されたアルミボディのデイトナの話になって、そこにそのオークションを再現したジオラマもありますよなどなど、話は止まらなくなりました。
更に、ここの目玉は本物のフェラーリチームのF1ピットなんですよ~、という話になりました。
上の写真で車が3台展示してある周りにある赤い囲いは、1999年鈴鹿のピットだそうです。
改めて見ながら感心していると、ちょっと中にちゃんとドライバーの名前もあるんですよ~と、たぶん普段はお客さんを入れないような場所に案内してくれて見せてくれました。
この時のアーバインって、シューマッハが途中ケガして、ハッキネンと最終戦でタイトル争いをしていた時ですね。
(この時の鈴鹿は現地に見に行ってました)
そんなわけで、話が盛り上がり過ぎて、予定より1時間オーバーです。
ここから下道で帰宅するのですが、グーグルマップで算出すると7時間以上かかるとの事。
名古屋から下道で出発するも、かなり混んでます。
R23に乗りましたが、思ったより快適ではありません。
途中でラグーナ蒲郡の横を通ったりして、今年のFBMはここなのかなぁ~なんて思いながらドライブしてました。
そして、いよいよ静岡に入ったところで一休み。
このまま下道で帰ると、帰宅時間が22時過ぎとなってしまいます。
楽しいと思っていた下道も結構スムーズに進まず、だんだんと面倒になってしまいました。
そして・・・
浜松ICから東名に乗っちゃいました~
いや~、高速道路は速い、早い
途中の富士川SAでやきそば食べて、沼津ICで降りては箱根越え。
ここまでくればホームグラウンドなので、途中の良く立ち寄る厚木のスタンドで満タン&洗車して帰りました。
帰宅時間は21時半くらい。
総移動距離は、2,109㎞でした。
意外と燃費が良くて、平均でも17.0km/lと優秀でした。
これで、ゴルフ・ヴァリアントとロングドライブの思い出もできたし、この先もどこか遠くへ行ってみたいって気分になれましたね。