
C220dに乗り換えてから、燃費の良さに満足していましたが、どこまで良くなるのかチャレンジして見たいと考えてました。(前のゴルフでの チャレンジは
こちら)
気温が比較的高い時期であること、タイヤが寿命近くでグリップが落ちていること、自分の仕事が空けられるタイミングであること、台風が来ていないことなど、条件が揃って、やるんなら「今でしょ」ということで、C220dでストイックモードでのワンタンクチャレンジをやることにしました。
(次に予定が空きそうなのが9月の半ばでしたが、台風が来るかもしれないし)
計画
今回の目標距離は、まずは1000マイル越えの1600 kmですが、これは軽く超えそうなので、あわよくば1800 km越えを考えました。満タン66 Lの内64 L使うとして、必要な平均燃費は、
1800 km ÷ 64 L = 28.125 km/L
になります。
問題は、1600 km 〜 1800 kmの範囲でどこまで行くかですが、今回は東北に行くことにしました。
理由として、
・これまで東北には、さくらんぼ狩りに合わせて山形、福島、宮城、岩手(一関)は行ったことはありましたが、それより北の秋田、青森には行ったことがなかったこと
・高速の渋滞が発生しないこと(以前、西日本に向かった際は、東名阪の鈴鹿や大阪周辺の渋滞にはまって燃費と時間に大きな影響があったので)
・関東平野を走る高速は比較的平坦で燃費も良さそう(長い距離走るには、必ず山を越える必要がありますが)
というのが挙げられます。
ルートですが、
1日目
往路は、
青森を目的地にして、東名から
圏央道↔︎圏央道+関越道+北関東道
東北道のみ↔︎秋田道+東北道
目標は、
弘前城、青森駅(
八甲田丸)です。
復路は、
折り返して、仙台まで戻って宿泊(ドーミーインExpress仙台シーサイド)
2日目
東北道↔︎仙台東部道路+常磐道
圏央道↔︎北関東道+関越道+圏央道
ぐらいのオプションを考えました。
最初の区間の燃費を見て1800 km狙うか決め、後は様子を見ながらルートを選ぶことに。
燃費向上策
さて今回の燃費向上のポイントですが、
・当然ながら一人乗車で、最小限の重量(誰も付き合ってくれませんが)
・タイヤの空気圧を上げる(最大乗車人員、荷物満載時の指定空気圧の1割増しとしました)。空気圧を上げてから、むっちゃ車の進みが良くなりました。普段、アクセルオフで速度の調整をして、ブレーキを使わないで済むようにしているのですが、自分が思ったより車が進むので、ブレーキをかけないといけないぐらいです。
・巡航速度を85 km/h(8速で走ることができる最低速度)。折角9速あるので、100 km/hで9速で走るのもありですが、1800 kmを狙いたいので、巡航速度を少しでも落として空気抵抗の影響を下げることに(速度の二乗で効く)。しかし、1800 kmを85 km/hで走るには、21.2時間かかります・・・。
・最後に、「エアコンを我慢」です。(ストイックモードたる所以)
1日目 (青森に行き仙台まで戻る)
前日までの天気予報では、秋田と青森に秋雨前線がかかり、雨が降るかもしれませんが、計画ゴーです。
当日、朝、給油して、4:00前に高速に乗ります。東名や圏央道はトラックだらけです。
埼玉に入ると車の数も落ち着いて来ました。燃費は驚きの30 km/L越えで、さらに良くなりそうです。関越道から北関東道ルートを通って距離を稼ぎ、東北道に入る頃には33.3 km/Lにまで伸びました。
腹が減ったので、予定より早いですが、上河内SAで最初の休憩です。トラックが多くて、平均速度が下がった(無理に抜かなかった)ので時間はかかりましたが、燃費は思っていなかった値が出てました。
天気はちょっと日が照った時間がありましたが、ほとんど曇りで、気温もあまり上がらず、助かってますが、やはり車内は暑くなるので、送風だけは使ってます。
しかし、秋田道に入る手前から雨が降り出し、秋田道に入ると土砂降りになりました。たまらず、錦秋湖SAに入りました。
ここで、(まだ岩手県ですが)横手やきそばを食べました。
団体さんがごそっと来て、料理が出てくるまで時間がかかって焦りました。
ここで改めて弘前城までの時間を確認すると、閉館時間の17:00にギリギリでした。
ここからはちょっと巡航速度を上げて行くことに。秋田道は一車線の対面通行がほとんどで、轍が深くて路面が荒れていて、土砂降りの中を走るのは結構神経を使いました。
秋田市に近づく頃に雨があがり、その後は順調に進みましたが、時間に間に合わすために休憩なしです。
なんとか16:00過ぎに弘前城へ到着。
急いで見て回りますが、城の周りの堀とか、庭とかが美しく、感動しました。春の桜が有名ですが、紅葉も綺麗だろうなあと。
現在は、本丸の石垣修復のため、天守閣は曳き家で元の位置から移されてますが、中を見て回れます。曳き家のため、補強の鉄骨の骨組みが入ってます。
ちょっと無理して来た甲斐がありました。またいつか家族で来る必要がありますね。
この時点で、すでに17:00前ですが、青森駅まで行ってみることにします(青森を一応突き抜けようと)。
ちょっと街中は混んでましたが、青函連絡船の八甲田丸までたどり着きました。

当然、頭の中では「津軽海峡冬景色」が、流れているわけですが、真夏なのでそんな情景ではないです。気温は22℃と涼しかったですが。
時間がなかったので、八甲田丸や近くのねぶたの家の中には入らず、折り返すことに。
この段階で、ホテルに着くのが23:00ごろの予定です。
高速をひたすら戻ります。最初のSAに寄りましたが、すでに食堂の営業は終わってました。晩飯を食いそびれ、このまま行くしかないということで、ひたすら走りました。盛岡を過ぎたあたりから、雨が断続的に激しく降りました。フロントウィンドウが曇るようになったので、この日初めてエアコンを使いました(断続的に)。
なんとか、ホテルに到着しました。工場や倉庫が立ち並ぶ仙台港エリアだったので、ナビ頼りだったのですが、なんとか23:00前に到着です。
晩飯は近くのコンビニの弁当です(とほほ)
その2は
こちら