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考えてみれば、５GTIに買い替えてから車検を受けたのは
５…最初の車検を受けずに買い替え
６…２回目の車検を受けずに買い替え
７…１回目の車検
と、この１１年間で自分の車は２度しか車検を受けておりません。
「お前はどんな金持ちじゃ」
という乗り方ですが、今乗ってるGTIについては長く乗ることになりそうです。
さて今回の車検は特に交換を要する部品がなかったことで、法定費用込みで１２万円かかりませんでした。
初回の車検で積算計も４万キロ程度ですから当然と言えば当然ですが、２０年以上VWばっかり乗ってきた経験からすると、モデルチェンジするごとに信頼性が向上していますね。
ご存知のように樹脂は経年劣化や加水分解を起こしますから、本当に長く乗り続けようと思うと部品交換のコストを考慮する必要が出てきます。
エコカーに対する優遇措置もそうですが、結局は早め早めの買い替えを促進する結果となり、廃車のコスト等を考えたら本当にエコなのか疑問です。
またプリウスやアクア等のハイブリッド車が街にあふれてますが、これだけ大量のバッテリーのリサイクルや廃棄はちゃんとできるんでしょうか？
さて今回の代車は黒のゴルフ、1,200ccですが限定車なので一通りの装備は付いています。
去年の１２か月点検の際に借りたのと同じ個体でした。
代車というと1,200ccのゴルフが出てくることが多いのですが、あらためて乗ると初期型より良くなってる気がします。
ハンドリングも正確で問題ありませんが、切り始めの反応が鈍いのが気になります（しかもやたら軽い）。
ゴルフのステアリングは全車可変レシオだと聞きましたが、自走式駐車場をぐるぐる走っていると多めに舵を切る必要があります。
積算計はまだ１万１千キロ程度と新車に近かったですが、乾式DSGはジャダーが発生する素振りすら見せません。
ライバルは新型ＡクラスにＦＦとして生まれ変わった１シリーズ。
これにメガーヌと３０８が加わった欧州車Ｃセグメントの戦いがヒートアップしそうで楽しみです。

GTIの１２か月点検で半日車を預けました。
発進からスムーズで出足が良く、1,400ccか?と思って車検証を見たら1,200ccでした。
ところで代車を借りるのに誓約書みたいな書類にサインすると、サービスのマネージャーが「くれぐれも事故のないようにお願いします」と。
さてここで皆さんに質問。
ところがレンタカーと同じだと勘違いして、ディーラーの車にかけられた保険を使うものだと思ってる人がたまにいます。
以前妻がヴァリアントで接触事故を起こしたことがありますが、相手はたまたま同じディーラーの顧客でディーラーの代車でした。
相手のドライバーはディーラーの保険で修理するものだと思い込んでいて、初めは「保険屋さんにお任せしましょう」と気楽な反応だったのですが、その後自分の保険を使わなければならないことがわかると態度が一変。
もともと妻の過失割合が多かったことから少しでも自分の割合を減らそうとゴネ出しました。
結局こちらの保険会社（ソニー損保）から、
「どうしても９０:１０じゃなければ納得できないって先方が仰っているのですが…」
先ほどのサービスマネージャーとの会話に話を戻すと、客の加入している自動車保険が外資系で、他車運転特約が付帯していないのだという。
他車運転特約、皆さんご存知ですよね。借りた車で事故を起こした場合、自分が加入している自動車保険を使って弁償する特約のことです。
保険が下りなくて困っているというのであれば、考えられる原因は一つ。
自賠責もそうですが、任意保険は被害者を救済するのが目的なので、対人・対物を外して契約することはできません。
しかしこちら側を保障する特約、すなわち車両保険や搭乗者傷害は任意です。
代車で事故を起こした場合、相手側の損害は他車運転特約で賠償できますが、車両保険が付いていないと借りた車の修理代は支払われません。
ディーラーで試乗したり代車を借りたりするときは、万一時の弁償について客と合意しておくこと、車両保険の加入状況を確認しておくことが重要だと思います。
でないと、もしもの時にお互い気まずい思いをします。