
変な天気ですね。週末からしばらくはずっとぐずつくそうで…
え~っ、明日はお休みだから久しぶりにイベント出る予定なのに(泣)
誰だぁ、洗車しちゃったのは???
雨漏りもきっと明日は酷いんだろうな…はぁ~っ。
って、会社の窓から外を見上げながらため息ついてます。。。
さて、お約束の「カタログ比較シリーズ・ファイナル」をお届けしましょうか。
そんな大層なものじゃないんですけど(笑)
まず昨日のブログで触れなかったのが…ボデーカラーの変更の件です。

それぞれカタログの同じページを上下に並べて比較してます(91年2月が上、8月が下です)が…
後者では、鮮やかなレッド系やブルー系が加わってることに目がいきますね。
地味だった白やワインレッドのクルマと差し替えられていて…ページが華やかになって見えます!
だから、巻末のカラー一覧表を見ると、前者が6色設定だったのに対し

後者は

と、一色増えて7色になってます。
しかもその内訳をよく見てみると…前者は「白・黒・赤・緑・青」の5系統、後者は「白・灰・黒・赤・緑・青」の6系統に、つまりグレー系が新たに仲間入り。
もちろん同じ系統でも、それぞれ微妙に変わったものもあれば、思いっきり変更したものもあります。
例えば白系。
前者には「スーパーホワイトⅣ」というソリッド系に加え、「スーパーホワイトパールマイカ」があったんですが…消えちゃいましたね、マイカちゃん。
また赤系は「レッドマイカ」のキラキラ系が「スーパーレッドⅡ」という、彩度の高いソリッドカラーに変わってます。
激しいんですね、入れ替わりが。まるでキャバ嬢の世界?!
特徴的なのは後者の「ミディアムターコイズメタリック」。こいつは鮮やかなメタリック塗装ですが、まるで初代だるまセリカのブルーみたいでいいかもっ!!
あっ、でも…こんなにボデーカラーが変わったってことは、もちろんカタログ写真そのものにも影響が出てるってことでしょ???
…ってことで振り返って確認してみる(笑)
嫌な性格でしょ。。。
たとえばこのページ。

ダークグリーンとホワイトの車両の組み合わせ。
まったく変化がないように見えますが…実は注釈には驚くべき事実がっ!!!
なんと

白系のボデーは全く違った色になってるんですよっ!!!
気が付きましたぁ???
「ハイ」って答えた人…
ウ・ソ・ツ・キっ(汗)
この写真は夕暮れ時ですからね、パール系もソリッド系も全く変わらずに見えちゃうんでしょうから…うまく誤魔化されちゃいましたね?!
じゃぁ、お次。
こっちはどうでしょうか???
スゴク変わってませんか?!
でも実はこれ、ともに同じカラーの「ダークグリーンマイカ」なわけで、まったく変わってないんです。
(写真は…カメラで撮ったときの光の加減で違って見えちゃってますね…すみませんっ(汗))
でも、明らかに何かの処理がされてるような不自然さが感じられませんか、この写真みて?!
うん、確かにどこかが臭いっ!!!!!
…って思った人
す・て・きっ♡
その答えはなんと…サイドプロテクションモールの色違いだそうです!!!
装備一覧表を見てみましょう。
93年2月版では、(このターボRは)「カラード」としか書いてません。

「何色なんだろう、このカラードって??」と思ってよく写真を見ると…ボデーカラーと同色みたいですから、つまりこれは…

ダークグリーンなはずです。
でも、これが8月版になると

表にも注釈がつけられちゃいまして、それによれば…

「ダークグリーンマイカの場合は“ブラックになります”」だって。。。
だからこれは…

なんてこったい…黒色なんですよっ!?
びみょ~っ?!
って、面白い…けど、不可解な変更ですよね!?
なぜわざわざ設定を変えたんでしょうか??
似合わなかった…なんてことはないわけで、やはりあまりに部品種類を増やしすぎたことの反省なんでしょうかね??
確かに修理用の補給部品の品番削減はメーカーとして急務かつ永遠の課題…。ずっと使うかどうかわからないものを保管し続けることの大変さは…(認めたくないけど)少しでも簡単にしたいってのがメーカーの正直な気持ち。
だから色物はとっとと削減しちゃったほうが楽なんでしょうね。
その点、黒色は汎用性が強いですからね…残すなら黒。だから製造途中でも黒をたくさん使うようにまとめちゃえ!って思惑があったのかもしれません。…もちろん推測ですけど。
でも、欲しい人はやはり欲しいですよね、ボデーカラーと同じやつっ。。。
話は変わって、まだまだ見つけちゃった不可解な事実。
お次はこれです。

あれ、何か無くなってる?
別のページはどうでしょう?
で、ターボRのさっきのページをよく見てみると…

あれまっ、いったい何があったんでしょうかねぇ!?
綺麗に画像処理(?)されて、消されちゃってますけど…。
こういうの発見すると…もう快感極まりないですっ!!!
このフロントスポイラーはあくまで最後まで「販売店オプションです」って注釈は残ってますけど、もう毎回毎回注釈つけまくってたんで、最後にゃそれすら面倒になっちゃったかなぁ???
あるいは…スポイラーの在庫が残り少なくなっちゃったから、気が付かない人は買わないで…って開き直っちゃたのかも???
ということで、謎は謎を呼びますが、こんな感じで70スープラ編は終わることにいたしますね。
いやぁ、7代目ZZTセリカから始まってやっとここまで来ました。
途中でスープラにちょっとそれちゃいましたが、この次はいよいよ初代セリカ…になるかなぁ!?
でも前期ってあまり持ってないんだよなぁ(汗)
追伸:
そういえば、このトヨタマークの付く後期モデルになって、フロントスポイラーにブレーキ冷却用の穴が開けられたんですよ。だから、いわゆる中期モデル(含むターボ)のスポイラーはすべて“穴なし”ってことが、こうしてカタログを隅々眺めてた結果わかったことなんですよ。。。
だからこのカタログ比較シリーズはやめられませんっ!!