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イイね!
2017年10月27日

初代セリカのカタログを比べてみよう…の後期型の後期 その1

初代セリカのカタログを比べてみよう…の後期型の後期 その1 いよいよ後期セリカのカタログ比較も後半戦に突入!
後期セリカの後期モデルですからね。
終わりが見えてきてます。




さて今回は、先日のカタログからガラッと変わって“ビジュアル系”になったカタログを3冊引っ張り出しました。
それぞれ「51年8月」「52年3月」そして「52年5月」と記載してあります。

実は、皆さんがよくご存じのように、このモデルがちょっとだけ“大きく(?)”変わったのは52年1月のこと。
そのタイミングのカタログは…残念ながらありません。

先日のトヨタスタジアムでのイベントに来てたカタログショップで「52年1月版」売ってるのは見かけたんですが…3500円なんて価格が付いてたんでさすがに躊躇。
高くてとても買えませんっ。。。




さて、今回は前者の2つを比べましょうか。



結論から申しますと…、この2者には「車両型式が変わった」という大きな変更箇所があります。

それは…18R-GUを搭載したGT系が51年規制をクリアして“RA28”から“RA35”に変わったこと。そしてGT にはオプションで14インチアルミホイールが設定されたこと。
だから諸元表にもそう書かれてますね。




…などという大きな変更があるにもかかわらず、カタログ自体はそれほど大きく変わってないところが面白いので、今回はその些細な変更箇所を含めて、すべてをご紹介しましょう!!!






まず表紙は…赤い(トロピカルレッド)ボデーのLB2000GTとモスグリーン(ソウルオリーブ)のダルマ2000GTの疾走シーン。


これ、ほんとかっこいいですよねぇ!!!!
幼心(?)に憧れたんですよ、これ見て。



さて、早速表紙を開いてみましょう。

上が51年8月、下が52年3月のもの。見極めが付きませんから、上下に並べてみました(笑)

細かく書かれたコピーには、1970年に生まれたセリカのストーリー、およびメカニズム、モータースポーツでの活躍等々…これまた緑色の草原の中を走る2台のセリカを背景に、滔々と語られています。


そんな内容ですからね…この部分では一言一句変わってはおりませんっ。。。



そしてページ左隅を見ると、LBの真横から見た姿がグレードごとに4つ並んでます。
いやぁ、実に気持ちが昂りますっ!!!!

で、はやる気持ちを抑えて、次をめくると…



LB のお尻が見える。
そのまま左の見開きページを開くと…






キターーーーーっ!!!

真っ赤(トロピカルレッドだっていうの…)なリフトバック2000GTが走ってますっ!
このアングルから見ると、もう泣きそうなほどかっこいいじゃありませんかっ。。。。。



でもマニアはこれでは済みません。
何か違いがないかと、目を皿のようにするわけですが…残念っ。違いはどこにもありません。せめて新たに設定されたアルミホイールでも履かせてくれりゃよかったのにねぇ(笑)

だから普通の箇所に目がいきます。
それは、まずリヤの「TTC-C」バッヂ。
先日の“後期モデルの前期”カタログでは、リヤウィンドウにステッカーが貼られてるって書かれてました。「デザインは変わるかもしれません」なんて、カタログにはあるまじき表現の注釈とともに。
でもついにここにきて、初めてバッヂが付けられたんですね。
はたしてこのステッカーからバッヂへの切り替えがいつなのか…は、パーツリストでは「51年3月から」設定されてたようになってますけど、いやぁ知らなかったぁ。。。

二つ目は…やはりサイドモールでしょ。
赤いボデーにはどうもブラウンカラーのモールが付くように見えます。
あれまっ、ブラックはまだしもブルーじゃなかったんだ。。。



さて、冷静になって見開きページを元に戻すと…そこにはLB2000GT内装写真が載ってます。
それぞれインパネとシートが紹介されてますが、実はここにこそ誰もが知っている(?)有名な変更点があるんですよ。

それは…

シート表皮が「ニットテープヤーン」っていう織物から「ファブリック」に変わったこと。つまり平べったいテープ状の毛糸で織られた布(?)から柔らかな布に変更されたってことだと勝手に思ってますが…実のところ私にはよくわかりません(汗)
どなたかご存じですかぁ??



でも写真を見ると、見た目が全然違うのがお判りでしょう!?


上の「黒いビニール系の表皮」が、下の「灰色の布」に全面的に変わってます。



…で、思った。

「やるなぁ、これもお得意のCG処理なんだろうなぁ?」って。





ところがよく見ると…背景の竹林(?)の枝ぶりが全く違うことに気がつきました!!!

そうです、これはあきらかに…同じような背景を探して撮影し直した「別物の写真」なんですっ。
しかも極力同じようなアングルで撮ってるのがわかりますね。よく見ると、かなり違うけど…(汗)
まぁ、なるべく似せようとした努力は伝わってきますよね(笑)
だって私も今回初めて気がついたんですから!!


っていうことは、もう一枚のインパネ写真ももしかして…!?





ではここで質問です。
この上下の写真、いったいどこが違うでしょうか???










わかりましたか???








はいつ、答えは…シート表皮が違うのはもちろんですが、シフトレバーのポジションも違うし、時計の示す時間も変わってるんですよね。

つまり、これもあきらかに撮り直ししてるんですよっ。
だからもちろん、窓の外に見える草木もすべてが…似て非なるモノ!

ついでに、下の写真ではステアリングの下にオプション扱いの「リモコンミラーのレバー」が見えます(笑)

これも撮り直してるって確証したひとつの理由でもあります。

いやぁ、ホント手間かけてますよね。
スタッフさん、偉いっ!!!





続いて、クーペのGT系を紹介したページに移りましょう。




これも全体の基本的な構成は変わってませんが…左端の内装写真はやはり総入れ替えされてるようです!?



ここで悩んじゃうんですが…ブラウン系のダッシュボードにアイボリーのシートといった組み合わせの内装が、黒系で統一された内装に変わってますが…「GT系はこの内装しか選べなくなったってこと」を表しているんでしょうか??

実はボデーカラーとの内装色の組み合わせって言う肝心の情報が、このカタログからはいまいち伝わってこないんですよ。
特にGT系は…また別のページでも紹介しますが、内装色の選択肢が無くなっちゃったとしか思えないんです???





さて、話を戻して…


あっ、今回はここまでとしましょうね(笑)書きたいことはまだまだありますから。
ブログ一覧 | カタログ セリカ | 日記
Posted at 2017/10/27 12:50:29

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この記事へのコメント

2017年10月27日 13:39
LBのお尻からの画像最高っすね~。
コメントへの返答
2017年10月27日 21:23
ほんと、最高でしょ!
真っ赤なボデー…たまりませんっ。

実はオレンジっぽい朱色なんですけどね。。。
2017年10月27日 19:51
インパネ写真はドア内貼りの違いでしょうか?
コメントへの返答
2017年10月27日 21:24
おぉっ!?
あわてて見直しましたが…こりゃ、写真写りが悪いんですよ。
モノは変わってません。。。


…と、思ってます(汗)
2017年10月27日 21:30
興奮度MAXでございますぅ! 赤いLB見て、百恵ちゃんのあの曲を思い出したんですよ。すると、どうでしょう、百恵ちゃんが歌ったのはなんと53年の春だったんですよ。ってことは、阿木燿子はこのカタログ見てたんじゃないかと、強引に想像してみるOYJ。
 でもって、シートの話ですが、ニットテープヤーンのシートですけど、今まで前期と同じと思っておりましたが、今回良く見ると、前期にある「通気穴」が後期には無いんですねぇ。また一つ学びました。
 写真が取り直しバレバレなのは、まだ例の担当者が未熟だったんですよ!だって、時計撮影の基本は10時10分という基本も分からなかったんですから(ここのところは、マジでビックリです)。このバレバレを変態意地悪上司に「XX君だめじゃないか!これじゃまったく使い回しに見えないだろ!!」と叱咤激励されて、スープラの頃にはまさに石ころまで寸分違わぬまるで、「使い回しのような取り直し!」ができるまでに成長したんですよ。人に歴史ありカタログにも歴史ありです。遡って見るといろいろなことが分かりますね。
 でGT白内装ですが、ブラリミを含めて考えるとある結論が出そうな気がします(でかバン様は、既に私が何を言いそうかはお分かりですよね)。チェリーな私は、つい「候」になるので、今日は自粛し後日に回しましょう。それと、これまでの各代のカタログ考察から推察するとニットテープヤーンから、ファブリックに変わったのがRA28からRA35への変更と同時かどうかも、検討する必要があるように思います。
 インパネ写真の比較ですが、私も川添様のご指摘のドア内張りのトリムが違うように見えますが、写真のせいでしょうか?あと、ウインドレギュレーターの閉位置での角度がずれているようにも見えます。
 GT&GTVのバンパーですが、当時の記憶ではGTVでは微バンパーをまれに見たことがあり、走りのGTVだから軽量を選んだのか?と思ってました。GTに関しては、2~3台くらいしか記憶に無く、ほぼ完全に巨バンパーでした。私も、セリカに関しては明らかに「巨」派です。但し、尾根遺産に関しては何故か「微(美)」派ですねぇ!コークボトルラインのお好きなでかバン様は、きっと両方とも「巨」派なんでしょうねぇ?!
コメントへの返答
2017年10月28日 6:31
萌えちゃいましたぁ?!
さすがの検証…あの曲は53年でしたか!? 初代ターセル/コルサがそれくらいですから、確かに納得!! あれ、市場じゃ人気ないですけど、私大好きなんですよ(笑)
シートの通気穴は、ラグジュアリー感あふれる後期(うそ!)には似合わないんですよっ、きっと。
写真の撮影君…相変わらず突っ込みますねぇ(笑) うっかりソックリ度を不足したまま撮影しちゃって怒られ…以降努力に努力を重ねての修行三昧。いまじゃ砂粒の配置さえ間違わずに再現するという神業を習得した彼は…今頃人間国宝でしょうか(←しつこい?)

時計は大昔に、シチズンのデジアナが出た時の広告を眺めてて気が付いたことがあります。確かに針の位置は皆そろって10時10分でしたよね。(ちなみに…デジタルでは10時9分35秒でしたよ…確か)
やはり左右ほぼ対称がカッコよく見える形なんですよね、アナログ時計では。

シートの色は…海外向けにはそのまま残ってるようなのでまた厄介(汗)
ここら辺はまたどこかでアップしますか!?
でも日本向けはやはりちょっと変わってくるんですよね…困ったもんですが、28→35の変更時の項目にはシート表皮の変更がありますので、間違いはないと思ってます。
ただ不安なのが…エンジン型式によって35になったタイミングが違うのと、この時期の変更はいわゆるランニングチェンジ(つまり、スパッと切り替えるのでなく、部品が無くなり次第切り替える)ってことをやってるようなっ気もしますので…正確な切り替え時期は確かに微妙なんですよね。これは友人らのクルマを見てるとよくわかります。。。
「年式と違う部品が付いてるような…」って声はこの時代のクルマでよく聞きますもん(汗)

ドアの内貼り…シルバーのラインの本数とか、そこの欠けの数とか…いえいえ、これはすべて既出の“撮影君”の照明ミスによるイタズラです。。。
レギュレーターの位置は…笑っちゃいますね。まぁ個体差ってことで(汗)

チビバンパー…2台だけ知ってますが、どうなんでしょ?たぶん工場側でも当たり前のように吸バンばかりを作っていたんじゃないでしょうか!?流行りですし、なにせ対米向けが生産量のほとんどを占めてた時代ですからね!!

私、上の巨は…苦手なんですが、間のキュっは大好きです(笑)
2017年10月28日 0:22
RA28とRA35の違いがようやくわかりました(^^)

解説ありがとうございますっ!
コメントへの返答
2017年10月28日 6:33
いえいえ、まだまだ奥が深いですよぉ。。。

ここら辺は楽しいですからね、続編をお楽しみくださいませっ!!
2017年10月28日 8:53
モデルチェンジ寸前の初代セリカの末期の売上はどうだったんでしょうか
当時としては登場から7年経っているしあの2代目のスタイルを見て在庫者を買った人が多い?
コメントへの返答
2017年10月28日 17:48
まさしくそのような人が多かったかもしれません。
でも選択肢は…「走らない後期型」と「思いっきりイメージチェンジした形の2代目」ですから、選択としては…排ガス対策前の中古車を探した人が多いと思いますよ!
2017年10月28日 9:58
いよいよビッグバンパーの本領域に入ってきましたね。ウキウキです~!
夕べは,何をコメントしようかと悩んでいるうつに不覚にもあまりにも気分良くなって寝入ってしまいました。
おかげさまで夕べの夢は,なぜか私のボロボロのセリカを極上に仕上げた後37か71のトレノも所有していまして,それでツーリングに出かけるという世にも奇妙な物語でした(笑)。

さて,セリカですが,以前書かれたようにLBが「51年1月」まで,RA28のままで来ているのは,おもしろいですよね。
↑の方がおっしゃるシート地ですが,私のセリカはS51.12ですが,すでにファブリックです。でかバンさんのも確かファブリックだった問いかがったような気がします。
 私は,「51年8月」「51年10月」そして「52年1月」の3冊のカタログを所有していますが,「51年10月」のカタログを見ると,シートがニットテープヤーンからファブリックに変更され,内装もブラック一色になったようですが,まだ良く見ていませんが,他にも多く見られるかもしれません。
でも,知り合いのワンオーナーのセリカLBは,10月納車にもかかわらず,ニットテープヤーンです。名古屋のお膝元,トヨタの工場に勤めていらっしゃいましたこともかんがえますと,ニットテープヤーンの最終型かもしれません。たぶんでかバンさんがおっしゃるように,販売が終了した時点から,順次新しいものに変えていったか,在庫が無くなった時点で買えていったかだと思います。本人いも聞いたことがありますが,購入時点ではファブリックがあることを知らなかったと言っていますので,工場に勤めていながら知らないと言うことも少し不思議でした。あるいは,トラブルを避けるために注文時点のカタログのものを納車したとか?疑問は拡がります。

今,この本皮の革巻きハンドルがものすごく欲しいところです。
ハンドルカバーはしていますが,細巻きハンドルは辛いですよね。
コメントへの返答
2017年10月28日 17:45
夢と言えば、先日…ついに満島ひかりさんが出てきちゃいました、私の夢の中に(笑)
ストーリーはおぼろげに覚えてますが、なんかずっとお話ししてる夢だったような!?
何だろう、あれは???まるでアイドルに夢中になる青少年のようですわ、私。。。

そっかぁ、51年10月のカタログを探さなきゃいけませんね。
私のセリカ…そういえば51年10月登録だったと記憶してますが、すでにファブリックシートがだったんですよ、確か。でも10月登録ってことは、生産はもっと早いわけで…やっぱり???(車検証、見てみますね)
こりゃ久しぶりにカタログ集めに走らなきゃいけないかも。
51年10月と52年1月、ともに大きな変更があった時期なのかもしれませんからね???
でも…高いんだろうなぁ(滝汗)

お知り合いの方は、ニットテープヤーンであってるはずです、生産は登録より早いはずですから。だから私のがおかしい?!
でもそもそも購入時は室内にチンチラ貼りされてたクルマですから…内装一式、解体車から交換した際にとってきたシートがファブリックだったのかもしれません。すでに記憶が薄れちゃってるんで(汗)

でもとにかく謎が謎を呼びますね、これは。
サイドモールの色…まずはこれが最大の謎ですっ!!!

ステアリングは…革巻きになってもきっと太さはそれほど変わらないと思いますよ。

プロフィール

「@ヘルメス阿部さん、あはは、ナイスな突っ込み! これ、気がつかなきゃアホでしょう?!」
何シテル?   08/08 18:10
小学生の頃に憧れたセリカ。平成元年に入手し、はや34年目に突入。それからもちろん、悪天候なんてまったく躊躇せずずっと日常的に乗り続けてます。 だって乗りたくて...
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