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2024年06月06日

【過去のmixi日記を見てみよう】その85…プリウスいじり

【過去のmixi日記を見てみよう】その85…プリウスいじり 2010年当時、まだ実家では初代プリウス後期型が現役だったようで、その後2年ほどでスペイドに乗り換えてたはずですから…もう既にボロボロだったように記憶してます。
なんたってオヤジもこの時既に70を超えてましたので…(滝汗)

で、その高齢対策の一つの作業を見てみましょうか。

2010年5月14日の日記です。



先週の土曜よりセリカを車検に預け、代わりに持ってきたのがオヤジの初代プリウス。すでに10年目に入るも、実は私ほとんど運転したこと無かったわけで。でも聞けば「全然壊れないし良く走るぞ!」っていうので、今回は無理言って借りてきてたんです。オヤジもオフクロも、あまり乗らないって言ってたんで。
で、初めてこいつで5日間通勤してみた感想は…正直 “驚き” のひと言です。

もちろん最大の驚きは「燃費が20キロ強/リットル」ってことですが、初代モデルでこれですから、現行モデル(注:この時点では2代目の末期)では、きっともっともっと凄いんでしょうね?! もう想像つきませ~ん(汗)

そして次に驚くのが「抜群の静粛性」。 
モーター走行してると、マジで「タイヤのロードノイズがうるさく感じる」ほどなんですからね。

そして乗り心地。
これは好き嫌いあるとは思いますが、やわらかめのクッションが効いたシートが、何ともゆったりとカラダを包み込み、不快な振動がまったく伝わってこないんです。
だから…寝ましたとも、何度も運転中に(爆)
朝の通勤時に何度ともなく必ず遭遇する “信号待ち渋滞” …この時は不意に、フッと意識が遠のく(汗)
で、すかさず後ろから「ピッ」てクラクション鳴らされて慌てるってことが…増えましたね(滝汗)

なんとなく気に入ってしまいました、このクルマ。
ってことで、延長して月末頃まで借り続けてやろうって思ってます。
(その頃には当然セリカの車検は終わってるはずなんですけどね。)

ちなみに先ほどウチに配送に来てくれた宅急便の兄ちゃんがひとこと「まさか、あのクルマ乗り変えちゃったんじゃないでしょうね(汗) 最近見かけないから心配してるんですよ~っ!」だそうでした。
あはは、ご心配なく!です、たぶん。



ってことで、代車として借りたオヤジのプリウスでしたが…勝手にちょっといじることにしました。

5月15日の日記です。


すっかり愛着のわいちゃったプリウス君。1週間も使ってると、ちょっとは手を加えたくなりますよね。
で、当初から気になってた『リヤバンパーにバックセンサー』を付けることにしました。ナゼかって…そりゃ、ハイデッキなデザインゆえ、座高の高い私でさえ、十分に後ろが見えないものですから。。。(だからオヤジも何度もブツケてまして、リヤバンパーが凸凹のハゲハゲになっちゃっているんです。)

そこで、今回入手したセンサーはヤフオクでなんと3000円弱のもの。
この価格で『距離表示つきの液晶ディスプレイ+4つのセンサー+穴あけ用のホールソー』まで付属してるんですから、こりゃお買い得ですよね。ちょっと信じられないほどです?!
だから当然、『距離表示』なんてのはかなりアバウトなんでしょうけど、そんなことは当然と思わなきゃね…このお値段なんだから、文句言っちゃいけませんぜっ。

そして、品物が昨夜配達されてきましたので、さっそく本日作業に取り掛かります。で、一番大変な作業だったのが…穴を開ける位置を決めること。
4つのセンサーの高さや、間隔がバラバラではカッコ悪いですからね、それを設置するための位置決めと穴あけ作業だけは、特に慎重に進めます。

でも一度穴の位置さえ決めちゃえば、もう迷いませんから、次にはとっととバンパーを外しちゃいます。

このバンパー、実はクリップ数個とナット10個で固定されてますが、そこにたどり着くのに、トランク内の内装を外す必要があり…これがかなり大変でした。
なんたってこれらを留めているのはすべて樹脂製クリップ。我等 “旧車乗り” にはおなじみの金属製のプラスネジなんてどこにも無いんです。だから…どうやって外すのか見当がつかない(汗)。

結局いろんな種類のクリップを、ある時はチカラずくで、ある時にはこねくり回して適当に…破壊することなくなんとか取り外し、やっとバンパーを留めてるナットにアクセスできるようになりました。 組立て時の作業のしやすさを優先に、指先で押さえるだけで固定できるクリップは、組み立て現場としては確かにありがたいんでしょうが…取り外しの作業性はもちろんそれほど考慮されているようには思えませんから、結構頭使いましたが、それでもなんとか作業完了。

で、驚いたんです。
外したバンパーは…内部に何の構造物(リインホースメント)もない、ただの一枚の皮だけっていうシロモノだったんです。

alt
でも良く見りゃ、ボディ側に何かカバーが付いているんですが、コリャなんだ??  
alt

場所からして、きっとこのカバーを外せば、車体のフレーム後端が見えるんじゃないかな? で、きっと輸出仕様なんかはこの部分に開いているであろう貫通穴を通して、車体のフレームにガッシリとしたアブソーバーを介してバンパーが取り付けられているんじゃないかと思うんですが(事実は不明ですけど)、この車はそこまでされているわけではなく、だからこうしてカバーだけでごまかしてるんではないかなぁ???知らんけど。。。
なので、ちょっと好奇心ゆえに、このカバーを外して中を覗いてみようと思います。
すると…


穴も何も無いじゃん(怒)

alt
いったいなんだったんでしょうね、これは??

そしてそれ以前に…バンパーの役割ってどうなってるんでしょうか???
という疑問を残しつつ、続きます…。



へぇ、すっかり忘れてましたが…このバンパーの構造にはほんと、おどろかされましたっけ。次の写真見てもわかりますが…裏側には何もないわけで?!
だからあの膨らみは、間違いなくバンパーカバーを後ろ側から支えてて、ぶつかった時の衝撃を、フレームにつなげる役割なのかもしれません??
ほんとうかなぁ??

さて日記はまだ続きます。



ちょっと寄り道しちゃいましたが、すぐに本来の作業に戻ります。
外したバンパーカバー(って呼ぶそうです、正式には)の上の、しっかり位置決めして決められた印を元に、付属の22ミリのホールソーの刃をあて、イッキに穴を開けちゃいます。

いくら最初からキズだらけのボロボロなバンパーとはいえ、もう後には引けなくなってしまうこの作業には、さすがにちょっとドキドキしますね。
でもイメージどおりに穴が開きましたので、そこにセンサーを4つ埋め込み、そして順にコードをまとめていってバンパーカバーの裏側に、キレイに這わせます。
alt

で悩む。
さて、こいつをどこから車内に引き込むべきなのか…?
他の既設配線コードの引き込み穴は、一切見当たりません。
テールライトのパッキンの隙間には、配線を通すほどの余裕は全くありません!

こりゃボデーに穴開けるしかないかな…って思ったとき、良く見りゃ右フェンダー隅に大きな換気口が開いていることに気が付きました。たぶん密閉した状態でのドア開閉をやりやすくするための換気口なんでしょうから、これを利用しない手はありません。
構わずコードをここから室内に突っ込みました!

続いて室内側の配線も行っていきます。
この車の特徴といえばセンターメーター。それゆえハンドルの前面には大きな空間がありますので、ステアリングポストの上に『センサーの表示パネル』を設置することにしました。
alt

そこからの配線をサイドシルの室内側カバー裏を這わせてリヤまで通し、リヤシート下の空間よりトランク部分に通して、先ほどのバンパーからの配線とともに、センサーのコントロールボックスまで引っ張りました。
このコントロールボックスはトランクルーム内張りを剥がしたデッドスペース内に設置し、ここにすべての配線を繋ぎます。
電源はもちろん後退時に稼働させるため、バックアップランプより分岐して取ることで間違いなし!

以上で設置はおしまい。
動作確認して、内張りをすべて戻せば…完了です。

alt

シフトレバーをリバースに入れれば、センサーが障害物に反応し、音と液晶表示で“おおよその”状態がわかるみたいです。
まぁ、この “おおよそ” ってのが、どこまで信用できるか…なんですが、私の場合は “ピーピー音だけ” で充分ですので、これで良しとします。

と、ここまで終わったところで、「セリカの車検が終わったから引取りに来て!」との電話が実家から掛かってきました。整備工場からは実家に持ってきてくれるようにお願いしてましたので。
ってことで、この機能を十分に体感するまもなく実家にクルマを戻しに走り、先ほどセリカを引き取って帰ってきました。

オヤジからさっき掛かってきた電話の様子では、思った以上にこのギミックに喜んでくれているみたいなんで、まぁ良しとしましょうか。

それよりも、1週間ぶりに乗った我がセリカの…うるさいことうるさいこと。あらためてビックリですわ。




あはは、セリカから見れば、この時の初代プリウスなんてのは、超先進的な車ですもんね。そりゃ、全く違う世界の乗り物のはず?!

あっ、ウィッシュ君も…そういえば前時代のくるまだなぁ、プリウスと比べちゃうと?!
あはは。。。
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Posted at 2024/06/06 05:21:27

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この記事へのコメント

2024年6月6日 7:10
おじゃまします。
初代プリウス、もす少ししたらお宝だったかも知れませんよ。
コメントへの返答
2024年6月7日 19:04
やはりそう思いますよね?!
でもこの前期型は、バッテリーの永久保証だったようですが、後期モデルになってからは、有償交換と言う事になりましたので、さすがにそれはねぇ?!まぁそれ以前に、この後はどんどんボロボロになっていくんです、このプリウス君は。
もうオヤジの運転が危なっかしくなっちゃって…傷が絶えなくなっちゃったんですから。。。
2024年6月6日 10:06
バックセンサーを自前で取り付けとはずいぶん大変な作業を楽しみながらやってますね。
配線を後ろから前までなんて面倒くさがりの私には出来ません(笑)
プリウスはアクアが発売された時に試乗で数キロ乗りましたが衝撃でしたね。
わかってはいたけどモーターのトルクのすごいこと。
アクアとは排気量差があるのもあり速さが全然違う。
短距離しか乗ってないので雰囲気だけですが体がちょっと受け付けなかったです。
この先もし買い替えするなら80〜90年代の車探さないと無理ですね(笑)
コメントへの返答
2024年6月7日 19:07
当時、このバックセンサーはかなりネットで売ってましたよ、安く。
今ではあまり需要が無いでしょうけど・・・なかなか楽しい工作だったのを覚えてます!
バンパーなんて、こんなに簡単な構造でいいのかなぁってまじで不安になったんですもん…。

あはは、モーター加速、最近会社の車に乗るようになってから…麻痺してきました。そりゃ、ミサイルと化すのもわかりますわ(爆)
ただアクセル踏めば、一気に走りますからね…怖いっす。。。
2024年6月6日 11:16
初代プリウスの解剖画像ありがとうございます😊
確かに後ろが見にくいので…でかバンさんが先日されてましたレー探にバックカメラの組み合わせで乗り切ろうと思っております♪
母から受け継いだ11プリウスは昨年の9月に入院してから戻ってきておりません。。。
コメントへの返答
2024年6月7日 19:08
意外にトランクが高いんですもんね。
あらまぁ、まだ入院中ですか??どこが壊れちゃったんでしょうか???

とはいえ、前期プリウスもついに補給バッテリーの供給が止まっちゃったって聞きましたもん…厳しいですよね。
2024年6月6日 12:20
ブラジャー式クラッシャブルゾーンなんですね
スケスケだったら潰れやすくフリルが付いてたら衝撃分散 電車に乗っている尾根遺産のブラ触ったらよくわかりますよ (笑)

セリカのキャッチコピーは「未来の国からやってきたセリカ」
静かな車は過去のテクノロジーなんです
信号待ちで寝てクラクションなんて良い人でしたね  怖いおじちゃんだったら冷凍されミンチにされて海に流されますよ



コメントへの返答
2024年6月7日 19:12
今思うと、かなりいい車でしたよ、初代に限っては。売れば売るほど赤字だったって話は有名ですが、確かにシートの柔らかさは格別でしたっけ。

マジで、何度も寝ちゃったように記憶してますよ。
とにかく窓開けてても…ダメだったなぁ?!
2024年6月7日 19:22
この初代プリウスって、今から振り返っても、なかなか革新的に思います。当時、知人が発売直後に購入して乗ってましたが、やはり、初期モデルでは、細かいマイナートラブルに見舞われたようでしたが、彼はとても気に入って、初代の後期というか本当の末期に買い替えて、10年程愛用してましたから、私としても印象的なモデルでした。確かに、独特なふんわりした乗り味はありましたよね。因みに彼によれば、初代でも初期と比べ末期は別モデルのように良くなってたといいますから、トヨタのハイブリッドにかける想いは相当なものだったんどろうなと思います。
それはともかく、でかバンパーがウレタンバンパーになった頃は、内部にウレタンの緩衝体があったのに、もはや、この時代でもドンガラだったんですね。
この外側のバンパー風パーツが、バンパーカバーと称することから、このCカップ?🤣みたいな謎の出っ張りが、まさしく「バンパー」そのものなんじゃないでしょうか。 隠れオーバーライダーみたいな感じで。
ゴッツンしたら、このカップが潰れてボディ護るんじゃないですかね? ドッカーン!!だと無力でしょうけど。(笑)🤣
輸出仕様だと、でかバンさんの予想のように、この凹みのところに穴があって、ちゃんとフレームからダンパーが伸びていて衝撃吸収するじゃないでしょうか?
この取付けでは、コードを隠すのと取り回しが最大の手間だと思いますが、流石に丁寧に仕上げられてますね。近所のオッサンも、同様なのを古いカローラにDIYで付けてますが、センサーから、バンパーの外側通って床下に引き込んでましたよ。😂
今も持ってたら立派な希少旧車なのに、嗚呼もったいない、もったいない!☺️
コメントへの返答
2024年6月8日 12:48
そうなですよね、後期モデルになってから海外に輸出され始めましたもん・・・全く別モデルじゃないかって思えるほどに洗練されたんですよね。とともにバッテリーも全く地型タイプに変更されていて、信頼性も格段にアップ・・・前期オーナーさんは驚いたことでしょう?!
バンパーの中身にはほんと目を疑いましたもん。不思議でしょ??

今になって思うと、これでもバンパーカバーがしっかりと成形されてますので、これだけでも十分に衝撃は吸収されるんじゃ無いかと?!
いやいやいや・・・。

この時代のクルマはこうやって好き勝手にいろいろな加工ができるから良いんですけど、今のクルマはこれすら手が出せないようですね。なぜならそこら中にセンサーやらカメラが仕込んであって・・・ちょっとでもぶつけると、そこの画角が変わっちゃうから、コンピューターが補正しきれなくて不調になるとかならないとか?!
う~ん、困りますねぇ、こう言うのって???

さぁ、どうしましょ。。。
2024年6月9日 17:31
初代の前期はバッテリー、モータやジェネレータか過負荷になるとクルマが『もうダメ』と判断し『カメさんマーク』がインパネに表示されました。
『高速道で加速しない』とか『坂道を登れない』とか、散々な評価もありましたが、ユーザの多くは落ち着いたもので『またか…』とおおらかに受け止めた方も多かったとか。
後期モデルでは、バッテリーとモータ、ジェネレータと動力分割機構の改良で、カメマークも無くなっていました。
21世紀に間に合わせるためには色々大変だったんだのですね。
コメントへの返答
2024年6月9日 22:02
手の掛かる子ほど可愛いと言いますもんね?!
初代は「赤字でもいいから出せ!」ってことでしたので、ある意味お客さんもテスターのような位置づけだったはず。
だからこそ、後期型では全く別物のような格段に性能がアップした車になったんですよね。

カメさんマーク…有名になりましたっけ(笑)

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「@えすしよう さん、ひと足先に…逃げ出してます(笑)」
何シテル?   05/02 16:49
小学生の頃に憧れたセリカ。平成元年に入手し、はや34年目に突入。それからもちろん、悪天候なんてまったく躊躇せずずっと日常的に乗り続けてます。 だって乗りたくて...
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