
2010年当時、まだ実家では初代プリウス後期型が現役だったようで、その後2年ほどでスペイドに乗り換えてたはずですから…もう既にボロボロだったように記憶してます。
なんたってオヤジもこの時既に70を超えてましたので…(滝汗)
で、その高齢対策の一つの作業を見てみましょうか。
2010年5月14日の日記です。
先週の土曜よりセリカを車検に預け、代わりに持ってきたのがオヤジの初代プリウス。すでに10年目に入るも、実は私ほとんど運転したこと無かったわけで。でも聞けば「全然壊れないし良く走るぞ!」っていうので、今回は無理言って借りてきてたんです。オヤジもオフクロも、あまり乗らないって言ってたんで。
で、初めてこいつで5日間通勤してみた感想は…正直 “驚き” のひと言です。
もちろん最大の驚きは「燃費が20キロ強/リットル」ってことですが、初代モデルでこれですから、現行モデル(注:この時点では2代目の末期)では、きっともっともっと凄いんでしょうね?! もう想像つきませ~ん(汗)
そして次に驚くのが「抜群の静粛性」。
モーター走行してると、マジで「タイヤのロードノイズがうるさく感じる」ほどなんですからね。
そして乗り心地。
これは好き嫌いあるとは思いますが、やわらかめのクッションが効いたシートが、何ともゆったりとカラダを包み込み、不快な振動がまったく伝わってこないんです。
だから…寝ましたとも、何度も運転中に(爆)
朝の通勤時に何度ともなく必ず遭遇する “信号待ち渋滞” …この時は不意に、フッと意識が遠のく(汗)
で、すかさず後ろから「ピッ」てクラクション鳴らされて慌てるってことが…増えましたね(滝汗)
なんとなく気に入ってしまいました、このクルマ。
ってことで、延長して月末頃まで借り続けてやろうって思ってます。
(その頃には当然セリカの車検は終わってるはずなんですけどね。)
ちなみに先ほどウチに配送に来てくれた宅急便の兄ちゃんがひとこと「まさか、あのクルマ乗り変えちゃったんじゃないでしょうね(汗) 最近見かけないから心配してるんですよ~っ!」だそうでした。
あはは、ご心配なく!です、たぶん。
ってことで、代車として借りたオヤジのプリウスでしたが…勝手にちょっといじることにしました。
5月15日の日記です。
すっかり愛着のわいちゃったプリウス君。1週間も使ってると、ちょっとは手を加えたくなりますよね。
で、当初から気になってた『リヤバンパーにバックセンサー』を付けることにしました。ナゼかって…そりゃ、ハイデッキなデザインゆえ、座高の高い私でさえ、十分に後ろが見えないものですから。。。(だからオヤジも何度もブツケてまして、リヤバンパーが凸凹のハゲハゲになっちゃっているんです。)
そこで、今回入手したセンサーはヤフオクでなんと3000円弱のもの。
この価格で『距離表示つきの液晶ディスプレイ+4つのセンサー+穴あけ用のホールソー』まで付属してるんですから、こりゃお買い得ですよね。ちょっと信じられないほどです?!
だから当然、『距離表示』なんてのはかなりアバウトなんでしょうけど、そんなことは当然と思わなきゃね…このお値段なんだから、文句言っちゃいけませんぜっ。
そして、品物が昨夜配達されてきましたので、さっそく本日作業に取り掛かります。で、一番大変な作業だったのが…穴を開ける位置を決めること。
4つのセンサーの高さや、間隔がバラバラではカッコ悪いですからね、それを設置するための位置決めと穴あけ作業だけは、特に慎重に進めます。
でも一度穴の位置さえ決めちゃえば、もう迷いませんから、次にはとっととバンパーを外しちゃいます。
このバンパー、実はクリップ数個とナット10個で固定されてますが、そこにたどり着くのに、トランク内の内装を外す必要があり…これがかなり大変でした。
なんたってこれらを留めているのはすべて樹脂製クリップ。我等 “旧車乗り” にはおなじみの金属製のプラスネジなんてどこにも無いんです。だから…どうやって外すのか見当がつかない(汗)。
結局いろんな種類のクリップを、ある時はチカラずくで、ある時にはこねくり回して適当に…破壊することなくなんとか取り外し、やっとバンパーを留めてるナットにアクセスできるようになりました。 組立て時の作業のしやすさを優先に、指先で押さえるだけで固定できるクリップは、組み立て現場としては確かにありがたいんでしょうが…取り外しの作業性はもちろんそれほど考慮されているようには思えませんから、結構頭使いましたが、それでもなんとか作業完了。
で、驚いたんです。
外したバンパーは…内部に何の構造物(リインホースメント)もない、ただの一枚の皮だけっていうシロモノだったんです。
でも良く見りゃ、ボディ側に何かカバーが付いているんですが、コリャなんだ??
場所からして、きっとこのカバーを外せば、車体のフレーム後端が見えるんじゃないかな? で、きっと輸出仕様なんかはこの部分に開いているであろう貫通穴を通して、車体のフレームにガッシリとしたアブソーバーを介してバンパーが取り付けられているんじゃないかと思うんですが(事実は不明ですけど)、この車はそこまでされているわけではなく、だからこうしてカバーだけでごまかしてるんではないかなぁ???知らんけど。。。
なので、ちょっと好奇心ゆえに、このカバーを外して中を覗いてみようと思います。
すると…
穴も何も無いじゃん(怒)
いったいなんだったんでしょうね、これは??
そしてそれ以前に…バンパーの役割ってどうなってるんでしょうか???
という疑問を残しつつ、続きます…。
へぇ、すっかり忘れてましたが…このバンパーの構造にはほんと、おどろかされましたっけ。次の写真見てもわかりますが…裏側には何もないわけで?!
だからあの膨らみは、間違いなくバンパーカバーを後ろ側から支えてて、ぶつかった時の衝撃を、フレームにつなげる役割なのかもしれません??
ほんとうかなぁ??
さて日記はまだ続きます。
ちょっと寄り道しちゃいましたが、すぐに本来の作業に戻ります。
外したバンパーカバー(って呼ぶそうです、正式には)の上の、しっかり位置決めして決められた印を元に、付属の22ミリのホールソーの刃をあて、イッキに穴を開けちゃいます。
いくら最初からキズだらけのボロボロなバンパーとはいえ、もう後には引けなくなってしまうこの作業には、さすがにちょっとドキドキしますね。
でもイメージどおりに穴が開きましたので、そこにセンサーを4つ埋め込み、そして順にコードをまとめていってバンパーカバーの裏側に、キレイに這わせます。

で悩む。
さて、こいつをどこから車内に引き込むべきなのか…?
他の既設配線コードの引き込み穴は、一切見当たりません。
テールライトのパッキンの隙間には、配線を通すほどの余裕は全くありません!
こりゃボデーに穴開けるしかないかな…って思ったとき、良く見りゃ右フェンダー隅に大きな換気口が開いていることに気が付きました。たぶん密閉した状態でのドア開閉をやりやすくするための換気口なんでしょうから、これを利用しない手はありません。
構わずコードをここから室内に突っ込みました!
続いて室内側の配線も行っていきます。
この車の特徴といえばセンターメーター。それゆえハンドルの前面には大きな空間がありますので、ステアリングポストの上に『センサーの表示パネル』を設置することにしました。
そこからの配線をサイドシルの室内側カバー裏を這わせてリヤまで通し、リヤシート下の空間よりトランク部分に通して、先ほどのバンパーからの配線とともに、センサーのコントロールボックスまで引っ張りました。
このコントロールボックスはトランクルーム内張りを剥がしたデッドスペース内に設置し、ここにすべての配線を繋ぎます。
電源はもちろん後退時に稼働させるため、バックアップランプより分岐して取ることで間違いなし!
以上で設置はおしまい。
動作確認して、内張りをすべて戻せば…完了です。
シフトレバーをリバースに入れれば、センサーが障害物に反応し、音と液晶表示で“おおよその”状態がわかるみたいです。
まぁ、この “おおよそ” ってのが、どこまで信用できるか…なんですが、私の場合は “ピーピー音だけ” で充分ですので、これで良しとします。
と、ここまで終わったところで、「セリカの車検が終わったから引取りに来て!」との電話が実家から掛かってきました。整備工場からは実家に持ってきてくれるようにお願いしてましたので。
ってことで、この機能を十分に体感するまもなく実家にクルマを戻しに走り、先ほどセリカを引き取って帰ってきました。
オヤジからさっき掛かってきた電話の様子では、思った以上にこのギミックに喜んでくれているみたいなんで、まぁ良しとしましょうか。
それよりも、1週間ぶりに乗った我がセリカの…うるさいことうるさいこと。あらためてビックリですわ。
あはは、セリカから見れば、この時の初代プリウスなんてのは、超先進的な車ですもんね。そりゃ、全く違う世界の乗り物のはず?!
あっ、ウィッシュ君も…そういえば前時代のくるまだなぁ、プリウスと比べちゃうと?!
あはは。。。
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mixiネタ…プリウス | 日記
Posted at
2024/06/06 05:21:27