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イイね!
2024年08月25日

パイロットベアリング、取れた~ぁ。

パイロットベアリング、取れた~ぁ。 昨日のブログにアップしたように、パイロットベアリングの専用プーラーがお高くて手が出ない、出せない・・・いや、出したくないっ(笑)
ネットで見てると、ヤフーショッピングでは2000円弱で売ってるのを見かけましたが、それじゃ時間掛かります。また、もっと安いのではちょうどヤフオクで出品されてるのがあり、こちらは500円(送料別)ってのがありましたけど、当然これも時間が掛かります。
で、ネットで見てたら…なるほどっていう技を披露してる方がいて(笑)
ダメ元でそれを真似てみました。

用意するのはベアリングの内径に極力近いボルト。これにテープを巻いて、サイズ。合わせます。


こんな感じでピッタリにすればベター。(ちなみにこのベアリング、以前使おうとしたらちょっとゴリゴリ感が感じられたのでどうしようかと保管してたもの。当然これも処分ですけど。)
そしてもう一つ必要なものが…

油粘土。

これを次々と少しずつベアリングの穴から中に入れていきます。


そして一杯になったら



先ほどのボルトを突っ込む。
当然最初はずぼっと入っちゃいますが、どんどん粘土を中に詰めていって、とにかく一杯まで詰め込む。

そして…





ボルトをヒット!


すると






すごいですね。少しずつベアリングが押し出されてくるんです!!!
もちろんこの途中も、何度も粘土は補充しなきゃいけませんが・・・。



で、取れた後は


中をきれいに掃除して




おしまい(笑)
手持ちのボルトと手持ちの粘土使ったのて、費用は一切掛からず!!!


いやぁ、本当に抜けるんだってこと、今回やって証明できましたね!!!
凄いぞ、粘土っ。

で、クラッチ板を今度は表裏間違えずにセット。

こうしてクラッチまわりも復元終了。


ところがすんなり事は運ばず…この後にやることになったのが、ガレージジャッキのオイル補充。

もう10数年以上使ってると、どうしても言うこと効かなくなってます。。。特にハンドルをストロークしようとしても、途中で何度も引っかかるわ、上になかなか上がらないわ・・・まったく使えないんです。。。

なので迷わず分解・・・するも、ジャッキのピストンの支点となるピンが抜けない。



当然、ジャッキ自体の筐体を締めこんでるナットを緩めて、側を外してピンを撤去・・・ピストンを抜きます。


幸いゴムパッキンに損傷はなかったため、汚れだけとってきれいにしてからグリスアップして元に戻す

で、あとはオイルを追加。
エア抜きしたら…


無事に復活しましたので、また頑張ってもらいましょうか!!!


とにかくエンジン搭載には、ミッション自体の傾きや高さを調整するこちらのガレージジャッキが不可欠ですので・・・。

で、ドッキング作業は、エンジンクレーンでエンジンを吊るして、ガレージジャッキはミッションを下から持ち上げて…両方を少しずつ位置調整しながらやってるんですが…

ほんと、ここからがきついわけで…

すぽんって入らずに、何度もやり直す(泣)
今回も2時間ちょっと、このドッキングだけで泣きましたもん。


なので途中でいったんエンジンを再び下して、クラッチレリーズをお掃除。
気分転換です…。

せっかくなので

中身を交換


(やりおえてから気づいたんですが…3年前に交換したばかりでしたぁ。。。しまったな、異常なかったのに)

ということで、こうして少しずつ進んでいる・・・つもりですが、いまだ終わらず(汗)

台風、来るのかなぁ??
ブログ一覧 | セリカ エンジン | 日記
Posted at 2024/08/25 07:18:10

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ヨシノボりさん

この記事へのコメント

2024年8月25日 8:33
作業は確実に進んでいますね😊
この重作業をおひとりでされているのがアタマが下がります。
よりいい状態にもっていきながら…
もうあとひと踏ん張りですね‼️
何とか台風🌀が襲来するまで間に合いますように。
コメントへの返答
2024年8月26日 22:22
着実ですが、あゆみは超ノロいですもん。こんなつもりじゃなかったんですけど…やはりあまりの暑さと言う事を失念してました。。。

台風には間に合わず…です(泣)
2024年8月25日 10:17
お疲れ様です。
油注入時期なのね~。クレーンにジャッキーに♪
台風、四国、近畿、東海で上陸誘致合戦してますね(^_^;)。
今回も?誘致に強い?大阪に行くのかも(滝汗)。
コメントへの返答
2024年8月26日 22:24
皆さん、まさにお疲れモードなんです、私も含めて。

そうなんですよね。
あれだけのデータがありながら、それでも台風進路は読めないというのも、なんとなく悲しいですけど?!

なるほど…万博と一緒だぁ??
2024年8月25日 11:01
お疲れ様です
油粘土を使ったベアリング抜きにはビックリ‼️
ほんとに出来ちゃうんですね
凄い技です
コメントへの返答
2024年8月26日 22:25
まさかまさかですけど、ほんと、笑っちゃうほどの出来栄えしたよね!!

上手く考えるもんですね、皆さん。。。
感謝感謝なんですけど。
2024年8月25日 12:04
暑さもあると思います、天候も変化気にしながら頑張ってください^_^!
私はコロナ感染してしまいゆっくり自宅療養です【28日まで】。
この暑さでは車も洗えなく💦。

それでも、エンジン下ろしの重量整備は凄いです^_^!

多分でかバンさんが近くに住んでいたら、お願いしてますね笑。
コメントへの返答
2024年8月26日 22:27
コロナ、2度目だそうで…やはり辛いことには変わりないわけで、とにかく自宅監禁の状態はやむなしです!!

ジッとお過ごしくださいませ。。。つまらないでしょうけど(笑)

あはは、FRの縦置きエンジンだからできるわけで、4WDの横置きエンジンじゃ…作業は全く違いますもん、私じゃ無理です(爆)
2024年8月25日 13:12
ネットの情報もおそるべしですが、見事に抜けてしまうなんて・・・・
勉強になりました(笑)
コメントへの返答
2024年8月26日 22:28
もう笑っちゃうでしょ?!
ある人は、食パンでやったそうですけど…まぁ、原理は同じわけですもん、面白いっ!!!
2024年8月25日 20:11
この方法 シールドベアリングなら可能ですが
バイクミッションなどに使われてるオープンベアリングだと不可でした
なのでベアリング抜き買っちゃいました
コメントへの返答
2024年8月26日 22:29
そうそう、まさにその通り。
このおかげでシールしてる部分は見事にヒシャゲてましたもん…すごい圧が掛かってるんですよね。
おもしろいっ!!
2024年8月25日 21:03
粘土で取れてくるなんて思いつきませんよね。内からの粘土の圧は、均等にかかるってことですよね。隠れた技?に救われましたね。
クラッチレリーズは、私も定期的に替えています。最近、クラッチの入りが悪くなってて、気になります。
コメントへの返答
2024年8月26日 22:31
この圧はやはりすごいものですよ。見事にベアリングのシールが押しつぶされてましたもん。

ほんと、数千円以上が浮きましたっ!!!!
このベアリングはクラッチの入りにくさよりも、異音に影響しますよ。ごろごろ言ってますからね。。。
2024年8月26日 11:09
すばらしい(;^O^)メ
粘性流体を含む液体は圧力上げても体積変化しない非圧縮性流体ですから、飛~さん仰るように圧力が均等にかかるということですねー。理に叶ってます。
(^^)b
コメントへの返答
2024年8月26日 22:32
ですよね、まさしくその通り。なので抜けたベアリングは、側面が完全に押されちゃって…もうベアリングじゃなくなってましたもん(汗)

勉強しました!!!
2024年8月26日 19:22
こういう方法って、言われてみればなるほど、なんですが、最初に思い付く人の柔軟な思考力って、本当に凄いと思いますよね。😀
 そもそも、ベアリングプーラーでプルして脱着するという固定観念に囚われていたら、思い付かないですから、プルをプッシュで置き換えるという正しく180度の発想の転換😙ができるところは、天晴😇としか言いようがないと思いましたよ。
 このベアリングの嵌合しているハウジングの部分に、オイル通路とか何らかの穴があったら圧が逃げて、この方法は使えない訳ですから、与えられた制約条件の下で、最適解を導き出すこういう発想に繋がるような、お勉強の仕方、オツムの使い方を学ぶこと、単に公式、法則を暗記するのでない、その含意を理解させるような説明ってのが、本来お勉強をより面白くさせるんだろうな!って、学生時代を振り返ってしまいましたよ。😀
 それはさておき、ご自宅のガレージで、猛暑に負けずに、きっと真っ赤になって、必死に油粘土を詰め込んでるでかバンさんの勇姿に、ご近所の方々がどのような熱い視線を送っていたのか🤔が、気になるような心配なような気持ちが、同時にしてしまいました。🥹
 だって、その挙げ句にお一人でエンジンクレーンとジャッキを操りながら、ミッションとエンジンなんとか結合させてるなんて、すご過ぎますから。😮
 お怪我など無いように、くれぐれもお気をつけください。もう、お手々はボロボロなんでしょうけど。🫣
コメントへの返答
2024年8月26日 22:37
ですよねぇ、先人の知恵に感謝ですもん!でなきゃ、高い工具を買ったはいいものの、それっきり使わないまま仕舞い込んで忘れ去られちゃう…あはは、よくありがちな悪循環に巻き込まれそうですね。

そうそう、確かにここは無給油箇所なわけで…だからそこで回転しまくるベアリングって、ほんと偉大です!!それを無残にもつぶして押しだそうだなんて…罰あたりにもほどがあるっていうもんです?!

そうですね、単に公式を覚えちゃってるだけなら絶対に思いつかない技でしょうから、こういうのってほんと面白いですよね。そういうの考えるの、私、大好きです!!

もう日焼けも凄いですが、指先に力が入らないような…痛みを感じてます。
若くないからなぁ。。。
2024年8月26日 20:40
上記猫なべさんのコメントに対し、失礼を承知の上で…、
ベアリング嵌合部のハウジングにオイル通路とかなど、何らかの穴があったとしても、粘土は非圧縮性流体ですから、パスカルの定理により系内の圧力は一定で、ベルヌーイの法則から何らかの穴に掛かる力は、その断面積に比例します。
なので、その穴がハウジングより小さければ『圧が逃げて、この方法は使えない』ということにはなりません。
穴からも粘土は漏れてきますが、ベアリングは抜けるはずです。

(32分前)    

コメントへの返答
2024年8月27日 22:14
そっかぁ、小さな穴なら影響は無いってことなんでしょうかね???
まぁ、そんな穴から粘土がにゅ~っとブロックに入っちゃうと、それはそれで厳しいわけですけど。

これが粘土じゃなくて…たとえばコンニャクだったら、どうなんでしょうね??なんて、ふと思ったりする。。。

まぁ、実験はしませんっ(笑)
2024年8月26日 22:09
再コメ失礼します。
 でかばんさんにこの欄をお借りさせて頂き、LEN吉さんのコメントに感謝です。
 仰せのように、確かに何等かの穴があっても、それが、このベアリング穴径より小さいなら、最終的には、ベアリング側が押し出されますね。その穴の大きさによって使う粘土の量が異なるのと、穴無しより大きな押す力を要するという結果になりますよね。厳密さに欠けるコメント失礼しました。訂正コメントありがとうございます。
 
コメントへの返答
2024年8月27日 22:17
そうなんだぁ。
なんとなく、ちょっとの穴でも圧が逃げまくって、そっちに粘土がどんどん流れていく光景が浮かぶんですけど。。。

いや、トコロテンのように押し出されちゃう?? コンニャク畑のプルンとしたやつだったら??

なかなかイメージできないのが、文系の悲しさです。。。

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「@H.N城谷サッシー 君、いやいや展示セリカってこんなにも小さかったんだっていう錯覚ですよ。降りるなんてこと、誰も思ってませんし、そもそも…許しませんっ(笑)」
何シテル?   08/19 07:59
小学生の頃に憧れたセリカ。平成元年に入手し、はや34年目に突入。それからもちろん、悪天候なんてまったく躊躇せずずっと日常的に乗り続けてます。 だって乗りたくて...
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