
って書くと、ふ~んで終わっちゃうんですが…結局左右とも再びストラットを外して、スプリングも外して…の全バラを繰り返すことしかないわけで、気合入れて取り掛かったわけです。だって、怖いですもんね、走行中にどっかが外れたら。
さて、月曜夕方にちょっと早めに会社を抜け出し、早速作業開始。
日没までの2時間弱が勝負の時間なわけで、無駄にはできませんっ!
車体をジャッキアップして馬をかまし、タイヤ外してブレーキキャリパー、ブレーキホースをフリーにしてから、ロアアームボルトを緩めて…そして左右のストラットを引っこ抜く。
と、ここまではめちゃ順調に進んだんです…もう慣れっこですもん。
で、続いてスプリングを縮めなきゃいけないんですが…あはは、電動工具が欲しいって思う瞬間だったりする。。。
トリガー引くだけでグィ~ンって回転するからそりゃ楽でしょうけど、そんなもの持ってないのでハンドパワーに頼ってラチェットでスプリングコンプレッサーをクリクリと縮めていって…

ここでポカミスしちゃったことに気が付いちゃいましたぁ(汗)
ストラット上部でショックアブソーバーのロッドを固定してるナイロンのロックナットを…緩め忘れてたんですぅ(滝汗)

このナット、ショックを交換する際には、車載状態であらかじめ緩めておくのが鉄則。 ストラットAssyをばらしちゃった状態だと…中のショックアブソーバーのロッドが一緒に共回りしちゃってまったく緩まないんですよ。
でもインパクトレンチがあれば、こんな状態でも一気に緩めることが出来るんでしょうけど、そんなものは当然無し。
なので、勢い付けてラチェットを回してみましたが、当然緩まないんです(泣)
結局、再び車体に取り付け、タイヤも付けてからジャッキも外して車体を着地させるしかなかったわけで…そうです。つまり『振り出しに戻さざるを得なくなった』というわけで、あまりのバカさ加減に思わず笑うしかありませんでした(爆)
さて、いったん元に戻して、今度は確実にロックナットを緩めてから…再び同じ作業を繰り返すことで、無事ストラットAssyを摘出。
そしてスプリングも外して…あぁ、疲れた(爆)
さて、異音もいろいろなところで発生する可能性もあるわけですが、一番怖いのが…このカートリッジ式のショックアブソーバーをストラットケース内に収めた状態で締め付けるリングナット。

こいつの締め付けが甘いと、中でショックアブソーバーが上下に暴れてコトコト音が発生し、最悪の場合は走行中にこれが外れて足回りがグラグラになっちゃう(当然そのまま走ることはできない)わけで…
実は20年ほど前に一度経験してるんです。
この時は緩んだ状態でしたので、路肩でストラット外して増し締めして難を逃れたって言う無茶しましたっけ…若いから何とかなったのかもしれませんが?!
でも、これを確認するにはゴムブーツ(もう硬化しちゃってバキバキに割れてますけど)も外さなきゃいけないわけで…結構大変。
でも、こうして再確認し、まったく緩みの無いことが分かっただけでも、めちゃ安心できました!
でも、そうなると真犯人は…どこ?!
…と、この状態で既にあたりは真っ暗に。
よって、作業はこのまま持ち越しとなりました。。。
さて、もう一回つづけましょうかねぇ。
(ちなみに、ストラットケース内にオイルを充填したのは良かったんですが、今回のように何度も横倒しして作業してると…やっぱり全部流れ出しちゃったようです。そりゃそうだわなぁ。。。)
ブログ一覧 |
セリカ 足回り | 日記
Posted at
2025/04/05 06:49:48