
フロントのショックアブソーバーを交換したのが1か月前。それからしばらく乗ったのは良いけど、ちょっとした段差で明らかに聞こえるコトコト音。
ブログではその後、ストラット固定用の3つのナットを増し締めしたら収まった…ってありましたが、ありゃ気のせいでした。
普通に走ってる分にはあまり気が付かないんですが、路面の凸凹を通過するたびにやっぱりコトコトって聞こえるんです。
これは明らかに…ショックアブソーバーがストラットケース内で暴れてる音。
ショートストロークのショックですので、ノーマルストラットケースに入れる際には “ゲタ” を履かせることが必須でして、今回も寸法通りのゲタを入手して中に収めてバッチリのはずだったんですが…ちょっと甘かったかも?!
そこでさっそく分解。
この状態でショックのロッドを上に持ち上げると…ケース内で本体がほんのかすかに持ち上がる!?

つまりそれだけ『隙間』があるってことなんですよね。本来なら上部のリングナットをギュッと締めこめば、寸法さえ合っていれば、ピタッとショックが押さえつけられてカタカタと動くはずないんですけどねぇ?! 個体差なのか、締め付けがまだまだ不十分なのか???
とにかく今のままで再度このリングナットを締めこもうにも…もう固くて全くムリ。
だったら、何らかの『詰め物』をして隙間をなくせばいいじゃん!!
と言う事で、ホムセンで硬めのゴムシートを入手して、それをショックの外径に合わせてカット。

硬めの素材だから、めちゃ大変でしたが…

できたっ!
で、これをさっそく

この上に乗せて

そしてギュ~っとリングナットを締め付けて固定。
これでもうショック単体がケース中で暴れることは無さそうです!!!
ついでにこのFr.ストラットで気になったのが…

この隙間。
どうしてもここから砂などが入り込んで、上にあるベアリングをゴロゴロにしちゃう恐れがある?!って心配なんです。
というのも、大昔に一度ストラットをばらした時には…ここに硬質スポンジ状のシートを入れた記憶があり…

やはり部品表にもその設定が載ってますね、『ダストシール』っていう名称で。
でもさすがに材質が劣化には弱いようですから…今回はすでに替えも形も無い?!
ということで、再びホムセンで…

フェルトのシートを購入。
アッパーマウントのベアリング寸法にあわせて、これも切り出して…
セット。

フェルトですもん、当然イイ感じに変形してフィットするわけで…
何らかの効果を期待したいと思います!!!
で、ついでに今度はリヤ。
ショックの上部径が細いので、どうしてもショック自体がカタカタと動く?!
そこで今回もこの上部にカラーを差し込んで太くして、ガタツキをなくそうと考えたわけで…

(きっとこれは、RA28用のショックだとこの径も太いのかもしれませんけど…他車流用ゆえにこんな感じなんです?!)
でもここに差し込むちょうどよいパイプは無い。
そこで10ミリ径のアルミパイプを切り出して、グラインダーで縦に切れ目を入れます。

それをちょっとだけ広げて、ショック上部にぴったりハマるように調整。
本来ならこの上部に刺さるゴムブッシュの穴径を、このカラーの径にあうように広げて(これもまたメチャ大変でしたが)…

これを差し込んでショックをこのブッシュごと締め付けすれば…たぶんそんなに動かないはず?!
これ、以前も別のショックで同じことやったんですが…それなりに効果ありましたっけ。
とまぁ、満足に走れない車だからこそ、まずはほかの個所の手直しをやってみたわけです。。。
でも、とっととエンジンを何とかしなきゃ(汗)
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セリカ 足回り | 日記
Posted at
2025/05/11 05:53:46