
懐かしいカタログを引っ張り出しました。
先日の「みんとも」さんのブログにあった中古車情報で見かけたこのクルマ…
はいっ、3代目のスプリンターのセダン。
同年代のカローラが“30”と呼ばれたのに対し、これは“40”系。
厳密には、カローラが30・50・55ですので、こっちは40・60・65と、年々実施される排ガス規制に対応する度に型式が変わって行きましたが…。
で、このモデルは…セダンの最終形。
特徴は、ヘッドライトとフロントグリルの間にボンネットが垂れ下がるのと、デカいバンパー。
ちなみにそれまでのモデルは、こんな顔してました。
かなり変わってるでしょ?
さて、表題にあるように…なぜこのクルマが原点なのか?
そりゃ、オヤジが乗ってましたから(笑)
小学6年か中一のころ、このクルマが我が家にやってきたんです。
その時に見てたカタログ…捨ててなかったんですよね、私。
エライっ!
なので、こんなのも挟まってました。
競合したんでしょうか、ライバルの30カローラと?
カタログのコピー…です。セダンだけですけど。。。
この当時のカローラもスプリンターもトヨタの中では最大の売れ線ですからね、車種バリエーションは日本や海外向け含めてもうメチャメチャ多いのは間違いなく…もちろん生産している工場じゃ、もうテンヤワンヤの大騒ぎだったことは容易に想像つきますね。。。
スプリンターのこのカタログ、53年10月版ですが、セダンだけでもGS/ST/XL/DXの4グレードに排気量・ミッションの組み合わせで20数車型が見られますからね。
これがカローラの場合、スタンダード/DX/Hi-DX/SL/GSL/各Ext.もあれば、2ドアセダンもあったりで…軽く倍はあるでしょう!? もう数えられません(汗)
で、そのカタログ。
ボデー形状によって2冊に別れるんです、さすが看板車両!!
セダンとハードトップ、クーペとリフトバック…いやぁ、ワイドバリエーションですねぇ!!!!
んじゃさっそく中身を見てみましょうか。
どーん。

威張ってますねぇ、この顔。
最高級グレードGSで、しかもオプションのビッグバンパー付き。
いやぁ、私にはこれがメチャ貫禄ある顔つきに見えますね!!!
好きなんですよ、これは。。。
んじゃ次のページに…
えっ、時間が無い???
じゃ、今回は…レアなこれを(笑)
ハードトップ版!!!
フロントマスクはセダンと同じ。
でも後ろはなだらかなクーペスタイル!?
これがカローラだったら…この組み合わせは37レビンでおなじみのスタイルなんですが、スプリンターにはこのカタログの前年52年にバリエーションに加わったモノ。(逆にカローラにはクーペが加わり、レビンも同じタイミングでHTからクーペに変わりました。)
2年後の54年には次モデルにフルモデルチェンジしますから…実質2年ほどのレアボデーがこの「スプリンターハードトップ」なんですよ!!!
だからみるからに…違和感丸出し(笑)
37レビンみたいに、こいつに2T-G積むことももちろん可能だったはずですが…トレノは最初っからクーペでとおしましたら、ますます存在意義があったかどうかは不明ですね。
かえって車型を増やして、生産現場を混乱させただけ…という感じがしないでもありませんが(汗)、この実車、やはり一度も見たことは無かったですねぇ。
カローラのハードトップは結構走ってましたけど。。。
以上、まずはここまでとしましょうか。
Posted at 2017/04/09 18:04:02 | |
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