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でかバンのブログ一覧

2024年05月19日 イイね!

【過去のmixi日記より】その74…あぁ、もうちょっと根性があったのなら(泣)

【過去のmixi日記より】その74…あぁ、もうちょっと根性があったのなら(泣)今にして思うと、ほんっともったいないことしたと思っておりますが…この当時はこれが原因でエライことになりかけましたっけ(汗)
思い出しただけでも、悲しいことばかり思い浮かびますが…

思い切ってここに書いちゃおう!!
長いお話ですが…泣いてくださいませ?!

日記は2009年2月1日になってますが…事の始まりは、それを遡ること数週間のことだったような。
とあるところから「これ要らない?」って教えてもらったのが、これだったわけで…。
では日記を見てみましょう。



めちゃ風が冷たい一日でしたが、前向きな気持ちで新たな熱意をもって作業に取り掛かることにしました。
何の作業にかって?

それがこれです。

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縁あって手に入れた46年式のワンテール・ダルマセリカ。
都合によりとにかく“隅々までバラバラ”の状態になったものをそのまま引き取ってきましたので、もちろんすぐに走ることは出来ません
でも貴重な個体ゆえ、出来るところまで自分でプラモデル感覚で“復元”してみようと思っているんです。
ただ困ったことに、部品はもちろんボルト類まで欠品だらけで、何が足りないかを考えるだけでもワクワクしちゃいます(笑)

で、今日はさっそく左右ドアのガラスの取り付けからはじめることにしました。というのも、今は空っぽのドアパネルがボディの“ドンガラ”についているだけの状態ですから、これじゃ雨風しのげませんので(滝汗)

幸いウィンドウの構成部品(ウィンドガラスやモーター、リンク、ガラスランなど)はバラバラな状態で車体内部に見つかりました(!)ので、とっとと組み立てるだけでOKのハズ。

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まぁ、気楽に考えて、さっそくモーター単体の作動確認をしてみます。
「動かなきゃ、モーターばらすぞぉ!」って意気込みで取り掛かりましたが、あっけなく作動しましたっ!!安心安心。
…ってことで、今回はリンクやガラスランの古いグリスを徹底的に落として洗浄後、グリスを塗ってから取り付けることにします。
もちろん錆だらけだったので、ちょっとだけ補修はしておきました。

しかし、ただ取り付けるといっても、パワーウィンドウの機構なんて見たこともありません。そもそも私の“でかバン”はマニュアルですI(汗)
よって、かなりあれこれ悩んだ挙句、なんとか取り付け場所はわかってきたんですが、今度は取り付けるためのボルトが当然無い(爆) 近くに転がってる手持ちの有り合わせじゃ、ちょっと長すぎて中のリンクに当たっちゃうんで、また困った。。。
結局、物置の中をひっくり返して、いままで捨てずに取っておいた半端なボルトをかき集めてなんとかOK・・・でもこれじゃ先が思いやられるなぁ。
こうして一日かけて、なんとか左右のドアガラスは取り付きました。
でも・・・当然ボディー側にあるはずのウェザーストリップはありませんし、それが付くであろうベース部分の鉄製モールでさえ外された状態ですから、もちろん今回のガラスは“ただ形だけ付いた”って感じです。
・・・そういえば、クォーターウィンドもまだ付いてないわ。


しかし、本来ならまずはドアの腐食部分の再生(少なくとも錆退治)くらいはすべきだったかも知れませんが・・・順番まちがったかな??
しかもまだドアノブも付いてないんで、ドア開けるのにちょっと不便ですが・・・時間見つけてこれらもボチボチやっていくことにします。
ただ、いつまでも自宅に置いておくことはできないので・・・この先はどうなるかわかりませんっ(滝汗)




はい、そんなわけでした。
実に軽~い気持ちで着手しております。。。


で、どうなったのか…2月3日の日記にありました。




今日は会社をお休みして、作業に取り組んでおります。
というのも、先日やり残したクォーターウィンドウの取り付けが、どうにも気になっておりまして。。。
このウィンドウ部分は、モーターとそれにくっついてるリンク機構の一部が組まれた状態でドンガラボディのクォーター内部に転がってる状態でして、ガラスランやリンクの残りはバラバラになったまま、室内に転がってます。
ってことで、果たして部品は全部揃っているのか…なんてこと、わかるはずもありません!?
そもそもこのクォーターウィンドウを上げ下げするモーターは動くのか??そして、モーターがくっついたままとなっているリンク部分はスムーズに動くのか??? …などなど心配は尽きないんです。
でも、これらを確認しないことには夜も安心して寝られません。。。
で、さっそくモーターの確認をするため、ボディからこれらモーターAssyを引っ張り出そうとしました・・・が、出てこないんです(汗)だって、どう見たってボディに開いてる穴が小さいんですからね!?

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何度となく中で向きを変えてはみたものの、“絶対に不可能!”ということを思い知らされることになるわけで…(怒)
生産時はいったいどうやって取り付けたんだろうか? ほんと謎なんです・・・が、どなたか、取り外し方知りません??


結局、モーター類を取り出すことは諦め、その状態のままバッテリーを直接繋いで単体の作動チェックをしたところ…左のモーターは作動OKでしたが、右はまったく反応なし。
こうなりゃ、意地でもモーターを摘出し、直してやらなければいけません!!
でなきゃガラスの取り付けができませんからね・・・(汗)

でも、やっぱりどうしようもなく・・・時間ばかりが過ぎていきますので、先にモーターが生きている左側だけでも作業を進めることにします。
バラバラに転がっている左側のリンク部分を探し出し、スムーズに動くようグリスアップしてみました・・・が、ここにきて再び難題にぶちあたりました。

なんと、ガラスラン内をスムーズに滑るべきコロ部分が固着しちゃってまったく動かないんです。。。
それ以前にコロ自体も変形しちゃってるのもヤバいでしょう?! よって、右側に付くであろう同じ部品を左右並べて形状を比較してみると・・・右側に付くはずの同じ部品にはコロが付いてない?! それどころか、コロの心棒になる部分はしっかりカシメられており、後からコロだけ交換できる構造にはなってないことが判明。冗談じゃありません、これじゃどうしようもないじゃないですかっ(怒)
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もうお手上げです。 コロがないんじゃガラスランの中をスムーズに滑ることができません。 ってことで、これらの謎が解けない限り、リヤクォーターウィンドウは取り付けられないことになりました。いや、実際のオリジナル状態はどうなってるんでしょうかね?調べようも無かったんです。。。

まぁ、悩んでいても進みませんから、気分を変えて(笑)やれることをやりましょう。っていうことで、錆を退治してみることにしました。
まずは簡単なバンパー裏から取り掛かります。
リヤバンパーは室内に転がってましたから、さっそく裏側をチェック。 あはは、やっぱり薄っすらと(?)錆が浮いてますので、こいつをワイヤーブラシでこすり取ります。

続いて取り出したのは・・・“防錆塗料セプター101P”。
こいつは、赤錆の上から塗るだけで中まで浸透し、内部の水分子を除去しながら強固なポリウレタンのバリヤー層を形成、そのまま錆を防止してくれるという製品で、特徴はその優れた浸透性とFRPを使った腐食穴補修も可能だと言うこと。
POR15などよりも安価だというのも魅力でしたので、以前より購入してあったんです。

さっそくバンパーの裏面にこいつを塗ってみます。すると・・・面白いように浸透していくのがわかります。また金属の合わせ面のような刷毛が届かない隙間にも、さっと染み込んでいきますので作業がめちゃ楽なんです。ですので、さくさくっと作業が進み、これで気をよくした私は、引き続きフロントバンパーにも同様の処理をしようと思ったのでさっそく取り外しに掛かりましたが…ありゃりゃ、やはりボルトが固着しちゃってステーからバンパーが外れませんっ!!
まさに、「一難去ってまた一難」。。。
結局ステーごと、エンジンルーム内にあるフレームから取り外し、再度ネジと格闘した結果・・・最後にはボルトの角をなめちゃいましたが、それでも取れません。

こんな時はバーナーでの“火あぶり”に限りますね。さっそくちょっとだけ“お灸”を据えたところ、あっけなく緩んでくれましたっ!!!すごいね。

で、その中はどうなってたかというと・・・

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「中はサクサクムード」というお菓子のCMのフレーズがすぐに思い浮かぶほど、見事な錆でした。ですから、当然こいつもさらっと浮き錆を落とし、セプター攻撃をかけたところで、本日の作業は終了です。
結局、一日がんばってバンパーの錆退治だけと言う、なんともスローペースな作業でしたが・・・この先大丈夫なのかなぁ?


ところで先ほどの“セプター”、手に付いちゃったら取れないそうですが・・・我が手はすでに真っ黒けですっ(汗) あはは…注意書きに「手袋着用」と書かれてましたが、まったく見落としてましたぁ。
明日からしばらく、職場で恥ずかしい目に合いそうです。。。



あはは、いきなり困難に直面し、あたふたやってたようですが…この時はめちゃ楽しかったのを覚えてますよ。
とにかく「どうすりゃいいんだ?そっかぁ、こうすりゃ何とかなりそうだっ!」っていう頭の体操をずっと繰り返してたわけですからね。(でも当然、思ったようには進まないけど)
こんな楽しい時がずっと続けばいいのにねぇって…今なら絶対に思うはずですが、この当時はそうはいかなかったんです(滝汗)

で、この続きは、実にあっさりとした結論が…2月9日の日記に書かれてました。

泣けます…本当に。。。




“縁あって”私が引き取った解体間際の“TA22ワンテール・だるまセリカ”。
「潰すのはもったいない!」の一心で、再び走らせることを夢見て復活作業に取り掛かってみたんですが、最近ちょっと思うところがありまして・・・。

入手した当初から、①部品の構成単位(ステアリングはホーンボタンまで!)にまで徹底的にばらされた状態からの“復元の手間”や、②思いのほか多い“部品の不足”、③錆で欠落した“外板パネルの修復”など、作業の大変さは十分予想してましたので、それなりに覚悟のうえ、逆にそれらをゆっくり楽しんでいくつもりで作業に取り掛かったのはいいんですが・・・実はここに来て少しばかり弱気になってきたんです。
「はたして、自分ひとりでどこまでやりきれるんだろうか?」「そもそも今の愛車(LB)はどうするのか?LBを放っておいてまでダルマに手間をじっくりをかけてる暇があるのか?」などなど・・・次々と悩みが浮かんでくる日々を過ごすようになってきたんです。

確かに最初の頃は単純に“潰すのはもったいない”という気持ちだけが先行し、復元作業に伴う“犠牲”をそれほど考えず、「すぐに直せるだろうから、ちょっと走ることさえ出来るようになれば、あとは何とかなるさ!」的に安易に修復を考えていたんですが、作業を進めるうちに「走らせるまでにまだまだ時間が掛かるし、それ以外の修復も中途半端な状態ではなく、ずっと残せるように外板から内装にいたるすべてにわたって“徹底的に”直すべきでは?」って考えるようになってきたのも事実です。明らかに無謀ですけど。。。

でも、こうなると当然「①今ある部品のうち修復できる・できないを選別し正確に機能するように組み付け、②足りない部分をいろんなところから調達し、③欠落パネルはFRPではなく溶接による板金補修をしたうえでしっかりと防錆・再塗装を施す・・・といった手間や費用を惜しんではいけない」って思うようになってきたんです。
(大げさかもしれませんが、変なところが几帳面な…そういう性格なんです。)

でも実際には①時間ばかり掛かるうえ、せっかく組み立てても正確に機能するとも限らないこともあり ②新品・中古を含み部品の確保には限られたお小遣いでは到底無理そう(LBもまだまだ手を入れたいところありますし・・・。) ③溶接機も持ってないうえに、そもそも溶接自体やったことが無いので、上達するまでには相当の時間が掛かるはず・・・といったことが障害となって現実的な問題となってきます。
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おまけに長期間に渡り作業を続けていけるスペースが無いっていうことも大きな問題になってきてます。そもそも住宅街の真ん中で、派手な音や粉塵を撒き散らしつつ作業するのも・・・ご近所の目を気にしなきゃいけなくなってきてます。

そういったなか、あらためて多くの友人から、いろんな意見を聞く機会がありました。
その中でも何より答えたのが「家族を不幸にしちゃいけないよ!」っていう言葉。

「自分の趣味のために家族を犠牲にしてないですか?」

言われてみれば・・・先ほどの駐車スペースにしても家族に迷惑かけてるし、ご近所の目も気にしなきゃいけなくなってます。また、子供たちと接する時間も減ってますし、金銭的にも今後、いっさい家計に負担を掛けないとも言い切れません。

そう考えると、正直「家族の理解あってのクルマ趣味だよ!」っていう言葉が、改めて重く圧し掛かってきます。
今まで考えたことがなかったかと言えば、もちろんそうではないのですが、ある程度“気がつかなかったふりして”逃げていたのも事実です。

で、悩んだ挙句、自分なりに考えた結論が次のとおりです。

「クルマのレストアに手を出すのはまだ早すぎなんじゃないか?」
子供たちが大きくなるまではまだまだずっと先のこと。時間も経済的な余裕もそれまではあるわけ無いんです。
だから、資金や時間に余裕ができ、LBを手放してでもダルマにこだわるって言い切れるだけの心構えができた時点で、それから溶接などの技術をゆっくり習得していっても良いんじゃないかって思うんです。

もちろんそんな先まで今の車両を保管しておくことはできません。
スペースの問題もありますが、それ以上に問題なのは“錆の進行”。こいつは絶対に待ってはくれませんから・・・。

そこで思い切って“手放すこと”を決意いたしました。

結局何もできないまま“白旗”揚げちゃうことになり、すっきりした反面、非常に残念でなりませんが、これ以上気持ちを“あやふや”にさせないためにも、ここにこうして表明することにいたしました。

いままで応援いただいた皆様には申し訳ありませんが、是非お許しをいただきたく、お願いいたします。

今後はさっそく「引き取り先」を探すことにいたします。

(以上、思いつくままに、後戻りしないためにも一気に書き上げましたので、ちょっと変な表現もありますが、ご了承くださいませ。)



というようなことで、今読んでも至極まっとうなこと言ってますね。
でそれから15年が経ち…何が変わったのか???

「貧乏暇なし」、これは変わらず。
でもそれ以上に変わっちゃったのが、旧車を取り巻く環境でしょうか? 誰がこんな旧車価格の高騰なんてのを予想できたんでしょうか?? この頃の予想では「周りには廃車ばかりが転がってて、いつでも好きな時に拾ってこれる。」…そんなのが当たり前だって思ってましたからね。
だからこの個体も、ほぼ鉄くず扱いで手放しましたっけ。
2T-GエンジンにはHKSのハイカムが入ってたし、キャブもデカかったような?!それすら一緒にタダ同然でサヨナラしましたからね。

あぁ、時間よ戻れぇ。。。

でも…やはり私は、一台しか愛せない不器用な人間には違いないわけです。
だから今のままで、十分幸せですっ!!

Posted at 2024/05/19 05:44:02 | コメント(6) | トラックバック(0) | mixiネタ セリカ | 日記
2024年05月18日 イイね!

【過去のmixi日記より】その73…何とも悲しい思い出です。

先日より、このmixi日記振り返りは2009年の物に移ってますが、実はこの年にいよいよみんカラを開始し始めるという節目なんですよね。
とはいえ、一度に切り替えたわけじゃなくって、少しずつ…ですので、こっちに書いてあるものがmixiには無かったり、その逆もあれば、双方に違った表現がされているものもあるわけで、読み返すとなかなか面白い。
しかもその中には、もう忘れちゃいたいこともあるわけで…

次の日記は、今でも後悔しているネタになります。

ちょっと長いので、2つに分けましょうかね。


まずは、2009年1月24日。
なんかごそごそと作業を開始してます。


昨日の“小春日和”とは打って変わった、まさに冬本番真っ只中という中で、相変わらずクルマいじってました。気分を変えて「メーターパネルの分解掃除」なんかしてみようと思い立ったんです。
これ、以前にオークションで落札してたメーターパネルですが、見るからに汚れてて錆も結構出てますので、気合入れて徹底的にキレイにしてみようと思ったわけで。。。

大物のメーター類(スピード・タコ・燃料ゲージ・水温・油圧&電流)やラジオはプラスネジで固定されているだけなんで簡単にはずすことができ、シガライターは大き目のレンチで裏側をはずせば本体は簡単にはずすことが出来ます。
これらは後ほどゆっくりと料理することにして、まずは保管。

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シガライターの“枠部分”がパネルにくっついたままですが、これは裏側のカシメを解くことでなんとかはずしました。こいつは錆だらけなんで、まずは浮き錆を取り除き、錆取りオイルを塗って放置です。

続いてパネルから生えているスイッチノブの取り外しにかかりました。
まずはチョークノブ。どうやってはずすんだろうか?って、最初はまったく判りませんでしたが、良く見りゃこいつは、パネルの裏面からナットで締めて挟み込んでる構造ということが判り、あっさりと分解完了。


次にヘッドライトSW。これはパネル裏側に大きなボックス状のスイッチ本体が付いてますんで、チョークノブのような裏から締める方法は成立しないはず。で、じっくり見てると、ノブ下側に芋ねじがねじ込んであるのを発見。精密ドライバーを探してきてまわせばあっけなく緩み、表側から留めている薄いナットをはずせは、これまた簡単に分解完了です。
同様にハザードSWも同じ要領で簡単にはずすことが出来ました。
さて、残るはワイパーSW。

で・・・油断しちゃったんです涙 こいつも簡単にクリヤしてやるぞぉ・・・と思いきや、思ったよりも頑固に固着してるようです(汗)
精密ドライバーの細い柄ではうまく回せなかったんで…そこでバイスプライヤーで精密ドライバー本体をはさんでちょっとひねってみたんですが、これがトドメ刺しちゃったようです。

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どうもネジ山にうまくドライバーがフィットしてなかったみたいで、見事にネジ山が潰れちゃいました。
よく、固着したネジには“火あぶりが効く”って言いますが、そんなことやったんじゃノブが燃えちゃいますので当然却下。
ショックを与えたくても、構造上難しいし(汗)
…ということで、ドリルでネジを揉むことに決定!
迷わず電ドリ攻撃を加えたんです!

ところが・・・まったく歯が立たないわけで、削れないどころか、勢いあまってドリルの刃を一本折っちゃいました(汗) 危ない危ない、でも取れない。。。

結局ここで本日は気分が萎えちゃいました。体も心も冷え切り、どうしてよいものかまったく見えないまま、この悔しさを“お酒”で紛らわせることにいたします(爆)
どうなっちゃってるんだろうかねぇ??



あぁ、読んでて恥ずかしくなるような作業の顛末。「そんなもの、なんとでもできるでしょう!」って、過去の自分に言ってやりたいです…が、注目すべきは1枚目の写真。
あっ、今回ばらしてるインパネ以外にももう一つ持ってたんだ?!
へぇ、今となっては全く思い出せませんが…もうひとつも残ってないや(号泣)


で、当然日記は続きます。
翌1月25日では…


昨日の“芋ネジ”・・・やっぱりダメなんです。
あらためてホームセンターで「食いつきの良い!」っていうドリルの刃を買ってきたんですが、これでもまったく歯が立たない?!
いったい何なんだぁ、このネジは。(怒)

なので、とっととあきらめて(後回しにして・・・)次々と他の部品をもバラシにかかります。
まずはヒーターコントロール・レバーから。
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ここは、操作にチカラのかかる部位だけに、すべて鉄板で作られてます。(今の時代なら“ボタンスイッチパネル”なんでしょうけど。)
各レバーは共通の1本の回転軸を中心に動くことになってますので、この軸を留めているEリングをはずせば、あっというまにバラバラになります。
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やはり動きの渋かったのは、こういったグリスの固着が原因のようですね。しっかりと洗浄し、再度グリスアップしておきました。

で、組み付ける段階になって問題が発生(汗)
やはり元の形が思い出せないんです。

ベースの鉄板の両側にレバーが付く構造なんですが、3本のレバーがどっち側につくべきなのか?
なので、一度組んではどこかが引っかかるため再びばらし、そしてレバーを上下ひっくり返してシミュレーションして・・・考える。
こんな感じで一つ一つを試してみて、最終的に組み付けるまでに2時間は掛かったんじゃないかなぁ?!でもあとで考えてみると、とても簡単な構造なんですけどね!?
気を取り直し、続いてグローブボックス周りを着手します!




分解前に、途中に写真を撮っておくことは重要なんですが…それを忘れていたのか、あるいは単に簡単だって見くびっていたのか?!
とにかく、かなり必死だったと思われます。
でも無事に復元したわけで…えらいぞっ!!!


同日の日記がありました。



グローブボックス周りでは、まずリッド(ふた)部分を掃除します。
実はこのリッド、いたるところ錆が見られたんです・・・が、えっ、これって錆るんだ?
というのも驚いたことにこのリッド、表裏の2枚の鉄板で出来てるんですね(汗)すごい作りでしょ???

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しかもその際にビス6本も使ってるわけで…驚きました。加えてその蝶番部分ももちろん金属製であり、しかもメチャクチャ頑丈そう?!
オーバークオリティーですね、これは。

だって、そのすぐ後に出てきた車なんて、蝶番はもちろん表裏ともにプラスチックでできてるんですよ、数年しか変わらないのに(汗)

続いてその上につくグローブボックスのパネル。

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ここにはベンチレーションの吹き出し口がついてますので、方向調整レバーを折らないように慎重に分解します。また奥の方には、不要時には空気が吹き出さないよう開口部を閉じるシャッターが付いてますが、当然ここのスポンジがすでに風化しちゃっているため、これも修理のため取り出すことにします。
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…と、なんとこのシャッター、立派に鉄板で出来てたんですよ。しかも軸棒(シャフト)ももちろん金属で出来ており、この結合にはビス2本を使用。
そう、キャブのバタフライとまったく同じ構造してました。

なんとも手間のかかる作りしてますね、この時代って(汗)
数年後の車なんて風向調整のレバーなんて、皆細いプラスチックで成形されてるのにねぇ。
なかなか面白い発見が続きます。




時代を感じつつ、何とも面倒な作業をやってますね。
でもこの時は、目的があって必死にやってましたから…確かメチャきれいに仕上げたように記憶してます。



もうひとつ、同日の日記も続いて書かれてます。


さて、こうして部品の分解清掃をやって「あぁ、ほんとお金掛かってるなぁ」・・・って思った極め付きがコレです。
タコおよびスピードメーターの文字盤に刻まれた数字が、このように“浮き文字”になってるんですっ!!!
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これはメーターの透明なカバーを外すまで気がつかなかったんですから、ってことはつまり・・・普通に使用している間は、絶~対に気づかないかも!?
そんなところにまで凝った作りのこのクルマって・・・凄すぎるかも(滝汗)
ちなみにすぐ次の時代の車では、こういった文字盤は普通に平板に“印刷”してあるだけになっちゃいますかなねぇ・・・(悲)



と、なんとも意味不明な(実際に何も残してないわけですから…)行動を終日かけて格闘してたという記録です。
う~ん、残しておきゃ良かったなぁ、ほんと。。。


続きは明日。
Posted at 2024/05/18 05:49:55 | コメント(6) | トラックバック(0) | mixiネタ セリカ | 日記
2024年05月15日 イイね!

【過去のmixi日記より】その70…部品外そうっと。

【過去のmixi日記より】その70…部品外そうっと。先日のブログでちょっと触れたブラリミのお話。

そのオーナーさんとは縁あってここ数年、一緒のクラブで活動してますので…直近のイベントの様子にもブログにでてます。
でも、この時はまだ知り合ったとはいえ、それほど深~い関係(?)ではなかったんですが…こんな事件がありました。

2010年3月19日の日記です。
ちなみにこの時すでに「みんカラ」を書き始めてちょうど1年が経とうとしてた頃なんですが、実はまだメインはmixiだったようです(覚えてないけど)。ですので、ほぼレスも数える程度で、さらっとスルーしちゃってます。
が、mixiではなかなか生々しいやり取りが書かれてますので…こちらに再録。


(前日、ダルマに乗ってる友人から連絡があり)
そのマイミクさんの昨日の日記にあった“初代セリカ・ブラックリミテッド”の廃車体は、我が家からそれほど遠くない所にある、某カローラ店にあるとのこと。
ちなみにこの“ブラックリミテッド”は昭和52年に全国限定385台しか発売されなかった、初代セリカでは唯一の限定車。純正には無い真っ黒なボディに、これまた珍しいアイボリーの内装は、セリカ好きには堪らないまさに“垂涎の”一品。もちろん私も今だ憧れてますっ。
それが『解体の憂き目にあいそうだ』と聞けば、これはもうジッとしては居れませんので、さっそくその販売店んを訪ねてみました。
(ちょうど今日の午前中は娘の小学校の卒業式だったんで、お休み取ってましたので…)

このクルマ…店の裏側にあるヤードの片隅に置かれてましたが、やはり目立ちます。なんせ、すぐ隣は金網フェンス1枚を隔ててすぐ大きな道路なんですから、その気が無くても往来するクルマからは目につくんです。
おかげで、私も迷うことなくすぐに見つけることが出来ましたけど。。。(でもこれじゃ部品が盗難に合うんじゃないかと、不安に思ったのも事実です。)

さっそくそのヤードに飛び込むと、偶然にもちょうど洗車中の営業マンを発見。
はやる気持ちを抑えつつさりげない顔して「あのクルマ見てもいいですか?」と聞くと、「構いませんよ」との事。ちょっと怪訝な顔してましたが、それじゃとばかりに覗き込みます。

しかし…やはりすでに目ぼしい物はありません。

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でもちょっと気になる部品もありますので、そこで思い切って聞いてみることにしたんです。

「あのぉ、この車の部品を分けてもらうこと出来ますか??自分で外しますので。」

すると…

「いっさいダメです。このままスクラップするように言われてますので!」と、キッパリと言い切られました(泣)
なにか事情があるようですが、こうもあっさり断られると…ちょっと悲しくも、諦めることにしました。

残念ですが、このまま見送ることにしましょう。。。




実はこの時に分けてもらおうとした部品は、「アイドラアーム」。
前々から(いまでも)我がセリカ君の弱点であり、意外に短いスパンでボールジョイントがすっぽ抜けちゃうんです。
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なのでこの時は必死なんでした。
そしたら…


以下は、3月21日の日記です。


で、例の「黒い解体車」を当てにしてたんですが、先日の交渉では「部品は取っちゃダメ!」のひと言(泣)半ば諦めかけていたんですが…その後ありがたいことに“許可”をいただくことができました。

ホントありがたいことです。
で、本日さっそく外してきましたので…これでひとまず安心です。



おぉ、事態は好転しましたねっ!!
って、そのからくりは…販売店側も「怪しげな人がふらふら近づいてくることに警戒してた」ので、こういう問い合わせには「一切ダメ」で通してたようですが…実はこの個体は先のブラリミオーナーさんが部品取りにした個体なんです。
ですので、このオーナーさんに厚かましくも電話して「この人は知合いですから大丈夫ですよ」と証言してもらったことで、やっと許可いただけたというわけ。
なので、大きな顔して解体作業に取り組んだと言う事なんです。

とはいえ…またしても問題が発生。
実はせっかく外してきたアイドラアーム…どうやら他車用の物を無理やり加工して作ったもののようで、形状が全く違う(汗)
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上がそれであり、下がオリジナル。取付穴の開け直しは良いとしても…実はアーム自体が溶接されてたりするので、怖いんです(滝汗)


そのことを記したブログが3月28日にありました。


先日いただいた“アイドラアーム”ですが、解体車から外した“加工品”ではやはりどうにも心もとないってことで、そのまま外したものを元に戻すことに決め、本日再び解体車の元に行って来ました。

この解体車…すでに取るべき部品はほとんど無くなっておりますので、今さらなんですが。。。

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でもよく見りゃ、当然“物欲”ももうちょっと出てまいります。
で、アイドラーを戻すついでに、残ってる部品を外してきました。
といっても、ワイヤーハーネスしかありませんでしたけどね…使えそうな(?)ものってのは(汗)

エンジンルームのワイヤーハーネスは比較的簡単に取り出せました…が、大変なのはインパネ裏側にあるハーネス。
コレを外すには、クーラーおよびブロアファンを外さなきゃいけません。(インパネ等はすでにありませんけど)
でも、これがまたホコリまみれゆえ、半端じゃないほどの粉塵の中、顔を突っ込んで小さなカプラーを外していく必要があり(滝汗)
正直、指は痛いわ、目にゴミは入るわ…で散々な目に合いましたが、それでも1時間ほどで作業完了!
これでこの個体は完全に丸裸となりました。
ドアやフェンダーは思ったよりもサビが少なかったですが…これ以上の作業ははばかられましたので、それらは諦めてスゴスゴと退却することにします。
ほんと、部品取り車体を一台自宅に確保することが出来れば、きっと心強いんでしょうが、さすがにそれも叶わず…やっぱりツラいっす。。。

この写真は…ハゲタカの残骸です。

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合掌。。。



ということで、いろいろと外そうと意気込んでいたものの、やはり収穫はほぼ無し。
ただしアイボリーの天井内張はきれいでしたので、このオーナーさんにもとに届けてきましたっけ。それから10数年が経ち、今でもその個体お乗りですが…天井はどうしたのかなぁ???

リサイクル法が厳しくなった時点で、このような神対応をいただき…感謝しております。
収穫はそれほどでもなかったですけどね。
むかしの「パーツ剥ぎ取り」が懐かしいです。。。

外装パーツ、もらっておけば良かったなぁ(泣)
Posted at 2024/05/15 05:27:05 | コメント(5) | トラックバック(0) | mixiネタ セリカ | 日記
2024年03月21日 イイね!

【昔のmixiブログより】その40…「ヒラメねこ」

【昔のmixiブログより】その40…「ヒラメねこ」あぁ、これ…思い出しちゃったぁ。
そうなんです、ずっと動いてないであろう状態のコレが…気になってはいたんですよ。


今見ても、すごく気になりますよね。

2007年9月21日のブログです。





通勤途中でいつも気になっているクルマがコレ。
3代目の前期セリカクーペ。今や希少な18R-G(あるいは2T-G)を積んだGTです。

フロントの“ライズアップ・ライト”は好きだったんですが、リヤの吊り上った“ネコ目テールランプ”はどうもダメでしたので、デビューした当時は「カッコ悪ぅ~っ(汗)」って思ってました。

でも今見るとやっぱり「いいなぁ、コレ♡」です。

セリカのデザインって、やっぱり最高ですねっ!!





文中にもありますが、よく見りゃサイドストライプがおしゃれなカラーリングのほどこされたTWINCAMロゴ入りですからね…GTです、GT。

って、これっていまでも地元で売っている(と言われている?)個体かもしれません!?
2000GTですから、18R-GEUが搭載されてるっていうことですが…あのお店、普段は車が並んでないんじゃないかな??どこかに仕舞われているのか…近づけません(汗)




Posted at 2024/03/21 05:25:15 | コメント(6) | トラックバック(0) | mixiネタ セリカ | 日記
2024年03月16日 イイね!

【過去のmixiブログより】その37…「猛暑の中・・・エアコンなしで。」

この寒いさなかに、まったくおかしなブログの表題なんですけど…エアコンに関する一つの思い出話が出てきました。

これ、2007年8月6日…夏真っ盛りの時のブログです。



セリカに子供達を乗せて“モリコロパーク”のプールに連れて行きました。(ここは先週の犬山とは違い、若干客層は“若い”ってのが良いですね♡)

オープンの10時から入場していたので、おなかも減ったし帰ることに。時刻は1:30PM。たぶん気温は35度くらいかな。

助手席とリヤシートに乗った娘達は、自分で用意していた団扇(さすが、良く判ってます💦)をパタパタ・・・でもやはり暑いみたい。

結局疲れもあってか、すぐに車の中で“爆睡”。見るからに汗だくです・・・。

帰ってからヨメに「良く寝られるねぇ、あんな暑い車の中で!?」って言われてましたが、たしかにスゴイです!

ホント、クーラー何とかせねば・・・。




この時、セリカに乗ってた娘たちは8歳と6歳くらいなので…今の時代なら「虐待!」と言われてもおかしくないんじゃないかと(滝汗)
マジで真夏の炎天下の、しかも真昼間に灼熱の車の中に押し込んで、そして走ってたわけですからね…疲れて眠ったのか、あるいは???

あはは、しかし慣れってのは怖いもので、しばらくはそれでも平気な顔して乗ってましたからね。

今じゃ…当然真夏でもエアコン効きますから、文句言わずに乗ってくれますが…

でもさすがに2人は同時には無理ですね。

だって、後席は…絶対に乗れませんから(爆)
Posted at 2024/03/16 07:46:36 | コメント(8) | トラックバック(0) | mixiネタ セリカ | 日記

プロフィール

「@ひでろう3 さん、いっそのこと、すべての車両をコンプリートしてからにしましょ!そうすりゃ、間違いのない良いものに仕上がりますよ!」
何シテル?   06/13 17:27
小学生の頃に憧れたセリカ。平成元年に入手し、はや34年目に突入。それからもちろん、悪天候なんてまったく躊躇せずずっと日常的に乗り続けてます。 だって乗りたくて...
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