
クルマを眺めててちょっと気になったこと。
それは…トーアウト気味じゃないか!?ってこと。
以前、右タイヤの内側ばかりが異常に“偏磨耗”していたことがりました。
この症状はトーアウトの際に顕著にでてくるんだそうで…さっそく疑ったんですが、その時に簡易的に計ったら「1ミリのトーイン」でしたから、OKってことにしてました。 (後期型セリカの場合、1~3ミリが基準です。)
それから何度も車高の上げ下げしたり、ストラット自体を入れ替えたり…と、好き勝手してますので、やはりここらで疑って損はありません。ステアリングのセンターもずれちゃってるし(汗)
本来ならちゃんとしたところでアライメント計測&調整をお願いしなきゃいけないんでしょうが、まずは自分で見てみなきゃ気がすまない性格ですので…さっそく見てみます。
まずは現状を確認します。
といってもヒモとメジャーを使っての“お手軽計測”ですけど。
…だって我が家のカーポートも、その前の道路も、見事に傾斜してるんだもん(笑)
でも計ってみると…結果はプラマイ・ゼロ!?
何度計っても、やはりそんな感じです。ありゃりゃ…こりゃダメでしょう(汗)
このトーインの調整は、クルマの下にもぐって“タイロッド”と呼ばれる、ステアリングロッドとストラットを結んでる棒の長さを、クルクル廻すことによって伸び縮みさせてOKっていうものなんですが…例によって、ジャッキアップした車体の下に横になってもぐりこんでの作業となります。
…が、このタイロッド、どう見ても簡単に廻せるようなシロモノじゃないんですよ!
というのも、その形状がスパナがかませられるような6角形状じゃなく、単なる“丸棒”なんです。
これじゃ、パイプレンチでがっちり掴むしか方法が無いでしょ。 それを寝ながらの姿勢じでやるのは、絶対に無理!
…なので、迷わず外しちゃいました(笑)
で、せっかくだからと外した左右のタイロッドを比べたら…

どうも右側のほうが短く見えますね(汗)
基本的に左右は同じ長さであるはずなので、今回はこの長い方(左側)にあわせることにしました。そうすりゃとりあえずトーインにはなるでしょうし。(ここら辺は適当です、相変わらず)
ところが、やはりこの長さを変えることはとても大変な作業でした。
だって、ロッドの調整シロのネジ部分は、完全に塗料で埋まってます(笑)

そりゃ、車検ごとに黄色いペンキ塗られて、シャシブラックも吹かれちゃうことだってありましたからね(汗)
で、これをキレイにしなきゃ、絶対に廻せるわけありません!
なので、ワイヤーブラシや尖った針で細かな部分の塗料を落とし、

CRCを吹き付けて捻ってみるが…まったくダメ(泣)
バーナーであぶって、ハンマーでガンガン衝撃を与えてから、万力で挟んでグイッといったら、少しずつ廻り始めました!
ついでにボールジョイント部分のねじ山が渋く、ナットがすんなり廻らなかったので

ねじ山修正のヤスリで修正して

OK!
これで左右の長さを合わせてから、元通り組み付けたところで…先日の作業中に痛めた腰(というか背中?)に激痛が走り、終了。
これで少しはアイドラーにかかるストレスが無くなればラッキーなんですが(笑)
そうでなくても、片減りは無くなりそうです…たぶん。
明日はこっそり試走してこなきゃ!(さすがに家族から不満の声が聞こえ始めてきました…)
Posted at 2012/05/03 20:35:48 | |
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セリカ 足回り | 日記