
昨日は、主にフロント周りが拡張された理由を書いてみました。
で、よくよく考えてみると…「そんなにもデカくなったんじゃ、きっとクルマも重たくなったんだよね!?」って思いますよね。
そしたら、この本にはやはりその点に触れてました。
「車両重量のなかでも本体(=ボデー重量)が占める割合が大きいだけに、重量軽減を図るには苦労した」ようで、「従来の部品をそのまま使用する部分についても、過去の耐久試験等で“余裕あり”と判断された部分については“板厚”を減らした。」とありました!!
生産技術部門の協力を得、量産品よりも薄い材料で作った部品を試験的に作成し、試作車に組み込んでテストしていたようです。
って…えっ、大丈夫!?(滝汗)
当時、耐久試験をしたとはいえ、我が愛車はすでに車齢35年超であり、走行距離も27万キロ(たぶん)は超えてます(笑)から…これはきっと“想定外”のはず!!
だからきっと、この“薄板”を使った部位は“やっぱり”金属疲労しているんじゃないでしょうか(泣)
でなくとも、厚い板をふんだんに(?)使った前期型は、まだまだ頑丈なんでしょうね。
いいなぁ…。
こんなクルマを毎日“通勤車両”として使ってちゃいけないんじゃないかって…マジ考えちゃいます(汗)
で、話はこの文献に戻りますと…本文にはこう書かれてました。
「この軽量化の結果、量産部品でも約7キロの軽量化に成功し、全体としてもボデーが大きくなったにもかかわらず、重量は減少しています。」だって。
全然具体的な表現じゃないぞ(怒)
なんか感覚的過ぎて…説得力ありませ~ん。
だから諸元表を調べてみた。
前期LBGT(RA25-MQ) 車両重量 1040kg
後期LBGT(A-RA28-MQGU) 車両重量 1085kg
その差…45kg。
確かに大きくなった割には差が少ないような…!?
皆さんはどう思われますか(笑)
で、変なことに気がついた。
後期LBにはGTとGTVの2つのグレードがあり、GTVの方が走りに徹した仕様…のはずですが
GTVの車両重量はなんと…1090kg!
ありゃりゃ…GTより重いじゃん???
Posted at 2012/11/15 22:45:22 | |
トラックバック(0) |
セリカ トリビア | 日記