
さて、こうして無事にホテルに着いたのがほぼ夜の7時ころでしたから、ここまでの所要時間はおよそ15時間(笑)
まぁ途中で休憩してたのを省いても…やっぱり12時間は車を運転してたことになりますね。
どうりで右膝が痛むわけだ。
行程のほとんどを占める高速道路じゃ、アクセルをずっと踏みっぱなしですから…ね!?
さて、イベントの前夜は“ド派手に”宴会を!と思っておりましたが、その主賓(?)たる「懐かしのセリカLBさん」が鹿児島を出たのが夕方の5時過ぎとの電話をいただき、どう考えても10時頃まで到着されないことが予想されましたので…泣く泣く予定変更です。
…なんてのは半分冗談で、実はGT-7さんが、“みんとも”さんで北九州にお住まいの「みちゃンゲリヲン」さんに近くの絶景夜景スポットをご案内いただける“スペシャル・ツアー”を計画中との事を聞き、「これ幸い!」とばかり便乗することに決定(笑)。
内心「やったぁ~っ」という雄たけびをあげたのは…秘密です!?
しばらくして、黄色い車に乗った“天使さん”が到着。
さっそくオッサン3人の乗った赤いクルマがそれを追走し、2台で暗い夜道を爆走・・・、実に怪しすぎますよね、これは(汗)
この天使さん、実に笑顔がステキな方なんですが・・・なるほど、乗ってるクルマもニッコリ微笑んでるように見えませんか?特にナンバー灯の付近が。。。

まるで・・・ピカチュウ(笑)
もちろん実際の彼女は、ピカチュウの比じゃありませんよ!!!
で、1時間ほど走って (決して迷ったんではないっ!…はず) 到着したところは、海に浮かぶ『北九州空港』。
暗い水平線の上に輝くたくさんのオレンジ色の光が実に幻想的であり、魅惑的でもあります。
誘蛾灯に引き寄せられるが如く、我々もふら~っと吸い寄せられていきました(汗)
と、そこはやはり眩いばかりの光の束(ちょっと言いすぎかな?)
何百台と平地にずらっと並べられるだけの広大な駐車場は、たくさんの街路灯に彩られ、建物へ通ずる誘導路にはこれまたたくさんの照明に輝いています。
こりゃ常に日陰ばかりを好んで歩んできた(?)私みたいなオッサンには眩しすぎます…(謎)
さて、こんな明るくきれいなところを、爆音を響かせながら走り去る数多くのバイクやクルマたちが結構多く見られ、聞けば「車の集まりを良くやってる」んだそうです、ここでは。
なるほど…クルマもキラキラで、そりゃ気持ちも高まりますよね。
誘蛾灯です、確かにココは…。
で、さっそく中へ入ると…いきなりこの方がお出迎え!?
めっ、メーテル!!!
んじゃ私は、鉄郎…じゃなくって、車掌さん(意味不明)
聞けば、原作者の松本零士さんがここ福岡の出身だそうです、なるほど…。
だから…「でもここって飛行場なんですけど!?」という突っ込みは止めときます(笑)
ここで随分話し込み(ご飯食べてないやっ!)時計も10時近くを示すようになった頃、「どうやって走ったら帰れるんだろう?」という不安を隠せないオッサン達の気持ちを察してか…「明日の会場の近くまでご案内しますね!」と、ありがたいお言葉をかけてくれる天使サマっ。
いよいよ後光が差して見えるようになってきました!!!
そして…『行きは1時間、帰りは30分』という“神業”を駆使して連れてきていただいた場所は、『旧門司税関』の赤レンガの建物。

ここは、明日の会場である『旧大連航路上屋』から700メートルほど東に行った観光の中心スポットだそうで、暗闇にもかかわらずまだまだたくさんの方(おもにカップル!?)がいらっしゃいます。11時も近いのに…。
というのも、すぐ隣には『ブルーウィングもじ』という名のハネ橋がライトアップされてまして、実はこれ「恋人の聖地」だとか。。。納得。
でもそんな中、明らかにオッサン3人と若い天使さんの組み合わせは…この聖地を冒とくしてるんじゃないかと思われ(汗)、ちょっと回りの視線が気になる!?
…なので(ウソ)、ここで天使さんとはお別れです。
かなり心残りではありましたが、やはり若い女性を遅くまで引き連れちゃいけません(きっぱり)
それどころか、よくぞ“はじめまして”の我々にお付き合いいただいたと思います。
ホントありがとうございました!!!
ってことで、時計を見てハッとわれに返り(笑)、あわてて鹿児島から“ずいぶん前に”到着されているはずの「懐かしのセリカLBさん」と、往路の途中で別行動になり、少し遅れてホテルに到着し“待ちくたびれているであろう”「NISAさん」のお二人に電話し、無理無理(?)に誘って…遅ればせながらの前夜祭を執り行うことにしました。
この時すでに23時を過ぎており…JR下関駅近くで最初に飛び込んだ居酒屋には「あいにく閉店です」と断られちゃいました。
それじゃ“鹿児島男児の名がすたる”とばかり、「懐かしの…」さんが店員に食い下がります。
「どこか近くで遅くまでやってる居酒屋さんはありませんか?」って。
実は「ただビール飲みたい」の一心なんですけどね、きっと。
で、近くのお店を紹介いただき、いよいよビールにありつけました。
もちろん「ナマ大っ!」といきたかったんですが、残念ながら「大は無し」とのこと。
で、メニューにあった「メガジョッキ」をオーダーすると…「大より大きいぞっ!」っていう嬉しいサプライズがあり、一層気分が盛り上がります(笑)
「かんぱ~いっ!」の掛け声も早々に、グビグビッと一気に流し込むビールの旨いこと旨いこと…まさに“至福の一杯”です。
そりゃそうでしょう、今日はこの為だけ(?)に走って来たんですからね!
おかげで話も弾み、空のジョッキもどんどん並びます。いやぁ、実に皆さんイイ飲みっプリです。
メガのジョッキが次々と空いて…あらっ、鹿児島男児は中ジョッキでしたか(笑)!?
もちろんその後も話は止まりません。特に「懐かしの…」さんの専属メカニックの“正体”のお話には、皆さんのけぞりましたし(爆) こんな便利屋さん、欲しいです!!!
こうして、ついさっき交わしたばかりの「はじめまして」という挨拶がまるでウソのような盛り上がりには、やはり皆さんの良い(面白い)人柄のおかげなんでしょうね。 ホント、楽しかったですよ!!!
「明日は9時開会だからゆっくりできてありがたいよねぇ。」という主催者側の配慮に感謝しつつ、こうして夜も更けていき、ついにお開き。
以上、実に長い長い一日が、こうして幕を閉じました。
明日が良い日でありますようにって願いながら…。
(あっ、宴会中の写真、撮ってなかったわ・・・。)