
そろそろ、このシリーズも終わることにしましょうか。
すみません、無理無理3回も…よくひっぱったものです(笑)
さて、バラすうちに次々出てくるこういったベルトも気になりますよね。
そういえばこのプリンターも、数あるこういったベルトの一本が切れただけで…ジ・エンドっ!になったわけですからね。大事な部品です!
でもこうしたベルトにたどり着くだけでもかなりの手間がかかるうえに、それを交換するには…これ以上に部品をばらさなきゃダメなんですよ。
たから「ベルトか切れたからそれを交換すりゃ、簡単に直るはず」というのはやはり間違ってるんですね。
修理なんて「手間ばかり」掛かっちゃうわけですよ、こういった製品は。
たった単価数十円程度の部品ひとつ交換する為だけに、ここまで工数を掛けて分解することなんて…そりゃ容易じゃありません。
確かに修理代金が高いわけですわ(滝汗)
今回バラシて見て、スゴく納得しましたっ!!!
さて、とっととトドメ刺しますか(汗)
今回はここから再開。
まずは用紙送り部分を外しますが、中を覗くと…それにしても汚い(汗)

ずっとこの給紙部分はカバー開けてましたからね…ホコリが積もってます、反省。。。
ローラー部分は…でもまだ劣化もなくしっかりしてました。

これで一枚一枚しっかりと用紙を送って行くんですから…さすが日本製品ですっ。。。
こっちは…

何だっけかなぁ?
これも用紙送りか、あるいはCDトレイ送り装置!?
面白いのがこの構造。
ひとつひとつのギザギザが、実に細かな作りですよね!
これを工業製品の機能美っていうんでしょうか!?
これはそれぞれが、スプリングを心棒にして回るようになってますから、凹凸もスプリングがしなることでしっかりと追従できるようになってます!!

アイデアモノでしょ!?
もうひとつ、面白いの見つけました。
というのも、バラシてるうちに、床になにやら染みができまして・・・

驚いて裏側を見ると…

なにやら管が出ていて、そこに変なものが付いてたんです。
そもそもこの管は、ココに繋がっていたわけで

めくれば…

あぁ、これが「インク溜まり」ですね。
つまり写真を“フチなし印刷”した場合、用紙の外にもインクが飛ぶわけですから…それが管を通ってこの吸着剤に吸われるわけ。
なかなかアナログっぽい仕組みですよね(笑)
つまり…垂れ流しなんですよ。
ってことは、先ほどの写真内の赤○に見られる装置は…

インクを押し出すポンプなわけで・・・
その仕組みは単純そのもの。
円周上にぐるっと回したホースの内側を、偏心したローラーがグリグリとしごいていく。。。
なかなか面白いでしょ!?
等々、本当ならまだまだいろんな構造が気になって仕方なかったんですが、どんどん皆さんが引いていく音が聞こえますので、これにて終了(笑)
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました!
さて、明日はやっとお休み。
何しようかなぁ!?
Posted at 2016/11/04 17:00:58 | |
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