
昨夜は完全に飲みすぎたようで…お店を出た時の記憶がありません。ダメですね、加齢と共にアルコールに対して弱まってる感が強くなってます、反省。
さて、気を取り直して(?)
先月の続きです。。。
スペアで持っていた中古のブレーキマスタシリンダーは、なぜか中身が出てこなかった…ってのが、先回のブログでした。
「たぶん中が錆付いて固着してるのでは!?」というのが予想されたんで、そこで諦めたんですが、やはりそれじゃつまらない。
どうしても中身を見たくなるのが人情っていうモノですよねぇ!?
なので、時おり思い出したように“スプレー潤滑剤”を吹き込んでおいたんです、諦めずに。
そして地面にゴンゴン叩き付けることを繰り返しましたが、一向に出てくる気配もなく…
しばらく忘れた頃になって、プラスドライバーでグイッとオシコンダラ…キュッてなかわいい音を立てて、ピストンが中に入っていきました。
これは固着が無くなったか…!?って思い、再び潤滑スプレーを吹きまくり、貫通ドライバー使って刺激を与えて動くのを確認し…手前に見えているプライマリーピストンの窪みに“握ると開く”スナップリングプライヤーを突っ込んで思いっきり握って引っ掛け、少しずつひねりながら引っ張り出した…んですが、結構大変でした。。。
でも、ポンって音がして抜けた時のうれしさ!
でも、まだ奥の方にセカンダリーピストンは残ったまま。
これまた何度も床にたたきつけて振動を与え、潤滑油をスプレーしては放置…を繰り返した結果、これもやっと出てきました。
で、出てきた順に並べます。
左から奥側になり、スプリング、セカンダリピストン、スプリング、プライマリピストンと並んでおり、ブレーキフルードはこのスプリングの間に詰まってます。各ピストンのゴムはカップ形状になっていて、コレがシリンダー内壁と密着してるので、右側からブレーキロッドで押されたピストンがそのままブレーキフルードをグッと押し出し、そこに繋がるブレーキラインに送り出される構造なんですよね。
さて、それじゃなぜ出てこなかったのか…を見てみましょうか?
って、一目瞭然。
ブレーキフルードが固まってたみたいです。。。
だから各ピストンには、茶色いカスがこびりついてる!?
せっかくだからこれもばらしてみる(笑)
カップを押さえてるEリングを外すと…
バ~ラバラっ。
各ピストンの奥側に位置するカップを外すと、その裏側には…薄い金属板が入れられてて
外すと、ブレーキフルードが出入りする小さな穴があけられているのを発見しました。
しかし汚い(汗)
ほとんど詰まってますので…ちょっと掃除。
綺麗になった所で再び組み直して…
さて、どうしようかな、これ(笑)
さすがに再使用する気にはなれないんですが、かといっていつまでも新品が購入できるとも限らない。
(ちなみに後期型のこの部品、ディーラーでは供給終わってます。。。)
今回はTHサービスさんからお譲りいただいた新品がありますので、車両についてるヤツは交換できるんですが…
何か捨てちゃうのもったいないなぁ。。。
しばらく置いておこうっと(笑)
こうしていつもゴミが溜まっていきます。。。
さて、今晩も飲み会です。
ただ、泊まりですので昨夜のように終電乗り過ごして嫁の厳重注意を受ける…ことは無いハズですが、明日帰ったら“ご機嫌”とらなきゃ(汗)
Posted at 2017/03/04 12:59:22 | |
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セリカ 足回り | 日記