今朝の出勤時にちょっとしたことがあって、一日気分が凹んでますが…なんとか立ち直ってます。しかし人のものを持っていくんじゃないのっ(怒)
さて、気を取り直してブログでも書いておこうっと。
で、無事ジャンケン大会も終わって…あれっ、閉会式ってやったっけかなぁ???
すでに記憶がなかったりして(汗)
でも次々とお帰りになるセリカの仲間たちが気になっちゃって、お帰りになるところをわざわざ呼び止めてご挨拶させていただきました(笑)から…実に迷惑な奴です。。。
でも皆さん、ほんとうれしそうな顔して、にこにこしながら「お疲れさまでした~っ!」「ありがとうございましたっ!」って声かけてくださるから…もう感動で胸いっぱい。
思わず“ウルッ”てしそうでしたよ、マジで。
だって遠い人はこれから夜通し走るなんて大変なことしなきゃいけないのに、そんなご自分のことよりも私のほうをいたわってくれるんですから…
本当に皆様方、遠路はるばるありがとうございましたっ!!!!
で、最終的な参加台数は、皆様からの助言もいただき…
“170台ちょうど”ってことになりました!!!!!!!
その内訳は…
初代 :33台
2代目: 3台
3代目: 6台
4代目:20台
5代目:11台
6代目:48台
7代目:30台
初代XX : 3台
2代目XX:16台 です。
ちなみに、過去はどうだったかを調べてみると…第1回目の合計27台から始まり、2回目が53台、3回目が74台。
ここまではどんどん増えてきて、続く4回目が73台、5回目が85台、6回目が80台、7回目が94台、8回目が80台くらい。
一息ついてる感がありましたが、翌9回目が100台に一歩届かず99台、そして先回の10回目で一気にど~んと増えて135台。
実にすごいことになってたんですね。
改めて私、驚いてます。。。
さて、話は閉会後のセリカdayに戻って…
終わった後もまだまだ各世代ごとにプチミーティングを行っているようで、まだまだ熱かったんですよね、会場は。
なかでも6代目200系はかなりの台数がお互いの愛車の試乗会やってたみたいだし、2代目XXの方々は写真撮ってるし、4代目160系もまだまだ興奮冷めやらずの立ち話中。。。
そんな中、初代の方々もまだ少々残ってらっしゃいましたので、やっと私もここに加わって…あらためて皆さんの車を眺めることに。。。
で、一番気になった“このクルマ”に吸い寄せられて、さっそくボンネットオープンをお願いすると、そこに見えてきたのは…

レア中のレアな当時のレーシング用エンジン「125E」っ!
18R-Gベースのレース用エンジンといえば、「152E」ってのが有名でして、あれは4バルブ仕様でしたが、こっちは2バルブのままツインプラグになってるのが特徴。
この存在は…初めて知りましたし、もちろん初めて見ましたよ!!!
で、調べたら、2T-Gのツインプラグ仕様が126E、4バルブが151E。 18R-Gだと同じく125Eと152E。。。
命名に規則性があるようで、無いみたい(笑) どうでもいい話ですけどね。
でもこの開発コードは開発順につけられますから、当時の様子が垣間見られます。
つまり、真っ先に開発されたんでしょうね、スポーツツインカムベースのエンジンとしては!?
ちなみに152Eは時々イベントで見かけますけど…125Eはまず無いでしょ。
さて、このエンジンにつけられたキャブは何かというと…50φのソレックス2型。

小判型の横に置かれたジェットカバーが特徴でして、トヨタ2000GTやフェアレディーSR311に搭載されてたんだそうです。
でも私がもっとも気になったのは…デスビ。
だって、ツインプラグってことはプラグコードが8本あるわけで…ディストリビューターがすごいことになってそうですからね。
で、見るとやっぱり…

デカかったぁ!!
で、思い出すのが…3T-GTエンジンのデスビ。
あれもデカいですからね、8本もコードをつなぐんですから。
でもちょっと構造が違うみたいで…
で、オーナーさんに「これって3T-GTみたいな“2階建て構造”ですか?」って聞けば
「いえいえ、ローターは1個だけで8個の接点に分配してるんですよ!」だって。
ってことは、同じ気筒の中でも2つの点火プラグはちょっとだけずれて点火してるんですね。完全に混合気を燃やし尽くすってことで、効果は大きいんでしょうか?
よくわかりませんが、ひとつ言えるのは…維持が大変でしょうね。
それからしばらく話してると…“25歳の若者”が乗るLBがお帰りになるとのこと。
オッサンに交じって、ひとり若いんですからね、そりゃ目立ちますって。
だから、これまたちょっとお話ししなきゃ…ってことで、迷惑を顧みず(笑)帰ろうとしている運転席の青年にご挨拶。
すると…「エンジンをO/Hしたばかりなんですよぉ!」ってことで、見せてくれるっていうんです。
おぉ、そりゃ是非見ておかなきゃ!!!
ってことで、周りからもわらわらと初代オーナーが集まってきて…きれいなエンジンルームをのぞき込みます。
黒い結晶塗装が施されたカムカバーや、キレイにメッキされたボンネットフードロックなど、見事なまでに“見せるエンジンルーム”に仕上げられてます。
いいなぁ、これ。
しかも、なかなか面白い形のタコアシも見られました。

タコアシなのにクネクネしてないっ??
ちなみによく見かける18R-G用のタコさんは普通はこんな形してるんですけどね。
鋳物製のオリジナル形状を忠実にステンで再現したんでしょうね、これ。
初めて見ました。
…って、細部を色々と覗き込んで溜息ついてたら、「あれっ?」って声が上がったんです。
「あれっ、燃料漏れてない???」
いわれてみれば、燃ポンからキャブにつながるフューエルホースから燃料が滲んできてたんで、ちょっと触ったら…見事にピュ~っ!!!
ゴムの劣化による、パックリ割れが原因でした。
「えっ、O/Hしたばかりなのにナゼ???」
「え~っ、この部品は交換されてないんだぁ…真っ先にやらなきゃいけないのにねぇ(汗)」
「しかもこれから高速乗って帰るんだよねぇ!?まずいじゃん…。」
ってことで何とかしなきゃってことになると、俄然張り切るのが初代セリカの面々でして(笑)
勝手知ったるメカの塊ですからね、工場-長さんがてきぱきと作業して完了!
(実は色々と手こずったんですが…それは省略して)
とにかくこの偶然の“呼び止め”が、前途ある若者の挫折と貴重な初代LBの炎上消失を防いだみたいで…一同ホッと胸を撫で下ろしたという次第です!
などと、いつものプチミーティングのような感じで本日のセリカday も無事幕を下ろしました。
あっ、テント用のウェイトはもちろんお返ししましたよぉ、両手に持って…。
こうして今回も、幹事のNISA さん、サポーターのサッシー君、愛知のセリカメンバー全員、年中修理マンさん等々多くの方々にご協力をいただいてのイベントが終わりました。
この場をお借りして…
「お世話になりましたっ、ありがとうございます!」
そして今回参加下さった合計170 台ものセリカのオーナー様、たくさんのギャラリーの皆様、そしてこの場所を快くお貸しくださったテラスゲート土岐の皆様方も本当に…
「ありがとうございました!」
次回は、また来年の春にお会いしましょう。
ってことで、さぁ、仕事するぞぉ(笑)