さて、昨日ブログに上げましたように、本日はお休み取りましたので、さっそく朝から作業開始…と意気込んでおりましたが、現実は甘くは無かったぁ。。。
今朝はメチャメチャ冷え込んでたんですよね。
なので、ボデーカバーは昨日の雨でカッチカチに凍ってます。
そいつを思いっきりはぐったら、その氷の粒が車両の前一面に散らばって…キレイ。。。
なんてこと言ってる場合じゃなくって、実はこの氷に悩まされることになります。
と言うのも、真上のカーポートの屋根は、見事に凍っちゃってまして、その溶けた水が雨樋に流れず、パネルの隙間のいたるところからポタポタ下に落ちてくるんです。
で、まさに作業しようとしてるエンジンルームのいたるところにポタポタと…キリがないっ(泣)
日中は暖かくなりましたもんね…だから溶けだした水滴は半端なく、ずっと午前中は悩まされ続けました。。。
それでも、10時前にはなんとかエンジン摘出。

しかし今回は、オルタにエアポンプなどの補機類をエンジンに付けたままでの摘出を試みましたから、エアコンホースやリキッドタンクにガツンガツンと当たるは、引っ張っちゃうわで…かなり難航しちゃうというポカミスをしでかし、なんか嫌な感じのスタートになりました。
で、真っ先に確認したのは…クラッチレリーズベアリング。
最近、寒い朝に出かけるときに必ず、クラッチを踏み始めた途端にキュイ~ッて音が鳴るようになっちゃってたんです。最初はVベルトが疑わしいと睨んでいたんですが、調べると劣化もして無きゃ張りが緩いわけでもない…?!
となると、こいつですからね、間違いなく。
しかも異音がクラッチに連動してりゃ…犯人はこいつしかいませんもん。
これ交換したのは、2005年、20万キロ走行を機会に初めてエンジンをおろした時ですから…15年前のことで、しかもそれから10数万キロ走ってますからね。
寿命としてはそろそろいい時期かもしれません。
クリップを2つ外して取り出すと…
こんな形で取り出せます。
ちなみにこいつが完全に逝っちゃうと、クラッチカバーのこの部分がすり減っちゃって、いつかはパキッて逝かないことも無いそうです。。。

が…幸いなことに、まだ摩耗は見られませんでした。。
さて、このベアリングには、まだレリーズハブと言われる部品がくっついたままですので、ここから取り外さなきゃいけません。
これ、以前の記憶では…ちょっと力を加えりゃ、ぽろっと取れたと思ってたんですが、どうも違ったみたい!?
今回はかなり渋いんです。。。
こういう時に油圧プレスがあれば、適当な当て物してグイッと一発、即完了!となるんですが…残念ながらそんなものはありません。
なので、プーラーを使って引き出そうと考えました。
とにかく内側のハブに何かをかませて…と思ったけど、いったい何を??
ここで完全に作業ストップです。。。
で、いろんな手持ちの道具や部品をゴソゴソさばくって、見つけた答えが…この方法。
ハブの径にあわせてボルトの頭を削り、ちょうど橋渡しする格好にする。
そしてその中央のネジ山部分をヤスリで削って平らにし、そこにポンチを打って凹ませてから…プーラーの軸をここに押し当てた状態でグリグリと。。。
とイメージしたものの、実際にはボルトはコロコロと落ちちゃうし、プーラーの爪も軸もすべてがことごとくズレちゃって、遅々として締め込めていかない。
何度もやすりやポンチで修正しては締めこむこと約1時間…なんとか取り外せました!!!
さて、この時点で午後1時を回り、「こりゃヤベェぞ!?」って思って作業をスピードアップしたのは良かったんですが
今回準備してたレリーズベアリング(右側)が、どうも…
入らないっ(滝汗)
よく見りゃ分かるんですが、どうもインナー部分が厚いですよね、これ。。。
内径を測ってみれば…38㎜
対するレリーズハブの外径は…
40㎜?!
入るはず無いじゃないの。。。
いやいや、もしやこれを圧入しなきゃいけない…わけないしね(笑)
ってことで、あらためて共販に走って発注してきました。
これなら土曜には入るもんね、週末に作業再開できるぞって思ったら
「在庫がないのでメーカー発注品となりますから、入荷は23日の土曜日になります」だって。。。
はいっ、この部品が無きゃ、エンジンを戻すことができるわけ無いですもん…これにてセリカ君のお不動様延長が決定しました。
ってことで、うちに帰ってもモチベーションが下がりきっちゃって…(泣)
ボチボチと進めますか、時間はたくさんあるもんね。
さっ、明日はキツネ様…動くかなぁ???
Posted at 2021/01/13 21:19:05 | |
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セリカ エンジン | 日記