先回の失敗をもとに、今度は樹脂の注入方法と向きを考えて、油粘土を容器に薄く敷き詰めたうえに、原型の内部に油粘土を詰めた状態で「お椀を伏せた形」にして油粘土の床面に押し付けて固定。
(写真撮り忘れちゃった…。)
そして、この上から硬化剤を混ぜたシリコーンを

流し込みます。
もちろん穴の部分に煙突を設置するのは忘れません!
この穴のひとつから樹脂を注入すれば、もう片方の穴からはシリコーン型の中にあった空気が押し出されて放出されますからね…こうすれば隅々まで樹脂が行き渡ると思われます!
硬化したら、容器から取り出して…ひっくり返して油粘土を撤去。
すると、粘土が詰められた元型が顔を覗かせます。
ちょっとはみ出たシリコーンのバリを取り除いて、こうして上型がまずは完成しました!
続いて、これを裏返した状態で、その上からシリコーンを注入すれば、下型が完成するわけで…イメージはバッチリ。
前回も同じことしましたが、ただ先回の失敗の原因のひとつに、離型剤が働かなかった…ってのがありましたね。
いや、離型剤としてスプレーしたシリコーンスプレー(潤滑剤)が、思ったよりも効果が薄かったんでしたっけ。
なので、今回はしっかりと離型剤を購入して…のつもりでしたが、やはり止め。
だってそんなに使うことも無いだろうモノにお金かけるのは。。。
それともう一つの工夫。
それがこれ。
粘土を長~いヘビさん状態にしてから…上型の周囲にぐるっと這わせました。

これなら上型と下型のシリコーンの境界線が判らなくなるって言う恐れはなくなりますもんね。先回はここで半泣きでしたから。。。
ってことで、ここまで準備できたら、離型剤代わりのシリコーンスプレーを、今度はたっぷり吹きかけておきます!!
そしてその上からシリコーンを流し込み…
あぁしかし、もう何度目だろうねぇ(笑)
もう1Kg缶はほぼ使い果たしちゃったんで、今回もはまた1Kg購入しちゃったし…だから離型剤をケチったんですけど。。。
毎回変わり映えしない画像ばかりで…すみません(汗)
でも無事に固まって
粘土を巡らせた周囲は見事にクッキリと、「ここが境界線やでぇ」って訴えてます(笑)

で、元型を摘出すりゃ…
これで型「3号」の出来上がり。

今回はこのシリコーン型の変な癒着も無かったので…どこも壊れることなく完成しました!!
うん、良いかもっ。。。
ってことで、思った通りの型が出来ました。
めでたしめでたし!
あれっ、なんか…型を作ることが目的になってるような気が?!
気のせい、気のせい…(汗)
Posted at 2021/07/31 06:19:40 | |
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セリカ 外装 | 日記