2022年10月16日
先日新聞で「EV購入時の補助金が10月末で枯渇するかも」って記事を読みました。
なんでも、軽自動車の初のEV「サクラ」と「ekクロスEV」がバカ売れしちゃってるんだそうで…その予算の4割ほどをこの2車が占めるんだとか。
まったく知りませんでした…軽自動車にEVが出たこと自体(爆)
すっかり新車の動向には興味が無くなってるモノですから。。。
で、調べると、「車両本体価格がサクラの場合、240万円~300万円」なんだそうで、普通の軽自動車が150~200万円ほど(びっくりですけど)ですから、+100万円で電動仕様になるんですね?!
で、この価格帯じゃ普及しづらいだろうからって…EV購入時に補助金があるんだそうです。
おおよそ国から55万円が補助され、しかも自治体それぞれの補助がそれに上乗せされて(東京ではこれに+45万円!)…このEV化の+100万ほどが見事に相殺され、普通の軽を買うのと同じ負担で済むんだそうです。
あはは、そりゃ軽を買おうと考える誰もが、「それならEVにしよう」って思うでしょうね…お得感半端ないですから。(もちろんそのあとで、やれ充電が面倒だ、やれ走らないわなどと文句は言うんでしょうけど)
で、この「財源が無くなる」という報道が出たおかげで、ますますヒートアップし…きっとすぐに追加の補助金枠が捻出されちゃうんでしょうね!?
しかし、良いのでしょうかね、それで???
外国のプレミアムブランドは早々に全車EV化を表明し、今年になってドンドン高額なEVを投入し始めてます。
日本はまだそこまでの急激な変化はないものの、PHEVが増えて来て…観光地にある充電設備は週末には既に「順番待ち」と言うシーンも見られてるとか?しかも使用している人のモラルにもちょっと問題が出始めてるとか???
政府も、こういった急激な電力消費に対抗するために、電力を賄う手段として…原発復活も視野に入ってるとか???
インフラも十分じゃない段階で、EV補助金による購入促進をはかってどうすんお?って感じですよね。
しかも半導体不足で、新車の納期待ちが1年なんてざらに起こってる今ですし、電力不足で最近まで昼間の節電を呼び掛けてたしねぇ。。。
きっと原発をドンドン増やす口実にするんじゃないかなぁ。
で、この補助金の財源を捻出する議論は早々と議会に掛けられ、以前から議論になりそうでならない「旧車の減税」は、これからも議題に上がることの無いままあとずらし!?
いやいや、逆に…もしかしたら旧車への益々の増税もありうるかも!?
なんかこの優遇処置って、需要を喚起するためにほんの一部の人たちだけのために偏ったもののようにしか感じられないのは気のせいでしょうか????
都合のいい時だけ「旧車は文化だ!」って言いながら、税金面でドンドン負担を増やしてくれるのは、ホント我慢がならないんですけどね。
もう、勘弁してぇ。。。
Posted at 2022/10/16 05:55:02 | |
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新型車 | 日記