
昨日のブログにアップしたように、パイロットベアリングの専用プーラーがお高くて手が出ない、出せない・・・いや、出したくないっ(笑)
ネットで見てると、ヤフーショッピングでは2000円弱で売ってるのを見かけましたが、それじゃ時間掛かります。また、もっと安いのではちょうどヤフオクで出品されてるのがあり、こちらは500円(送料別)ってのがありましたけど、当然これも時間が掛かります。
で、ネットで見てたら…なるほどっていう技を披露してる方がいて(笑)
ダメ元でそれを真似てみました。
用意するのはベアリングの内径に極力近いボルト。これにテープを巻いて、サイズ。合わせます。

こんな感じでピッタリにすればベター。(ちなみにこのベアリング、以前使おうとしたらちょっとゴリゴリ感が感じられたのでどうしようかと保管してたもの。当然これも処分ですけど。)
そしてもう一つ必要なものが…
油粘土。
これを次々と少しずつベアリングの穴から中に入れていきます。

そして一杯になったら
先ほどのボルトを突っ込む。
当然最初はずぼっと入っちゃいますが、どんどん粘土を中に詰めていって、とにかく一杯まで詰め込む。
そして…
ボルトをヒット!
すると

すごいですね。少しずつベアリングが押し出されてくるんです!!!
もちろんこの途中も、何度も粘土は補充しなきゃいけませんが・・・。
で、取れた後は

中をきれいに掃除して
おしまい(笑)
手持ちのボルトと手持ちの粘土使ったのて、費用は一切掛からず!!!
いやぁ、本当に抜けるんだってこと、今回やって証明できましたね!!!
凄いぞ、粘土っ。
で、クラッチ板を今度は表裏間違えずにセット。

こうしてクラッチまわりも復元終了。
ところがすんなり事は運ばず…この後にやることになったのが、ガレージジャッキのオイル補充。

もう10数年以上使ってると、どうしても言うこと効かなくなってます。。。特にハンドルをストロークしようとしても、途中で何度も引っかかるわ、上になかなか上がらないわ・・・まったく使えないんです。。。
なので迷わず分解・・・するも、ジャッキのピストンの支点となるピンが抜けない。
当然、ジャッキ自体の筐体を締めこんでるナットを緩めて、側を外してピンを撤去・・・ピストンを抜きます。
幸いゴムパッキンに損傷はなかったため、汚れだけとってきれいにしてからグリスアップして元に戻す
で、あとはオイルを追加。
エア抜きしたら…
無事に復活しましたので、また頑張ってもらいましょうか!!!
とにかくエンジン搭載には、ミッション自体の傾きや高さを調整するこちらのガレージジャッキが不可欠ですので・・・。
で、ドッキング作業は、エンジンクレーンでエンジンを吊るして、ガレージジャッキはミッションを下から持ち上げて…両方を少しずつ位置調整しながらやってるんですが…

ほんと、ここからがきついわけで…
すぽんって入らずに、何度もやり直す(泣)
今回も2時間ちょっと、このドッキングだけで泣きましたもん。
なので途中でいったんエンジンを再び下して、クラッチレリーズをお掃除。
気分転換です…。

せっかくなので

中身を交換
(やりおえてから気づいたんですが…3年前に交換したばかりでしたぁ。。。しまったな、異常なかったのに)
ということで、こうして少しずつ進んでいる・・・つもりですが、いまだ終わらず(汗)
台風、来るのかなぁ??
Posted at 2024/08/25 07:18:10 | |
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セリカ エンジン | 日記