
知り合いに引き渡したハズのナンバー灯。
「点かないよ!」との連絡をもらい、あわてて引き取り確認することに。
「どこかで断線しているのか?」と思い、さっそくテスターを引っ張り出して、チェック開始。
まず電球。
これは新品を付け替えたと聞いたので間違いはないが、とにかく点灯試験をすると…みごとにクリア!
「んじゃ、リード線かな?」
ってことで、まずはプラス側をチェック。
“リード線の端っこ”の部分と“電球のおへそがあたる接点”の2点間の導通を調べると…問題なし。
この部分、特にソケットの中に仕込まれている部分が一番心配だったんですけどね。あっさり『しろ』の判定が出ちゃいました!?
マイナス側は…見てのとおりボディ・アースですのでリード線はありません。
でも一応調べることに。
電球ソケットの側面部分がマイナスになり、そのまま金属製の照明ケースに繋がる構造のため、本体とソケット側面間の導通を見てみると…これまたしっかりと導通しててOKの判定。
つまり、リード線~電球~ソケット~本体までは繋がっていることになるんですよね。
もちろんこの状態でテスターを繋げると…これも同じように導通あり。抵抗値を示す針はしっかりと振れてます!
でも…なんか変なことに気が付きました。
「針の振れ幅が違ってる!?」
あらためて抵抗値を読み取ると、単品で調べた各点間の値よりも、はるかに大きな値を示してるじゃありませんか!?
つまり…どっかが繋がってないことになる、全部繋がっているのに!?
と、ここまでやった時点で、いまさらながら思い出したことがありました。
「前もこういったことがあったような…(汗)」
まぁ、その記憶のおかげで、あっさりと原因はわかりまして、ちょちょっと…それこそ小学生でも出来る細工をしただけでバッチリ点灯するようになりました!
何が原因かって?
ソケットと本体間の導通不良なんです(笑)
どうも電球を本体にセットすると、バネの力でソケットが変形するらしく、微妙な隙間ができちゃうんじゃないかと…
だからこの隙間を導体で埋めちゃえばOK!
ってことで…アルミホイルを隙間にギュッと詰めちゃって問題解決です!!!
まさに「修理は推理!」ですね(笑)
それにしても、以前も別の部品で同じことをしたことがあったのに…すっかり忘れてました(汗)
Posted at 2012/03/04 19:22:41 | |
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セリカ 電装品 | 日記