さて、いったん連載(?)を無事終了した「初代セリカのフロントウィンドウ交換」ですが、実はまだ一つだけやってないことがあります。
それは…モールの装着。
というのもあのモール…実は一度嵌めちゃうと、容易に外せない構造なんですよ。だから、モール取り付けは私にとっては“最終工程”であり、完成の証となるもの。でも、その前にやらなきゃいけないことがありまして…それが「水漏れ検査」。
つまりジャブジャブと窓枠に水を掛けて、室内に漏れてこなけりゃOKなんで、それを確かめてから晴れて終わり…とするつもりだったんです。
でもそれが…はいっ、もちろんダメでした(笑)
なので以下、「実録、シャワーテストの巻」をお送りいたします。。。
まずは全体に水を掛けます。とにかくやみくもに前後のガラスすべてに

情け容赦なく(笑)
で、室内を見て判断。
実は室内には「水漏れが一発で判るように」紙を敷いておきましたので、しばらくして恐る恐る見てみると…
運転席側だけ見事にアウトっ!!!!
心の中ではリヤガラスが一番不安だったんですが…そっちはまったく大丈夫だったのが意外すぎて、喜んだのも束の間のことでした。。。
で、再び「右側前のみ」に重点をあて、放水してみます。
でも今度は、ちょっとずつ水を掛ける場所を変えて場所を特定しようと思い…いっそのこと大胆に「じょうろ」で直接水を流してみることにします(汗)
さてどうか?!
まず、今回ボデーに穴が開いていたのをパテで塞いだ最下部ですが
やっぱり問題なし。
そりゃ頑張りましたもん、穴埋めっ!
続いてモールクリップの1段目
OK。
続けた2段目も大丈夫でしたが…
3段目では
はいっ、ここにきて室内には
明らかに嫌ぁな水の流れた跡が見つかりました。
どうやらここが臭そうだぞぉ!!!
なので今度はメーター類を外して、水の浸入経路がよく見えるようにしてから…再挑戦。
3つ目クリップのすぐ下を狙って水を掛けると…
室内は

まったく大丈夫!
それでは今度は3つ目クリップの上から盛大に水を掛けると

やっぱり…完全にアウトですっ!!!!!
思った以上に大量に流れ込みました(汗)
つまり、このクリップの周辺どこかに、まだシーラーで埋まりきってない箇所があったと思われ、そこから水がボデーとウェザーストリップの間に入って流れ、そしてAピラーの内張りを伝って(?)最終的に室内見回りこんだと考えられます。。。
だよねぇ、きっと?!
でも…あらためてじっと見ても、シーリングのできてない箇所なんて見つかりません。。。
ってことで、過去の作業時に撮った写真を確認してみることにします。
これがウェザーを嵌めて、まだシーリングする前の状態
ちょっとゴムの縁が波打ってるように見えます?!
で、そこをシール剤で埋めた後は…
う~ん、もしかして…クリップとボデーとの間が空いてるのがいけないのか???
と思いつつ、でもこんな状態は他の場所も同じなんですけどね…!?
でも真偽のほどは分からずとも、とにかく疑わしきは対策しなきゃいけません。
よって、シール剤を再投入します、しかも…テンコ盛りに(笑)

もうクリップも埋まっちゃうほどの勢いでして…こりゃあとできっと、モール付けるときに苦しむかもしれませんね(汗)
ちなみに、ついでだからと全周グルっと同じようにテンコ盛り(爆)
…と、こんな感じで隅々を再シールしてみました。
さて、後日乾いたのを見計らって…再実験してみようと思います!!
乞うご期待?!
ちなみに、ベタベタに濡れた室内は徹底的に乾かしたのち、床とサイドシルとの境に個所の溝を見ると…コーキングが取れちゃってるみたい。
なので前回にガラス用に間違えて買っちゃったこいつを引っ張り出し
しっかりと充填。
どうやらこれがこいつの正しい使い方のようですからね…やっと使い道が見つかりました(笑)
これからも多用しなくっちゃ!!!
次のお休みは…あれっ、いつだっけ?!
Posted at 2019/06/07 06:59:44 | |
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