
あはは、無意味だったようです…というか、何と比べようかねぇ?
このキャッチコピー、当時はちょっとだけ有名だったようです。あきらかなライバルに対する「挑発CM」でしたもんね、これ。
その仮想の敵が…60系セリカXXだったわけで、当時はDOHC2.8GTが超ハイポテンシャルを誇っており、それを迎え打つS130Zには…旧来のL型ターボしかなかったんです。
だからモデルチェンジしたこのフェアレディZは当然、一発逆転を狙うべく新開発のエンジンを搭載したわけで
それがこれだったんです。

V型6気筒エンジンのターボ仕様!
なんたってハイパワー、XXの170馬力をグ~ンと上回る230馬力でしたもん、圧倒的なんです!

しかもこのエンジンは、おなじみ「PLASMA」シリーズって言う名称で次々と、当時の最先端技術を投入した『パワーと経済性を両立させた…』ようです
で、そのラインアップをよく見ると…
ベーシックな小型エンジンからハイパワーツインカムまで幅広いんですよね、これ。なんたって…2.8リッターのディーゼルまでプラズマシリーズに入ってるんですもん。

よくもまぁ、一度にこれだけのラインナップを揃えたもんだと…。
だから中には、「これって新世代なの?」って言うのもあったりするわけで…たとえばこの型式がLD28っていうディーゼルエンジン。
その型式からわかるように…歴史の長いガソリン用L型エンジンの機構をそのまま流用したディーゼルエンジンなんだそうですもん…やはり歴史の長いエンジンだったはず。それをどう改良したら「新世代のエンジン」になったのかは…よくわかりませんが、実際どうだったんでしょうね??
でもまぁ、このLD28って、聞けばL型の排気量アップ等の改造用にもクランクシャフト等がよく流用されたようなエンジンなんだそうですが、とにかくこのプラズマシリーズは…トヨタのLASREシリーズに触発されて、あわててネーミングしちゃったような感じがしてましたもん、結果として社会にどれだけ浸透したのやら???
と言う事は置いておいて…
やはり私が一番「???」だったのが、このエンジンをロングノーズのZ31に積んだことなんですよね。
全長が短いってのがV型エンジンの最大の特徴なんですが、それをこのモデルに積んじゃったことでどういうメリットがあったのやら???
ただ、ハイパワーをたたき出すエンジンがこれだったから、とりあえず積んじゃいました…的な感じが、どうも残念でしたっけ。
なので、後に直6エンジンが搭載されたのは…特に驚かなかったように記憶してます。きっと、RB型エンジン開発が間に合わなかったのかなぁ???
とはいえ、ボンネット上のデカいエアインテークはねぇ。。。インタークーラーをフロントに持っていけなかったんでしょうか????
ちょっと迷走しちゃったZだったわけで、だからその次のモデルがショートノーズ化に路線変更し…長く作られたんですよね。。。
という、Zの新聞広告のご紹介でした。
Posted at 2025/02/10 05:29:56 | |
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