
先日、排気漏れを直したつもりだったんですが…まだ騒々しい?!
アイドリング状態(と言っても回転をちょっと高めにして)車体下を覗くと…せっかくガスケット入れた箇所が、どうやら怪しい?!
なのでやっぱりやり直すことに…。
触媒コンバーターの後ろ側、本来ならこのようなリング状のものひとつで十分なはずだったんですが、

ここに接続するパイプが純正でない排気管ですので、このガスケットがうまく収まらない形状(つまり窪んでなくフラット)なんです。

でも「しっかりとボルトで抑えりゃ、排気漏れなんてしないでしょう!」という甘~い考えのもと、無理無理チカラづくで締め付けてたのがやはり役不足だったようです。。。
ですので今回はガスケットをしっかり挟むことにしたんですが…入手したのは楕円型ではなくひし形っぽい形状ゆえ、これだけだとたぶんこの周囲から漏れが発生しそうに見えます。でもこの楕円形のガスケットは入手してなかったため、従来使ってたガスケットと2枚を重ね合わせて、ぎゅっと締め付けることで対処できないかと…後先を考えずにやってみました。
さて、こうしてほぼ良い感じに収まったんですが(もうかなり麻痺してます、音に関しては)
やはりエンジンの調子が良くない。
で、じっくりとキャブを見てみて…なんとなくひらめいちゃったんです、調子の出ない原因ってのが。
実はエンジンの回転が下がり切らない…というか、キャブをいじろうにもアイドル回転を調整する「アイドル調整スクリュー」が全く機能してないことから、ずっとイライラしてたんです。
本来ならバタフライが全閉してるからエンジンはこの「アイドル調整スクリュー」をちょっと開ける(締めこんだ状態から1回転半ほど戻す)ことでした燃料は供給されないわけで、その戻し量によってアイドリングが変化するわけです。
ところが我がセリカ君は…これがだめ。
スクリューを完全に締めこんでいてもアイドリングしちゃう?!
ってことはつまり、バタフライが締まり切ってないということ。
この原因で一番最初に思い当たるのが、バタフライを開閉するシャフト(心棒)のガタ、あるいは捩じれ。
これはキャブ本体を外して、吸い込み口にLEDライトを突っ込んでエンジン側からそれを見ればわかります。
シャフトが捩じれていれば、片側のバタフライには隙間があるので、光が漏れて見えるわけですが…幸いどうもそうではないみたい。つまり隙間がないわけで、それならアイドリングもしないはずなんです。
ちなみにこのアイドル調整スクリューってのは、目いっぱいに締めこむ(と言っても、絶対に無理なチカラ入れちゃいけませんけど)と…

このようにアイドル時に燃料が吸いだされるポート(穴)からスクリューの先っぽが出てきちゃうわけで…つまりこの状態はポートが塞がってる状態。ですから完全に燃料が遮断されるので、アイドリングはしないはずなんです。
でも、アイドリングできちゃうんで…おかしいんです(汗)
なので、やっぱりやり直し。
再びキャブを外して、バタフライを開くレバーがとアクセルリンゲージから繋がるターンバックル(…と言える形状にはなって無いんですけど)が離れていて、バタフライが全閉してることを確認。

このようにレバーの隙間に紙を入れて、それがするすると動けば、ターンバックルとは切り離されてます。
で、これをインマニに再びセットし、ターンバックルをアクセルリンゲージに接続。
…と、気づいちゃいました。
あっ、この時点でレバーがターンバックルに引っ張られて、ほんのちょっとだけバタフライを開けちゃってるわ(滝汗)
つまり、アクセルリンゲージをインマニに固定している、この箇所の高さがターンバックルの長さとあってないため、バタフライが全閉できないんです。
そういえば今回エンジンを作り替えた際、この部品は今まで搭載してたエンジンとは別のものだったわけで…だから個体差は十分にあり得るんです。
しかもターンバックル(ではないんですけど)は純正品ですので…長さの調整が出きないもの。
なので、今回はアクセルリンケージを固定する個所の高さを低くすることしか、バタフライの全閉を実現することが出来ないんです。
となれば話は早い。
ベルトサンダーで…

ギュィ~ンと削ちゃおう。
で、無事、バタフライが全閉になり…アイドリングの調整が可能となったんじゃないかと、そう思って、先週日曜の朝にキャブの調整に入ったわけです。。。
すぐ出かけなきゃいけなかったにもかかわらず。。。
(これが月曜のブログに繋がるわけです)
でも…やっぱり調子がおかしかったわけで
この後路上で止まっちゃうことになるんです。。。
でもこのお話はまた後日。。。
Posted at 2025/05/28 06:04:48 | |
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セリカ エンジン | 日記