ロータス・エヴォーラからNAエンジン消える

エヴォーラ、かなり迷った車です。

乗っても良いし、見ても良いし、なんせオンリーワンの要素がいっぱいあるクルマです。しいて言えば、エンジンが縦置きでなく横置きのミドシップなので、限界域ではちょっと挙動が怖いかもなぁと思った程度。乗り心地は極端なところそんじょそこいらのサルーン以上に素晴らしく、トヨタのGRエンジンと思えないくらい音は良かったです（クラウンとはえらい違いだ）。

結局止めた原因は色々あったのですが、要因の一つは新車生産ラインが検討時に止まっていたこと。そして、購入可能な在庫車は一年以上眠っているクルマしか無かったという事でした。一年とか二年そのままの状態で保管されているというのは、内外装はキレイながらも内臓関係はどうなっているのか見当がつかないものなので、車の性質上出来ればラインオフからあまり経ってない個体を望んだために話を流してしまいました。そいでもって替りをアレしたわけですが、まぁ、今でも欲しいです。

そんなロータス・エヴォーラが久しぶりにニュースに出ていたので見てみると、スポーティな限定車とNAエンジンが消えてスーパーチャージャーが付いた「S」モデルだけになったとのこと。

確かNAモデルは８５０万円スタートだったので、９１０万円の新定価は結構「S」としては頑張ったのかと思われます。ついでに、まだ在庫車があるようでそっちの方もセールをしているようです。

現在、マニュアルのクルマは一台もないので、実際のところマニュアル車導入を狙っていて、７５０iを出してマニュアルの何か・・・代車を手に入れるかと画策していたりもするのですが、今日ふと７５０iでお出かけしたら、これがまた良くて「代車」の入れ替えリビドーが減退してしまうのです。間違いない、インディビジュアルラインを通る個体はなんか良い（ちなみに、２５ｔｈ記念の７シリーズのインディビジュアルとは違います）。

それはさておき、エヴォーラなんですがニュースになるところを見ると新車ラインが動き出したのでしょうか？となると、新鮮な個体を手に入れるチャンスが到来したということになります。多少ライン員も造り慣れたでしょうし、品質も安定・・・するというのはロータスに対する期待のすれ違いになりそうなので止めておきますが、いずれにせよマニュアルの楽しい車が新車で流れてくるとしたらうれしいです。

ちなみに、エヴォーラに対しての購買ライバルは・・・

ポルシェ・ケイマンS及び９１１GT3

アストンマーチン・ヴァンテージ（中古の４．３のマニュアルなんか、こなれて来た）

この二台です。ケイマンSは新車で行きたいですね、１０００万円はかならず超えそう。GT3は９９７の最終モデル。これに対して雰囲気でぐっと刺さるのはアストンです。マニュアルシフトもさることながら、フライバック式のパーキングブレーキなど、心に刺さるポイントがいっぱいあります。

これら二台に対してエヴォーラが誇る部分は、多分乗り心地とリニアさだとボクは感じます。とにかく乗り心地は最高だし、エヴォーラに比べたらポルシェもアストンもステアリングを切ってからの反応の速度やリニアさは乗用車に感じます。まぁGT3はちょっとナンでしたが・・・。

そう考えると、GT3とエヴォーラSの一騎打ちなんですが、結局のところ１５００万円を今ささっと使えない状態なので、難しいなぁ・・・９９６のGT3ならいけますがね。

・・・あれ・・・９９６のGT3って安いな・・・

どうなんだろう、９９６GT3は。いけね、脳みそふやけてきました。