2021年03月03日
自信のない男の車選び
卓球少女あいちゃん、ボクは素直な感想は「なんかいい意味でもお母ちゃんぽい顔した子供がそのまま育った」だったのですが、そんな彼女も当たり前ですが大人になり結婚したわけです。
どっこい、まぁ色々あるようで。嘘か本当か、台湾人の旦那は、あいちゃんが歯医者に行ったら「お前はどんだけその口でいやらしく誘ったんだ!!!」と激怒したそうで。。。。
おい、お前の想像力が気持ち悪いよ・・・
そして、もしそれが本当であれば、よほど自分に自信がないのだろう、と思いました。金があって見た目が良くても、何らかの要因で自信なんてものはあったりなかったり、案外分からないものですし。
少なくとも、そういう束縛し気味の男性は、女性に対する何かしらの負の感情やトラウマがあることが多いと思います。ま、自信があれば浮気なんてされないって自信もあるし、もしされたら俺のせいだよ魅力が足りなかったからがんばろ、と次でも考えられるはず、と私は思うのです。
さて、そのニュースを聞いてふと思い出したのは一人の後輩のこと。
学生時代はウダツがあがらず、クラスでも存在感がなくやや虐められていた彼。万人に優しさを振りまくことは今と変わらなかったボクは彼に割と優しかったので、社会人になって暫くしたら連絡が来た。
車を買うんだ、と。
聞けば、医者になって女が出来たもんで車くらい無いとかっこが付かない、というではないか。面白い、これは絶対に面白いことになる・・・。
そう確信したボクは彼の指定するヤナセで待ち合わせをしたのだが、そこにいた彼はボクが知る普通のダサい奴から、全身ブランド物を来たダサい奴に変わっていたのだ。
横のはケバイなんか年上な女がいて、あ、これか、と。
どうやら見た目のコーディネートはその女がやってくれたのか、言われたことをやらないと振られてしまうと恐れた一心でやったのか、とにもかくにもまぁ凄い変わりよう。
お前どうしたんだ!という言葉を抑え込み、わぉーすごーぃ!をとりあえず連発したら、あっという間に当時最新のSL500を契約してしまったのです。
「俺の実家は左ハンドルしかなかったし」
「そもそも、国産て選択肢はないんだよね」
「これまで車無かったのは、まぁ何ていうか最低限これくらい買えなきゃ意味無いし」
おう、、、確かにそんな気はするけど、、、SL500の展示車に座る彼は、まるでキャラが変わったある意味一つ上の男になっているようでした。SL500が彼を自信と男のギラギラを増長させていました。
凄い歌舞伎っぷりに、みなぎる何かをボクは感じました。そうか、自信を持たせる効果が車にはあるんだ。
彼は女と飯行くっていうので、ボクは丁重にお誘いを断り(だってこっち一人だもん)帰り道、ボロロロローっと唸る割に前に進まないボルボを運転しながら、ああ、彼は本体の自信の無さをモノとカネで補おうとしているんだろう、でもそれはそれで正解なのかもなぁ・・・と思いました。ボロロロローと唸っても前に進まないボルボより、シュイーン!!!と加速してばばーんと屋根が空く高級車を片手でばばーんとぶっ飛ばせば、そりゃー気持ちいいし、その後なんか気持ちい事さえ待っている気もしたのです。
まぁ、金に物言わせるのはダサい気もします。でもですよ?それ(高所得と仕事)がずーっと続けは、そしてその女がずーっと傍に居れば、誰も不幸では無いし、それでいいわけです。無論、どっかでどっちかが何か問題を起こす可能性はあります。モノとカネで自信を補う場合、物量の法則で上回る異性が出てくれば(男の場合は見た目や若さになるのかな、女性に対して)そっちに乗り換えられる可能性がロジカルに考えても高いからです。
まぁでも、言葉で人を傷つけるような自信の補いっぷりよりはマシにも思えます。チビでデブのハゲがカッコいい車に乗っているのを「だせぇ!」とチャチャ出したとしても、例えばチャチャ出している方が社会の箸にも棒にもかからない人間であれば、第三者から見ればただの僻みにしかならないですし。
うーん、、、でも、一番の自信ある姿は、有りたいの自分を素直に表現している男だと思いますけどね。変に背伸びしたり、押さえつけても、人生面白くないですし。自分もそうありたい、と思いますけどね。
おい、あいちゃんの旦那よ、今からでも遅くないから、ボク自信ない男でごめんちゃーい!って泣いて謝ってあいしてるよーって言ってみ?いい事あるかもよ。・・・・ドン引きの可能性も高いけどさ、笑。
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Posted at
2021/03/03 22:44:55
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