2022年07月27日
V8SCかV8ビターボか
イギリスが好きな自分とすると、本当は足もイギリス車にしたいところ。白人至上主義の頂点に腐りながらも立っているあの国の、実に一筋縄でいかない複雑な島国根性から生まれるものがどうしてか刺さります。根暗なんでしょうね、彼らもボクも。
レンジローバー系はいくどか試乗して、いつか乗りたいと思ったり、ジャガーも毎度迷っています。ただ、細かな点では絶対に信頼性はレクサスに勝てるはずもなく、足を何度も入庫させたり、ジャガーなんかはディーラー網が貧弱(大体販売店の資本が三流)で多分対応にイラつくこと間違いなし。
そうなるとドイツ車で味わいあるものを選びたくなるのですが、それがBMWアルピナなわけです。
F10型5シリーズが未だに好きな自分はちょっと前にB5のエディション50認定中古を試乗しました。あれは良かったです。550iでさらに理想系へ上り詰めている足回り。踏まないと550iなのに、覚悟決めて踏みつけるとM5より強烈なトルクフィール。アクティブステア無しのナチュラルなステアリングフィール。どこをとってもF10ベースでこれ以上はない、と思わせる出来でした。
ただ、エンジン系統150万、足回り200万、その他50万・・・将来来るであろう整備費を考えると二の足を踏むわけです。
そこで対抗馬として毎度頭に浮かぶのがジャガーのXJR575です。
ジャガーXJ最後の最強モデルであり、史上最速のジャガーサルーン。V8SCモデルは乗った事あるのですが、575は解りません、そもそも台数が少ないです。
経験則からすると、多分そこまで乗り心地が固くなってないまま、やや過激なパワーフィールに振ってある気がするのですが、となると毎度お馴染みの危なっかしいジャガー流スポーツサルーンになっているはず。
XF-Sでさえ、パワースライド上等、ワインディングでは明らかにニュートラルステアに持っていこうとするボディバランスの良さは、自己責任の上で操作の自由度を残すイギリスのスポーツグレード特有のもので、これは他の国の車にはない特徴だと思います。
自分はX308のXJR、X350のスーパーV8など乗りましたが、どれもフルサイズカーと思えないキャラクターをねじ込んであって、これSクラス辺りから軽く浮気して乗って、12時方向固定の片手運転でふざけたらそのまま事故だな・・・と思いました。
自己責任の度合いでいえば、アルピナはBMWのスタビリティコントロールを自前で弄ってますから、相当なものがありますがドイツ車らしくある一定ライン以下であると普通のBMWとして安全に乗れるのはえらいです。
そこ行くと、そのラインが下にあるスポーツグレードのジャガーは正直危なっかしい。足回りにしても、首都高のアンジュレーションがキツイ路面を強引に突破しようとすると、アルピナはおぞましいくらいに安定してクールに熱く走るくせに、ジャガーはいきなり緊張感が高まりドライバーに対する要求が一気に来ます。
まぁ、、、簡単に言えば、ジャガー危ない。皆さんが思っているより、個人的にはジャガーって一般人に優しくないなぁと思います。だからこそ、惹かれるのですが。
同じような車にマセラティのクアトロポルテなどがありますが、あれが残念なのは現行クアトロポルテは内装がクライスラー味やや強めで、それこそF10とドッコイな雰囲気が・・・4.7リッターのノンターボV8時代までのマセラティが持つ粋で伊達な雰囲気が無いと、急に冷めてしまいます。
そうか、クアトロポルテGTSアワードエディション買えば良いのか。、、、
違う違う、、、、うーん、XJいいなぁ・・・
ちなみに、キャサリン・ジェンキンスはあんまり関係ありません。好きな歌手です。
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Posted at
2022/07/27 10:07:03
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