
マフラーエンドを拭く前に一枚。
B10はリアエンドがアルピナマフラー用にバンパーも加工されてます。
前期型も後期型も、通常モデルはMスポ除きマフラーの出口が見えないバンパーだったので、非Mスポだけどマフラー出口が見えるのはアルピナだけの様な気がします。
蛇足ですが、MスポはE39って確か一本出し、M5は控え目ながら左右に四本だった記憶があります。
4本出しかよ!と当時驚いた記憶がありますが、今見ると地味というか、控えめなんですよね。いかに今の新車の造形が派手になったか実感します。
で、アルピナのマフラーですが、ここ最近はモデルによってはアクラポビッチが多く採用されています。主に二輪のマフラーが得意なメーカーでしたが、ここ最近は四輪でも多く活躍しているように思えます。
というのも、ここのメーカーは音質もさることながら、実質的な性能が全般的に上がるから、というのを聞きました。だとすれば、本質を重要視するアルピナらしい選択です。
それの前は、、、よく解りません。どっかが作っていたとは思います。過去を振り返るとAMGなんかもセブリングの刻印が入っていたりするのが純正AMGスポーツエキゾーストでしたし、アルピナにしてもどっかが作っているんでしょう。
B10V8は何だかわからないというか、、、
まず最後のタイコは二個あります。ただ、これE39の540iとか前期528iもこんな形状だった記憶があって、これアルピナオリジナルなの?と思うこともあります。
ただ、その先、というのか、タイコ一歩手前に微妙なパイプのふくらみみたいなのがあって、これなんだろう?と思っていたのですが、オートマをスウィッチトロニックに切り替えて固定して、踏んでいって戻すとかすかにバブリングみたいな音があるので、もしかすると、その為か?と勘繰ってしまいます。
ちなみに、そのような時は通常の540iとは全然違う吹けだし、下がりも速いです。M5とも違うんですが、手組みのエンジンとエキゾーストの相性は良いのでしょう。
というわけで、どこの何か知りませんが、とりあえずぱっとみ派手でもなく、さりとて都市に丸ごと没入してしまいそうなほど地味でもない、実にいい塩梅のお尻なのです。
で、マフラーわからんと言いつつ、色々な部分を見ると、この時代のアルピナは何だかんだ今よりも専用部品が多そうです。
というか、2000年くらいだと、標準BMW自体、部品がモデル別に結構分かれていたので、個別の味みたいなのがありましたね。
正直、エキゾーストにしてもB10とM5では求める音も違うのがはっきりわかるし、どっこいここ最近のB4GTなんかは無茶苦茶派手なバブリングするので、もうこれM4とかM3とほぼ同じ音じゃないの?と思う節があります。
今年でメーカーとしての歴史を閉じるのですが、最終のアルピナ各車、買えない嫉妬もありつつ、ただそこまで強くどうしても欲しいと思えないは前ほどに通常モデルとの圧倒的な差が感じられにくいのと、あとMとのキャラクターの違いが前ほど壁が無い気もして、、、
それならうちのB10をもっと新車に戻せるだけ戻そう、と、、、マフラーエンドもきれいにしているわけでして。
中途半端に古いし速くもないけど、良いクルマだとボクは思います。
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2025/06/01 22:36:04