2020年11月25日
理由は軽自動車の出目が「庶民の足」というところから、普通車よりも優遇した税制を取っている事にも関連し、高速料金の負担を軽減してあげる視点と、車重が軽いから路面を傷めにくいという理由の二つが出てきます。
確かに、軽自動車が登場した当時は、それこそ普通車は高嶺の花でしたし、排気量は360ccでボディも小さく軽いものでした。
今となっては、新車価格は特段安いものではなく、排気量に関しては660ccまで増えてボディサイズも前よりは大きくなり、結果車重もリッターカーと大差ないレベルにまでなった車種もあります。
現状としては、別に軽自動車が税制においても高速料金においても優遇される理由は表向き無い状況に思えます。
軽自動車のオーナーが全員低所得者なわけないですし、1tを細いタイヤ四本で支えれば、路面への攻撃性はリッターカーと変わりません。
正直、大きさと排気量の囲いの中で作っているだけが今の軽自動車なんじゃないかなぁと思います。燃費にしたって、別に良くないですし。高速乗るとむしろリッターカーより悪いケースも出て来るはずです。
庶民の見方であるはずが、結果的にそう味方になってない現実はどう捉えればいいのでしょう?
個人的には世界販売が安全上の問題で出来ない軽自動車は、量産効果が見込めない商品なので結果的に高くなってしまう傾向があると思っています。世界販売出来れば、一気に量産効果が見込めそうですが、あまりにも特殊な四輪車になっていてどうも無理そうです。
こうなったら、リッターカーレベルの車種との統合を断行して、ある一定の燃費基準を満たせば現行の軽自動車並みの優遇をして、作る側としては一気にシナジー効果を満たせる要件に合わせた方が良い気がするのですが。、、、
そうなった方がユーザーも安く安全な車が購入出来てwinwinだと思うのです。
軽自動車じゃないと運転できない、って人もいますが・・・もうそれは無視。下手過ぎです。諸外国だと免許取れない人も取れちゃうのが日本だそうで、個人的には色々な国で運転した経験からすると日本人て運転下手くそ多いなぁと思っていたのですが、軽自動車のサイズしか運転できないとか話にならないと思ってしまうのです。
ほんと、そうでもしないと今後の日本の自動車産業がガラパゴスな商品を作り為にリソース分散をしなければならず、かといって外貨も稼げない死にたいの状況になると思うので、決断してほしいです。
にしても、高速の割引はやっぱり疑問だなぁ、苦笑。
Posted at 2020/11/25 12:01:26 | |
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