
現行のベントレイ・コンチネンタルが登場した時、これまでのFFシャシーベースさが解消され、往年のRクーペをモチーフにしていたという初代よりも遥かにのびやかでカッコいいクルマになったなぁと感じました。
最近出た新型車の中では、ディテールに勝負せず、全体像で勝負を掛ける珍しい例で、2015年前後に主にジャーマン3で発生したぎゃちゃついたディティール過多の高級車とは一線を臥していたようにボクには見えました。
とはいえ、ヘッドライトの中身の細工は凝っていて、まぁこの辺りはさすがにデコラティブになるんだなぁとは思いましたが、それでも秀逸に見えました。
で、あれ?と思ったのはマイチェンの時。
目が2つ目になり、そこに一本斜線が釣り目状に突き刺さるように、、、
今風と言えば今風なのか、ベンテイガみたいに四ツ目のままで良かったんじゃない?と個人的には思ったものです。
で、今になって出てきたのが、これ。BEVのトルカル。
ちょいと前まで中国車は全地球のありとあらゆるデザインをパクッてました。なので、当然ベントレイもパクられました。
で、このBEVのベントレイ、、、、そのパクられて出来た中華ベントレイに似ている、、、気がする、、、
これまで一度もディテール勝負に出た事が無かったメーカーが、グリルもランプもフォグもサイドグラフィックも点でバラバラ、、、
個人的にまず思ったのはグリルが光っていて、しかもそれがデザイン上特に全体の質感を上げているわけでも無く、旧時代のオマージュにも思えない。灯火類は不要なまでに分裂しつつ、分裂した先で各々が違うデザインセンスで主張しているように見えます。サイドにしてもDピラー付近でキックアップ気味になるのはどっちかとういうとEセグまでに見られるような緊張感を持たせるためのグラスエリアを狭める手法に感じてしまい、これも優雅さに欠けるな、と。
まぁ、これはボクの個人的な印象なんであれなんですが、個人的にどれも良いデザインに思ってきたブランドがここに来て随分と劣化したなぁと思ってしまうんです。
理由で考えられるのは、ちょうど現行コンチネンタルの開発が終わるかどうかのタイミングで結構なデザイナーが流出したという話を聞いた記憶があります。ボルボであったり起亜であったり、中国メーカーにも流れたと聞きました。要するに年俸が桁違いなわけです。
それから10年とか7年とか経ちますが、確かに随分中国車のデザインレベルが上がりました。桁違いの年俸といえば、約5000万円で天才少年募集!!!みたいな事を平気でやるわけですが、まぁクルマ業界にしても中国はやるわけです。
で、結果からするとパクリどころか、デザインの独自性さえ感じるレベルに上がった気がします。そこ行くと、ある意味ドメスティックでガラパゴスな日本メーカーは良くも悪くもデザインレベルが変わってないのは、運が良いのか悪いのか、、、
優れたデザインは西欧にあり、と思っていましたが最近はどうにもいいもんだと思えないというか、なんか実力不足というか、デザイナーの力量不足というか・・・
ふと思ったのは、フェラーリにしてもルーチェをなんで内製でやらなかったのか?という疑問がずっとあって、これって結局大したデザイン出来るのが社内にいなかったんじゃない?と思うんですね。
で、フェラーリとしても上場している手前失敗が許されないから、失敗しないように作った結果があれなんじゃないかな?と。
ベントレイのこれにしても、そういう理由はあると思います。
ただ、株主やアクティビストはとても勝手で、自分たちの利益にならないとわかるやいなや、BEVの方針をガラッと変えたりするわけで、、、上場なんてしない方が良いじゃないか・・・と思う事ばかりあります。大した資金調達にもならないケースもあるのは、ここ最近のトレンドというか、結局一部の人間が得して会社はメリットが無い、、、
それに振り回されてデザイナーがいなくなり、、、
まぁでもこれが流行ってくれて認定中古車のベンテイガが安くなればB7が万が一アウトになった代わりになってくれそうだから、下心満載でトルカルを応援したいと思います!
頑張れ!売れまくれ!電気のベントレイ!!!
Posted at 2026/10/21 13:30:34 | |
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