
マイカーはごそっとコンピューター交換だそうで、保障が効かなかったら青ざめていたところでした。入っていて良かった延長保証。元取ったどこの騒ぎじゃありません・・・。
そして、予想的中、そんなパーツは国内にはない。本国発注で、いつになるか解らない(多分二週間くらい掛かる)。
代車生活が長くなりそうです。というか、今週の日曜日までしか今の車の借用期間が無いので、途中で交換になりそうです。A4に慣れたからA4で良いんだけど、どうなるんでしょう。
さてさて、そんなわけでまたもやS5は長期休暇です。台数が少ない車に乗ると、こういう事は覚悟しておかないといけません。嫌なら国産車に乗るしかありません。レクサスIS-Fならこんな事ないでしょうし。ものの三日も掛からず治るんじゃないですかね?
さて、そんな電話を貰いつつ、やっぱり山へ代車を連れ出しました。せいぜい7割程度のペースですが、普通の人には全く参考にならない走り方で走ってきました。
まず、良い部分は軽い事。切り替えし時のヒラヒラ感はクアトロモデルよりいい感じです。我が家のS5みたいな重厚感溢れるコーナリングとは一線を臥したフィーリングです。そして、FF車とはいえエンジンが縦置きの為、ドライブシャフトは左右等長です。なので、トルクステアが出ません。この日は路面がハーフウェットで、元気なお兄ちゃんの90マーク2が全損こいているような状況でしたから、2.0Tのパワーをフルに叩き付けるとコーナリング中であればイン側のタイヤは空転するし、立ち上がりで踏みつけてもトラコンが介入するわけですが、安定感が著しく損なわれることが無いのは、このシャシーの美点ですね。
ごく普通に乗る分にはボルボS60など、一般的横置きFFシャシー車とは差が付かないのですが、こういうシーンではアウディ謹製「縦置きFFシャシー」の良さが光ります。まぁ、ニッチなポイントなのでこれがセールスポイントになるかどうかは微妙なところですが。
ただ、空転することは空転するわけで、スロットル操作に対して挙動変化がありますから、これは個々の趣味における判断に任せることになると思います。例えば、サーブ9-5エアロやボルボ850T5-Rなどじゃじゃ馬FF車が好きな人は全く問題なし。アウディのクアトロモデルのような徹頭徹尾安定志向の車や、BMWのようなナチュラルな操縦特性を好む人は頂けないかもしれません。
そういえば、こんな運転をしても家に帰って燃費を見たら10.6kmリッターでした。優秀ですねぇ・・・。ちなみに、区間エコランしたところ、リッター17kmくらい軽く出ます。
なんも車知らない人からしたら、割と大きく見えるアウディA4は「エコじゃなさそう」に見えるようなのですが、本質的にはとても高効率で快適な移動体であって、しかも安全です。
そう考えると、この2.0T、もっと燃費指向に振ってローパワー化しても良い気がします。パワー中毒の自分にしては珍しい結論なのですが、個人的には1.8Tくらいのパワーで良かったなぁと山を走っても思いました。
2.0TのFFが光るのは、例えば130kmhで巡航していて、そこから180kmhまで加速するとか、日本では事実上不可能な使い方をした場合によると思います。アウトバーンを主に主戦場とするなら、2.0Tも大いにありだと感じます。
それにしても、このDセグメント、どれに乗ってもいい車で、ほんと激戦区だなぁ・・・と感じます。もうしばらくA4を堪能したいと思います。
Posted at 2012/10/25 01:28:56 | |
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