2022年05月06日
紛れもない宣伝なんですが、何かぐっとくるものを感じました。
マークⅡ、、、実に日本的、というかまさに高度経済成長と共に歩み、バブル経済を頂点にして終日の日本へ消え去っていく、そんな車種だったように思えます。
とにかくバブルまでは一直線に豪華になり、時代背景の映し方はカローラと同じくらいリアルなものを感じました。
個人的に印象が残っているモデルは、まず70系のGTツインターボモデルです。ワインレッドのシートと発進時はモッサリしつつ途中から急にターボトルクが出てくるフィーリングは印象的でした。
それと100系の2リッターモデルとツアラーVモデル。前車は140馬力だったと思いますが、出足はひょこっと出てもある一定速度から加速が苦しく、とはいえ静かで快適で、しかも税別230万円くらいだった気がしますが、今思うと安いなぁと思うのです。
どっこい、ツアラーVはベースモデルの倍の馬力で、ややシャシーが負けていて不安あれども無茶苦茶に速い、という同じ屋根の下になんでこうも性格が違うのがいるんだ・・・と唖然としました。
何故かチェイサーだけ100系は1.8リッターモデルがありましたね。個人的には歴代で一番好きなのは100系の3リッターモデルです。あれこそ贅沢に思えました。
110系になると急に背が高くなり、マークⅡという名前はこれが最後になります。この辺りから急激にグレードが減ったり、今日に続くセダン不況の前触れが発生するわけですが、マークXではパッケージングを工夫しつつカッコいいセダンの復権を狙うわけです
結局令和元年にそれも終わりました。リーマン前までゼロクラウンのヒットと共に「あれ?盛り返すのかな?」と思いましたが、リーマン後の不況と市況の変化により、最後はやや寂しい終わり方になりました。
ちょっと背伸びをすると普通の贅沢が見える、そんな感じに思っていたのですが、いざ無くなると、素の普通の贅沢がどこにもないようにも感じられて、何とも寂しいもんだなぁと思います。
ただ、これって日本だけじゃなくてアメリカにしても中産階級用のセダンがことごとく消滅しかかっているわけで、市況の変化は全世界に波及しているんだなぁと感じます。
今あるちょっとした背伸びは、トヨタでいうとハリアーとかヴォクシーの高額グレードなのかもしれませんが、なんかちょっと違うんだよなぁ・・・
それにしても、最後の最後のマークXって、最初とエライ違いですな。私は初期が好きでした。
Posted at 2022/05/06 22:37:49 | |
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2022年05月04日
混んでいるので、コソコソと動くくらいで終わりそうです。
ロッテリアとセルシオを洗って、ボルボを充電して、愛人を見に行き(見ただけかよ・・・)、溜まった用事を只管Eクラスでこなしていたら、気が付いたらEクラスだけドロドロに汚れていました。
汚れまくっているEクラスを見て、今更気が付いたのですが、なんだかんだBMWよりメルセデスの方が純正のブレーキダストの量が少ない気もいます。というか、なんか汚れる色が違うような?BMWは割と真っ黒でメルセデスはちょっと茶色っぽい気がします。とはいえ、これグレードや車種でも違うかもしれません。
メルセデスの個人的な印象は本物AMGだけ凄いブレーキが効いて、あとは意外と効かない。BMWは基本的に効くんだけど、例えばF10などは何故か528も欧州仕様と違う小さいブレーキであったりして、日本に入るモデルはグレードによっては想定外に効かないブレーキの場合がある、そんな感じがします。
なので、標準メルセデスのブレーキ汚れが意外と軽め?なのは、あんまり効かないのとトレードオフなのかなぁ・・・と思ったり。てことは、パッドを変えれば汚れは増えたとしても効くようになるのかな・・・と汚れを落とさずにぼんやり考えてしまいました。
ブレーキってそれぞれ好みがあると思いますが、どうでしょう?
ボクはポルシェのブレーキが好きですね。リニアだし、踏んだだけ効くし、逆を言えばちゃんと踏めよ、という責任感を感じるのはスポーツカーとして非常に正論だと思います。
一番嫌いなのはちょっと踏んだだけで効く癖に最後の最後で思った通りに制動力が出ないで見捨ててくるタイプです。フェードしやすいのも嫌なんですが、それ以上にまずい!!!と思った時に最後の頼みとばかりにブレーキを踏みつけたら普段の素振りと違う制動力しか出てこないのは悲劇です。
それなら最初から効かないって言ってよ、と思うんです、笑。ほんと、最後で裏切るタイプ、結構多いんだよなぁ・・・最後まで力を振り絞る為にはキャリパー、パッド、ディスクだけでなくてホースやブースターや何もかもの周辺機材がヘロヘロせずにきちんと働くことが前提として必要になるので、それを地味にきちんと仕上げるのはとてもコストが掛かるし、あんまやらないんですよね、結構なメーカーでも。
しかしまぁ電動時代になると、そんな悩みもモーターの強力ブレーキで要らなくなるんでしょうかね。
結局洗車せずにダスト汚れで長考する連休中日でした。
Posted at 2022/05/05 00:06:56 | |
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2022年05月01日
パトカーの事でスカイライン400Rでも高速隊はいいじゃん、、、とか思った時に、思い出したのは日産は3.5リッターのHVモデルの生産を終えた事でした。
シーマ、フーガ、スカイランHVの三車種が対象なわけですが、トヨタの450h系に対抗したハイパフォーマンスハイブリッドの終了はひっそりしたものでした。
事実上、日産がトヨタに対抗出来ている部分はより少なくなったと言えます。
しかしながら、リーマンショック前後までは日産とトヨタが張り合っている部分も多く、例えばフーガの新登場時は明らかにレクサスを意識しつつ、将来的にはインフィニティを入れてくる雰囲気さえありました。
あの頃はスカイラインも初のV6モデル化となり、トロイダルCVTやリップルダンパーの採用、フーガはSPパッケージに国産初の19インチホイール採用など、他にない何かがあったのも事実だと思います。
その内、他にもある・・・いや、他のが良い・・・という感じになってしまったのは明らかに開発の停滞と投資の停滞に見えました。シンプルに改良がなされない状況が垣間見えるわけですから、日産も色々な付けが回っているなぁと感じました。
ちなみに、実際に新車で購入を検討した日産車は近年から拾うとV35スカイラインクーペ、初代フーガ450GT、ステージア350RXとかです。
その中でもフーガの450GTにプレミアムインテリアでBOSE付きのタイプS、というのは結構真剣に考えました。ただ、当時もう既に5段ATがやや時代遅れ感もあり、確かアウディの何かを買った気がします。
でも、良かったんですよ、当時としては。確かGS430とかも併せて乗ったのですが、明らかに450GTの方がバンカラというか、いい意味で雑で荒っぽい感じがしたんです。インテリジェンスクルーズも当時としては良かった部類でしたし。
どうした事か、もう日産のショールームに数年は行っていません。またどっかで行くことあるんですかねぇ・・・。
Posted at 2022/05/01 23:14:29 | |
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