
足にする車の条件が自分自身よく分からない時間が随分長かったのですが、ふと気が付いたのはクラウンハイブリッドに乗っている時でした。
その前のアウディS5は自分で洗うか指定の洗車場で手洗い洗車しかしませんでした。それが当たり前だと思っていましたし、トランクのまぁまぁなスペースは洗車グッズに占領されていました。
自分で洗っている時に、ついウットリしてしまいつつ、やっぱりカッコいいなぁ、走っても止まっていてもかっこいいなぁ・・・と気持ち悪い悦に浸る自分になっていたわけですが、クラウンに変わった途端それは無くなりました。
そもそも、カッコいいと思って買ってないので、洗車機に入れてみたら意外と綺麗になるので、これで良いじゃんと思ったのです。次の550iはカッコは好きでしたが、そういう割り切りが出来た上、というか磨きとコーティングの完成度が高かったので、これまた洗車機を多用しました(ただ半分くらいは手洗いでした)。
で、今使っている足のLS460とEクラスは全面的に洗車機です。Eクラスに至っては磨きにも出していませんし、コーティングもしてません。
あんまり外見が汚いのは好きじゃない自分にとって、洗車機に突っ込めるかどうかがここ数年の足に出来るかどうかの基準になっていました。中身はさらに汚いのが許容出来ないので、どっちかというと黒系内装を選んでいます。
本当は全然違うんですけどね、好み。
好みの問題でいうと、形に続いて運転フィールなどもどんどんどうでも良い感じになってきました。安全で走行性能がまともならまぁ何でも良いのです。これもクラウンハイブリッドの時が発端な気がします。
自分が乗っていたのは200系こと先々代の3.5リッターV6HVモデルでした。
正直、V8エンジンを積んだアウディS5からの乗り換えは、オーバーに言えば「絶望のその先」くらいに思える、もう別にどうでも良いです、くらいの達観したものでした。
期待してないドコロの話じゃなかったのです。
ところが、思った以上にまともに走るし、というか無茶苦茶に速いし、挙句どこにいっても駐車場に困らない上に燃費も良い。確かにステアリングフィールは生々しさの正反対にあるようなもんだし、厳密に言えば・・・例えばE39のBMW5シリーズなどと比較すると「どうしようもない」動的質感なのですが、運転している実感が欠如可能、という事はその時期とても忙しかった自分とすると最高のものでした。
もう一つ大きな事は、足は足、趣味は趣味、と割り切りが効いた構成になったのもあります。本当に欲しかった趣味が手に入ったら、安全快適であることをクリアしてさえ居れば、まぁいいじゃないか、と基本的には思えるのです。
それで、後期型LS460認定中古なわけですが、、、
そりゃアルピナB5とかを夢想する事は一日で五回くらいありますが、正直足として考えた時、今の自分の状況からすると、むしろLS460以上にはなり得ないと思ってしまいます。何につけ気を使いますからね。
後期型のLS460は正直見た目が嫌いなので、期待ゼロだったのも大きいです。前期型で気になった部分がちゃんとしていて、むしろ気に入っています。見た目以外(見た目はどうも無理矢理感強いですね、今見ても)。
個人的には先代LSは二台乗ってみて、本当に良い車じゃないか・・・と思う事が多いです。サイズもギリギリどこでも何とかなるし、後期型は前期に比べて乗り味が古典的アプローチながらも揺さぶられ感の少ない、一部輸入車を上回るものだし、挙句壊れない。
壊れないから洗車機にもぶち込める。
そういう意味では200系クラウンが一番足としては良かったかなぁと未だに思えます。550iは足なんだけど、でも足以上の期待感を絶えず実現してくれていましたから、あれを足と呼びきれるか微妙なところです。
ちなみに、200系止めた理由、微妙な劣化もありましたが、実は一番の原因はシートでした。どうしてかクラウンてシートが小さくて超長距離が・・・
シートがデカかったらいまだに乗っていたのかな、とかぼんやり考えるときがあります。
ホントは2か月限定のはずが、気に入ってしまったので困ったもんです。
Posted at 2022/07/25 22:50:27 | |
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