
所用で台湾に行き、初日の食事に出てきた豆のスープが絶品でした。
一瞬、きょとんとしてしまう薄味だったのですが、だんだんとその薄味に慣れてきて、思わずおかわりしてしまうほど美味しいスープでした。
薄味なんだけど、旨味と繊細で優しい味付けにすっかりやられてしまいました。
台湾料理というと、どうにも「辛い」と「しょっぱい」がイメージにあって、そこに脂っこいも混ざって嫌だなぁ・・・というのが事前の想像にあったのですが、滞在期間中そんなものに遭遇する事は一度もなく、全ての食事がお茶を含めて当たりでした。
まぁ、、、アテンドしてくれた人が徹底的に良かったのはデカいですが、一般的に考える台湾料理のイメージが「濃い味」だとしたら、現実はその反対の「薄味」だったと感じます。
さて、移動はタクシーで今回はレンタカーを避けたのですが、それは正解で、台北のドライビングスタイルは無茶苦茶なファイティングスタイルでした。レンタカーだったら多分ボッコボコになった事でしょう。実際、新旧問わずわりと車はボッコボコでした。
これに関して言えば、巷にあふれる台湾ラーメンの「濃い味」且つ「激カラ」且つ「アブラギッシュ」の方向であったのは間違いないです。
あと、外が熱いぶん、タクシーなどはクーラーガンガンなので、なんだか体がおっかしくなりました。ある意味で、サウナに入り冷水に入る、を大気で行う感じです。体調悪くなりますけどね、、、
そういえば、現地では日本以上に現行アルファードやLMを見ましたし、マイバッハ率も高く、意外なのはフェラーリとマクラーレンを一度づつ見ただけ・・・どっちかというと見た目が濃い、デカいのがお好きなのかもしれません。
あちらの車好きと話していると、何となくですが車の好みは濃い味だった気がします。
ふと、自分の車はどうかなぁ・・・と思ったのですが、なるほど確かにアルピナなんかは決して薄味ではないですが、解りやすい味かと言われるとそうでもない感じがします。
グリーンのマメスープみたいな、甘味や旨味のほのかな連携から来る美味しさと共通する部分がある気がします。飽きないし、繰り返し飲んでも良いと思える。これ、濃いと一口二口でいいや、になっちゃうんですよね。
今の車は手間暇かけて出汁をとって・・・よりも、一発で人工調味料で決めてやるぜ!みたいな車が増えた気がします。アナログを突き詰めてより良く車を仕上げるのは大変な手間だし、一番コスト嵩むわけで、そんな事どこもやらないんですよね。排ガス対策もしなきゃならないし、お金の掛けドコロが増えてしまったために仕方ない事とは言え、ちょっと寂しい事です。
料理にも同じ事言えるのかも知れません。ちなみに、マメスープのマメ、手作業でスナップエンドウのマメをプチプチ出しているそうで、、、大変な手間です、、、
そういえば、台湾にアルピナは見ませんでした。売っているのかな。
Posted at 2024/06/16 10:14:39 | |
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