![北陸路へ 2日目 黒部ダムへ(会社関係バス旅行) 北陸路へ 2日目 黒部ダムへ(会社関係バス旅行)](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/043/019/436/43019436/p1m.jpg?ct=ac84b73dd615)
2日目はメインの黒部ダム行きです。
宇奈月温泉を出て高速道路、北陸道で北進です。
ここでもいきなり朝からビールタイムです。朝食時にお茶代わりにビールを飲んでる強者もいました。
昨日にビールをたくさん飲んだこともありトイレが近くなっては困るので一本だけにしておきます。でも近くなってしまってバスのトイレに駆け込みました(>_<)
バスはどういうルートで黒部ダムに行くのか知りませんでしたが、何と、新潟県糸魚川市まで行ってしまいました。
みなさんにとってはなんでもないことですが、実は私は新潟県に入ったことがなく、近いうちに新潟空港に降り立ち、市内と近郊、佐渡島を数日かけて旅しようと考えており、それまで楽しみにしておりましたがこんな形であっけなく新潟県に入るとはびっくりでした。
バスは糸魚川市で高速をおり、白馬付近を進み、黒部ダムへ
(白馬は初めてスキーに来たところで思い出の地です。)
黒部ダムは関西電力が60年ほど前に電力不足を解消するため中部電力エリアの富山の黒部で水力発電を作り電力を賄うために工事を決め、着手したそうです。
漠然とは聞いていたのですが詳しくは知りませんでした。私は長年建設業界のゼネコンでお世話になってますので知らなくてはいけない、日本の歴史に残る大工事ですが、恥ずかしい限りです。
当時の技術とマンパワーでこれだけの大工事を成し遂げた事に敬服するばかりです。また、当時の土木技術にも感心するばかりです。
到着したのは扇沢駅
電気バスで扇沢と黒部ダムの往復となります。往復は関電だけに電気バスだそうです。
少し前までは鉄道(トローリーバス)だったのですが電気バスに代わったそうです。
約15分でダムに到着。
黒部ダム駅は山の中のトンネル駅で自然の冷蔵庫のようで半袖の服装ではとても寒く感じる温度です。
ダム湖に出てみれば壮大なダム、雪の残ったアルプスの山々、そして改めて黒部ダムの工事の凄さを感じます。
真下を見てみました(怖い)
破砕帯という掘れば冷水が吹き出る部分でのトンネル工事、落盤事故、試行錯誤の掘削、現場の事故だけでなく、宿舎等で病気などで命を落とした人。
これらの方々の苦労や犠牲の上で、我々は生まれた時から電気を不自由なく使えていることを十分理解して感謝しなくてはなりません。
破砕帯では今でも水が流れておりました。
その後近くのホテルで昼食を頂き、帰路へ。
帰路のバスで石原裕次郎主演の「黒部の太陽」の映画を上映。
3時間ほどの長い映画でしたが、仲のいい協力会社の人も、他の人も黒部ダムに行く前に見たかった。見てれば知識を持って見学できたのに、、、、
という感じで少し残念でした。
黒部ダムも宇奈月温泉も富山県。
恐らく破砕帯の水はとてもおいしいでしょう、富山の水は同じ水源でしょうかね。
ダムで飲める水がありましたがとても美味しかったです。
その後バスは休憩を挟み、中央道、名神、阪神高速経由で大阪駅に19時30分頃に無事到着し、2日間の旅を終えました。
黒部ダムは是非見る価値のあるところです。今の日本の繁栄があるのはこのような先輩方のご苦労と技術のおかげと思ってます。
興味のある方は是非行かれることをお勧めします。
長々とお付き合いありがとうございました。
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Posted at
2019/07/03 21:57:13