ちむどんどん

引き続き車ネタではありません…今回の沖縄旅行の目的は、この時期に回遊してくる鯨（ザトウクジラ）を観る事です

皆さんも車以外に色々な趣味があると思いますが、我が家は「夫婦揃って鯨好き」なので、毎年あちこち（国内・海外を問わず、観たい鯨が居るところへ）ホエールウォッチングに出かけています





今の時期に観る事ができるのは、ザトウクジラと言う種類の鯨です。小笠原でも観る事ができるのですが、船（おがさわら丸）しか足が無いので、一週間以上の休みが無いと行くのは難しいです…それでも過去7回も遠征してます（笑）…夫婦で鯨オタクと呼ばれる所以です（爆）

＊写真はネットから拝借したものです。





ザトウクジラを観察していて面白いのが、とてもアクティブなところです。鯨類の中でも、ザトウクジラはとても活発な動きを魅せてくれます。中でも圧巻なのが、身体全体が海面に出てしまう程のジャンプ（ブリーチング）ですね。体長16m前後（バスと同じ位のサイズ）、そして30トンの巨体が宙を舞う姿は圧巻で、誰が観ても感動すると思います。

＊写真はネットから拝借したものです。





もう一つの魅力が、尾びれ（フルーク）の美しさでしょうか…マッコウクジラの力強さと比べて、ザトウのフルークは繊細な美しさを感じます。観ていて飽きない鯨の一つです。でも、一番のお気に入りはシャチ（オルカ）です…もう一度ジョンストン海峡でシャチが観たいなあ〜

＊写真はネットから拝借したものです。





少しだけ専門的なお話しです〜ザトウクジラは、フルークの裏側の模様が一頭ずつ異なるので、その模様を記録する事で、個体を識別する事が可能です。回遊ルートの特定や、生体の研究に活かされています。

また、TV等で良く聞く鯨の声は大抵がザトウクジラの声をモチーフにしています。どことなく哀愁が漂う、切なそうな鳴き声ですが、実際に海で聞くと（ハイドロフォンと言う水中マイクを使い）とても魅力的です。小笠原では水中マイク無しでも、海面まで届いた鯨の声を聞く事が出来ました（恐らく船の真下に鯨が居たと思われます）

＊写真はネットから拝借したものです。