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前のブログで911が大好きな？「praying mantis」（カマキリ）について書きましたが〜カマキリで思い出したのがこの車です。





独特のスタイルは正に「mantis」（カマキリ）を連想させますね。





魅力的なコクピットの後ろにはミッドシップマウントされたパワフルなアメリカンV8が収まっています。





たった１台しか作られなかった貴重な車ですが〜大切にレストアされて、元気良く走っている姿を見ると感動を覚えます。





1968年〜雨の「スパ・フランコルシャン」を走る「mantis」…当時この姿を見た人は驚いたでしょうね。

当時としては最強のトルク（確か50kg？）を誇っていたこの車を運転すると、ドライ路面でも簡単にホイルスピンしてしまうので、とても品格のある走りとは言えませんでした（笑）

堅牢なボディでしたが、流石に車重が重すぎたのか、ハードなコーナリングをすると、Aピラーが軋む音が聞こえてきました。たまたま懐かしい動画（一部のマニアでは有名）を見つけたので、この車に乗っていた当時の記憶が蘇りました…楽しかったな〜（笑）





この映像と音の組み合わせに最初は騙されました？

＊著作権の関係で動画が削除されてしまいました…イタチごっこ？でまた誰かが動画をアップすると思います…気になる方は「ランデブー」で検索すると見れるかも？





で種明かしがこちら・・・直線の加速はNAの911に負けない速さでしたから、Ferrariで加速したように見える（映る）んですね〜（笑）

コンクールコンディションの356ですが、可愛らしい外見から想像もつかない程パワフルな車です…外見に油断すると、あっと言う間に引き離される？





搭載されているエンジンは、911の3.3Lターボ？…補機類を含め、よくこのスペースに収めたと感心します。





話し変わって、こちらは綺麗な75タルガなんですが〜マフラーがちょっと太いですね…





実はこの車に搭載されているのはロータリー（13Bターボ）なんです。低速トルクは足りないかも知れませんが、良く廻るエンジンですし、何より軽量なので〜運動性は向上していでしょうね…一体どんな乗り味なのか？

ドラッグマシンと並んで整備中だったのが、GTD40（GT40のレプリカ）です。右ハンドル＆右シフトが往年のレースマシンらしくてカッコ良いです。着座位置が滅茶苦茶低くて、歩いている人の膝下しか見えません。個人的な見解ですが、オリジナルのGT40に最も忠実に造られているのが「Safir」製で、次が「Superformance」製だと思います。





その裏ではこんな車（普通のムルシエラゴではありません）の作業中でした…跳ね石からオリジナルの塗装を守るために透明なフィルムを貼っているそうです。色合いがまるでステルス戦闘機のようですね。





正解はムルシエラゴの最上級モデル「LP670-4 スーパーヴェローチェ」通称「SV」です。6,496ccのV12DOHCエンジンは出力670ps！0-100km加速3,2秒、最高速は342km…これで合法なんですから凄いですね〜

427SCより迫力のあるワイドなリアビューが特徴のこの車は何でしょう？
実はスズキの「カプチーノ」がベースのカスタムカーなんです…

ナンバーはオリジナルの427ci（キュービックインチ：6997cc）に対して40,27ci（660cc）を表わしています…洒落てますね〜





インパネもオリジナルの雰囲気が上手く表現されていて良い感じです。レカラ製のウッドステアリングや、AUTOメーターがその気にさせますね〜60年代のル・マンをイメージして造ったと言う、オリジナルのレーシング・バケットシートもカッコ良いです。





トレッドがオリジナルの427SCと同じ寸法でありながら、ホイールベースが短いので、ただでさえ迫力のあるコブラボディが、一層強調されたスタイルになっています。まるで1分の1スケールのチョロQみたいです。

車重は650Kgしか無いので、カプチーノのスタンダードエンジン（64ps）でも十分速いと思いますが、それじゃ満足できないと言う人の為に、オプションで80ps、120ps、160psまで設定されています。





トランクの中はとても綺麗に造作されています（手間の掛け過ぎ？で儲からないらしい…）

このBABY COBRAを製作した村手社長は、アルミ板一枚からフルスクラッチでボディを造る〜その道では有名な職人さんです。一枚のアルミ版が、みるみる形を変えて行く様は、見ていると感動すら覚えます。





実は、村手社長とは10年以上前からのお付き合いで、以前私が乗っていたジネッタのカウルや、ジャガーDタイプ風のインパネなど、アルミ製（ワンオフ）の三次元曲面パーツを無理難題？言って作って頂きました。

元々は日本でも有数のドラッグレースマシンを製作されていた方（ご本人もドライバーとしてSS1/4マイルのレコード・ホルダーだったと思います）なので、ボディ・シャーシ・エンジンと、全てに渡って精通したプロフェッショナルな方です。