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porscheでレースを戦った偉大なドライバーは沢山いますが、その中でも一番印象に残っているドライバーが「レインマスター」の愛称で有名なジャッキー・イクスさんです。

1982年に富士スピードウェイでWEC JAPANと言う世界耐久選手権が開催され、当時は今程熱狂的なファンが少ない事もあって、平日のレースウィークにポルシェワークス（ロスマンズカラーの956）のピットに入って見学する事ができました。

当時はピットもノンビリした雰囲気で、練習走行の合間にサインを求めると快く笑顔で対応して下さいました…一緒にいたヨッヘン・マスさんやデレック・ベルさんも笑顔で楽しそうに会話されていたのを覚えています。

レースはライバルのランチア（ミケーレ・アルボレートさんは速かった）が早々にリタイアして、956の独走状態でしたが、当時初めて見るCカーの驚異的なスピードにただただ驚いてました。