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2009年11月06日 イイね!

あの人は今〜ドリキンと呼ばれる前は







25年以上も前のお話しです〜富士スピードウェイでフレッシュマンレースに参戦していた当時〜練習走行はなるべくコースが空いている平日を選んで走っていたのですが〜そんな日に限って偶然一緒になるドライバーがいました〜

私も彼も積載車に自分のレースカーを積んで富士スピードウェイの前にトラックを停めてゲートオープンを待っているのですが〜いつも私が一番に並ぶか彼が一番に並ぶと行った具合で、偶然にしてはちょくちょく出会う間柄でした〜自然に挨拶を交わす内に練習のピットも隣同士になり〜何となく一緒に走るようになりました〜








私が一番にコースインして〜ピットアウト直後にアクセル全開(タイヤが冷えているのに無謀と思われるかも知れませんが、実際のレースではタイヤを温められない場合も多いので、冷えた状態で練習するのも意味があるんですよ)〜1コーナーから100Rと滑りながらも順調に通過したものの〜ヘアピンの進入速度が高過ぎて痛恨のスピン!〜そこへ彼が後から走ってきてスピンした私に向かって笑いながら(実際はヘルメットを被っているので見えませんが)手を振って走り抜けて行きます〜

お互いの練習走行が終わればピットで走り方について熱い議論を交わします〜と言っても彼の方から色々なアドバイスをしてもらったのが本当のところですが〜彼曰く「○○さんはまだFRの走り方をしているね〜(笑)」「あそこはアウト側のラインを通ってアクセルを踏みながら抜けた方が安定するよ〜」と大きなジェスチャーを交えながら熱く語ってくれた事を今でも良く覚えています〜








彼がNP1300(トヨタ)で私がNP1600(日産)とクラスが違っていたので直接のライバル関係になかった事がフランクな関係になれた一因かも知れません〜お互いに走る事が大好き!で〜切磋琢磨しながらハイスピードドライビングの腕を磨いた事は〜今でも大切な思い出です〜翌年彼はAE86クラスに、私はTS1300クラスにそれぞれステップアップしました〜

その後はお互いに進む道が変わり〜彼はプロレーサーの道を〜私は普通のサラリーマンの道を選んで、今日に至ると言うお話しでした〜長文にお付き合い頂き、ありがとうございます…偶然みんカラのお友達のブログに彼の動画がアップされていたので、懐かしくなって書いてみました〜
Posted at 2009/11/06 20:55:57 | トラックバック(0) | レース | クルマ
2009年11月06日 イイね!

GT-Rとポルシェ〜因縁の構図〜



GT-Rのエンジン「S20型」のご先祖様にあたるのが〜R380に搭載された「GR8型」である事は昨日のブログに書きましたが〜更にそのご先祖様にあたるのがスカGの愛称で有名なS54B(A)に搭載された「G7型」です〜ステアリングのセンターにプリンスの頭文字である「P」マークが付いているんですが、カタカナの「ア」に見えたのは私だけ?(笑)S54は良い車でしたね〜トリプルチョークウェーバーの咆哮に1速ノンシクロの5段ミッションを駆使すれば、当時の国産車の中ではダントツの速さを誇っていました〜今では重くて遅い車ですが…生沢さんは戦車って言ってたし(笑









その「G7型」搭載のスカGに生沢徹さんが乗って〜1964年に開催された第2回日本グランプリで戦った相手が〜式場荘吉さんの乗るポルシェ904GTSでした〜ホモロゲーションの違いがあるとは言え、一目見ただけで勝てる相手ではありませんよね〜

当然スカイラインが負ける訳です〜が、一周だけ生沢さんがポルシェの前を走った(生沢さんが式場さんに一周だけ前を走らせてと頼んだと言う説アリ)事で観客は熱狂?してその後のスカG伝説&国産車vsポルシェの構図が生まれたと言っても過言ではないでしょう〜

私のお友達(みんカラ)の中に、実際に904(式馬さんが乗った車そのもの)を所有して、公道で走らせていた方がいるんですよ…世の中凄い人が居ますね。









実は第二回日本グランプリに当初出走する予定が無かったポルシェ904が急遽エントリーした背景には〜自社のレースカーをエントリーさせる事ができなかったトヨタ自動車が、当時トヨタのワークスドライバーだった式場さんに904を与えて、プリンス(スカイライン)の優勝を阻んだのでは?と言う噂があります〜

ポルシェに負けたプリンスは余程ショックを受けたのでしょう〜904GTSを徹底的に研究した結果〜非常によく似た車を作って、次のグランプリに挑みます。でもシャーシーはブラバムBT8をそのまま利用(コピー)したみたい?ですが…当時はシャーシーを自社開発出来るほど、技術力が無かったのかも知れませんね…









昨日のブログに書いたGT-Rのご先祖様に当たるR380-1ですが、904と似ていますよね〜このR380は、その後1966年に開催された第3回日本グランプリでポルシェと再び対決して、見事優勝を飾っています。…ですが、その後は第4回日本グランプリで改良型のR380-2が、ポルシェカレラ6(何と生沢さんが乗って)に敗れています。

当時R380-2に乗りたいとオファーをした生沢さんを日産(プリンスを吸収合併した)が断って〜怒った?かどうかは定かではありませんが、生沢さんがミツワを通して急遽カレラ6でエントリーし、日本グランプリの優勝をかっさらって行った?なんて、やっぱり生沢さんてカッコ良過ぎです。

Posted at 2009/11/06 18:35:26 | トラックバック(0) | What's wrong with | クルマ

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