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今回のSHCC大磯ミーティングのKクラスで優勝されたOさん（何と82歳！）です…ウィンドウスクリーンにはMGと縁の深い伝説のレーシングドライバー「ヌヴォラーリ」の名前が貼ってありました…私からすれば82歳のOさんご自身が伝説のドライバーに見えました。





愛機は1933年製のMG-TB（1,250cc）です…この車を手足の様に操られるOさん、カッコ良過ぎです。（ジムカーナの練習中に、横Gの影響で肋骨3本にヒビが入ったそうですが、晒を巻いて走っておられました…）





もっと驚いたのが、82歳のOさんはこんな車も乗りこなしてしまうんです…ジムカーナの練習で肋骨にヒビが入るのも判る様な気がします…80歳を越えた方がこんなに元気良く走り回っておられると、50〜60代はもっと頑張らないとイケマセンね〜

今回のSHCC大磯ミーティングのKクラスに参加されていた1933年製！のMG-J2（TBの前）850ccです。この時代のMGは本当にカッコ良いと思います…当時スポーツカーは相当に高額で、普通の人には買えない贅沢品だったそうです。





MG-J2のコクピットです…短くて繊細なゲートを持つシフトレバーが確認出来るでしょうか？…私の大好きなK3マグネットにも通じる造作で魅力的です。

＊この手のヴィンテージカーだと、走りもオットリしているのか？と思いきや、ヒラリヒラリとパイロンを交わしながら元気よく走るんです…現代の車と比べてキャスターが立っているので、どちらかと言うと曲がる方が得意で、逆に真っ直ぐ走らせる方が難しいらしいです。

ジムカーナで思いっきり遊んだ後は、安全運転で名古屋まで帰りました…トラックの後ろを大人しく100km巡航で約300km走った結果、燃費は11.4km／Lでした。MOTEC制御のフラット6は、大人しく走っている限り燃費が良い？ので本当に助かります。