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先日取り付けたシフトインジケーター「SHIFT-i」ですが、出荷された状態（初期設定）のままだとタコメーター（VDO）の回転数とLEDの表示（発光）に差が発生するので、マニュアルに従ってキャリブレーション（較正値）の設定を行いました。商品に付属している日本語版のマニュアルが読みにくい（英訳した文章が難解？）上に、ネットを検索しても空冷の911に「SHIFT-i」を取り付けた事例が見つからなかったので、メーカーのHPから英文のマニュアルをダウンロードしてから、取り敢えず自分なりにやってみる（試行錯誤しながら現物合わせする）事にしました。

初期設定は較正値が２にセットされています。（1stライトが1,000rpm、2stライトが2,000rpm、3stライトが3,000rpm、4stライトが4,000rpm、5stライトが5,000rpmでそれぞれ点灯する設定）そのまま911を走らせたところ、タコメーター（VDO）の回転数よりLEDが早く点灯している事が判りました。そこで0.5ずつ較正値の変更をしながら、実際に走ってLEDの発光するタイミングを確認する作業を繰り返しました。

私の911（3.2LのMOTEC制御）の場合は、較正値を３にセットしたところ丁度タコメーター（VDO）の回転数とLEDの表示がピッタリ合いました。（ちなみに較正値３は、1stライトが667rpm、2stライトが1,333rpm、3stライトが2,000rpm、4stライトが2,667rpm、5stライトが3,333rpmでそれぞれ点灯する設定）

一旦面倒なキャリブレーション（較正値）の設定が終わってしまえば、後は色々な機能を試す（遊ぶ？）楽しい時間です。この「SHIFT-i」の優れているところは、LEDランプが発光開始（LOW）する回転数と、シフトポイント（MAX）をそれぞれ任意に設定できると言う機能です。私の場合は、公道を走る時はLOWを1,000rpm、MAXを7,000rpmにセットしています。こうする事でエンジン回転数が1,000rpmで最初のLEDが発光して、エンジンの回転数が1,000rpm増える毎に一つずつLEDの発光が増えて行き、最終的に7,000rpmで全部点灯してから、全てのLEDがフラッシュ（警告表示）する様に設定しています。緑のランプだけが光る様に運転すればエコドライブになりますし、急加速ではF-1の様にランプが移動しながら光るので見ていて楽しいですね。

サーキットやジムカーナなど競技参加の際は、もう少し高回転側できめ細かい表示（発光）をさせたいので、LOWだけを4,000rpmにセットします。（ボタン操作で簡単に変更が出来るので便利です）するとエンジン回転数が4,000rpmの時に最初のLEDが発光して、以降はエンジンの回転数が500rpmきざみで（4,500rpm、5,000rpm、5,500rpm、6,000rpm、6,500rpm、7,000rpm）LEDが発光して、最終的に7,000rpmで全てのLEDがフラッシュ（警告表示）する様になります。

※you-tubeに「SHIFT-i」を付けたボクスター？の動画が載っていましたので転載します。（このシフトインジケーター結構使えますよ）