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80年代の前半富士フレッシュマンレースに参戦していた時にお世話になっていたオートクリニック日産の八木沼社長が、日産自動車の依頼を受けて古いダットサン（オースチンのノックダウン？）のレストアをしていたので、時間があるとファクトリーへお邪魔してお手伝い（と言う名の邪魔？）をしていました〜もちろん素人の私が出来る事はシャーシーやボディパネルの錆落としだけでしたが…（笑）





レストアが完成した車の前でポーズをとっているのが私（多分25歳？）です。
当時メインでレストア作業をされていたのは、ブガッティのレストアで有名だった鈴木のじっちゃん（鈴木幸男さん）でした。丸パイプと鉄板をカットしてベンダーで曲げ、ちょちょいと溶接してあっと言う間にエキパイやマフラーを造ってしまう…見事な職人技を目の前で見る事が出来たのはとても貴重な体験でした。





写真の車は〜この後鈴木さんがドライブして、アメリカ横断レース（グレートアメリカンレース）に参戦しています。確か日本テレビが取材して特集番組も放送されました。レースの途中に立ち寄ったインディアナポリスのレースウェイで購入したと言うお土産（インディ500のロゴワッペン）は今も大切に私が保管しています。





私がお会いした当時〜既に鈴木のじっちゃんは高齢でしたが、それでもマニュアル車（ワンダーシビックsi）をキビキビと運転されていました。それもその筈で〜鈴木のじっちゃんは第一回の日本グランプリ（クラウン）やスピードトライアル（コンテッサ）、ドラッグレースまでドライバーとして参戦されていたんですから本当に凄い方です。その後数年経って私が最後に鈴木のじっちゃんにお会いしたのは、実家（碑文谷）の近くにあった整備工場（ミッレミリアに参戦する車などをメンテしていた）でした。