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先日のブログに書いたマックイーンの愛車がジャガーとロータスだった事を書きましたが、そんなライトウェイト・スポーツカーの代表格がケーターハム・スーパーセブンです。





私も過去にケーターハム・スーパーセブン（1700SS）に乗っていた時期があるのですが、初期のロータスに共通するキーワードは「引き算」ではないか？と思うのです…必要最低限のフレーム剛性を確保しながら〜軽量化の為にはどんな努力でも惜しまない＝例えば、スラビライザーを兼ねたフロントのAアームなど…そんな潔さと目的を達成する為に知恵を絞った（軽量化した）成果が〜英国製の軽量スポーツカーなんだと思います。





一方、ポルシェは2Lから始まって2.2L、2.4L、2.7L、3.0L、3.2L、3.6Lまで「足し算」がキーワードだと思うのです。スーパーセブンとポルシェは、全くアプローチの異なる2台ですが、共通する点がありました。それは「フロント荷重が掛け難い」ところだと思います。

軽量で蝶が舞うように軽いセブンですが、サスペンションのストロークが短いので、ブレーキングを利用したフロント荷重の移動が難しく、追い込んで行くと、針の穴を通す様なドライビングテクニックが必要になります。対するポルシェも同様に、RRなのでフロント荷重を掛けるのが難しいですね…

ですが、2台ともブレーキングからのターンインで、上手くフロントの荷重を掛ける事ができれば、カミソリの様にシャープで気持の良いコーナリングが出来る点が共通しています。また、ドライビングが難しいので、乗りこなせた時の達成感や充実感を味わえる点もよく似ています…上手く操ると楽しくなる点が似ている２台〜

昨日はマックイーンの愛車の一台がXKSSだった〜と言うブログを書きましたが、実はもう一台大切にしていた車があるようです。

好きな方はもうお判りだと思いますが〜この車はXKSSのベースモデルだったDタイプ同様に、ル・マンで大活躍したレースカー「ロータスイレブン」です。





普段はXKSSでドライブを楽しんで〜休みの日は「イレブン」でサーキット走行を楽しんだみたいです。本当にレースカーが好きだったんですね〜賢明な方は既にお気づきだと思いますが、２台の車に共通するキーワードは「ル・マン24時間レース」なんですね…彼が愛した車達は、ル・マンで優勝（クラス優勝も）したレースカーばかりですし、後年映画まで作ってしまったのですから〜この頃からル・マンに出場する事を夢見ていたのかも知れませんね…

スティーブマックイーンと言えば、映画「栄光のル・マン」や1970年にポルシェ908をドライブして、実際にル・マン24時間レースへ参戦されるなど、とてもポルシェとの関係が深い方でしたが、そんな彼がプライベートで大切にしていた車の一台がジャガーのXKSS（写真）です。





ジャガーはEタイプが有名ですが、Eタイプが最初から公道走行を目的に作られたロードカーだったのに対して、このXKSSはル・マン24時間レースに優勝したレースカーであるDタイプを公道走行できる様に改装した車で、全く次元の異なる車です。





そんなレースカーを公道で楽しんでいたマックイーンと言う人は、余程のレース好き（単なる車好きでは無い）だったのでしょう…現代に例えれば、ポルシェのRS・Spyderを公道で乗る様なものですから…

＊映画の撮影中も自らメンテする程〜車好きだったんですね〜良い顔してます〜

我が家の911は、MIZWAで購入した車では無いので、大丈夫かな〜？と思いながらポルシェセンターに部品を発注してみました。インターネットで問合せをしたところ、大変に丁寧な対応で、直ぐに部品を手配してくれました。





今回購入した部品は、ヘッドライトのゴムパッキン（２種類2組）です。後日DIYで交換しようと思います。

昨日のブログで、911の４ドアを紹介したところ、沢山の反響があったので、二匹目のドジョウです（笑



写真の車は、989の４ドア・プロトタイプです〜FRモデルの968とよく似た大人しいデザインですね〜このデザインだと、ポルシェとしての個性（らしさ？）が足らなかったんですかね…発売されなかった理由が知りたいですが…





一方、こちらはご存知パナメーラです…上の989に比べて、911の流れを強く意識したデザインになっていますね〜やはり大人しい4ドアモデルでは売れないと判断したんでしょうね…





こちらは928のプロトタイプです…２ドアクーペと言っても良いのでしょうか？とてもバランスの取れた美しいデザインですね。ちょっとフェラーリの456GTBや、アストンマーチンにも似てるかな？…FRのスポーツクーペのデザインが行き着くところって同じなんですかね〜（笑