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以前のブログで土屋圭市さんと一緒に富士スピードウェイで練習走行していた当時の思い出話しを書きましたが、その前年に富士スピードウェイで開催された日産レーシングスクールに参加した時のお話しです。

私が参加した時の同乗走行の講師が、当時からADVANカラーを背負って戦っていた高橋健二さんでした。当時荒れた路面で有名だった雨の富士スピードウェイを、アクセル全開で走って、100Rでは信じられない程の高いスピードで進入し、何気なく四輪ドリフトのまま走り抜けてしまう姿に、プロのテクニックの凄さを見せつけられました。

サーキット走行では、車がここまで滑っても大丈夫？～ここから先はダメって言う感覚がとても大切ですね。日産レーシングスクールを受講した後、富士フレッシュマンレースやサーキット走行を沢山走りましたが、今も無事（レースでの貰い事故以外はノークラッシュ）でいられるのは〜当時覚えたテクニックのお陰だと思っています。

先週末に青山のLMP CARSに預けた74carreraの車検が完了しました。今回は通常のメンテナンスに加え、サーキット走行で負荷の掛かる部分を中心に〜しっかり点検と整備をしてもらいました。自分で交換するつもりだったステアリング・ラックのブーツも、ついでに交換してもらいました。やはり新品のブーツ類は気持ちが良いですね～

購入してから約半年で、普通のドライブは勿論サーキット（鈴鹿サーキット）も二度走行しているので、どこか不具合が出ないか？心配していたのですが、きっちりメンテナンスされた空冷911は丈夫ですね～他の車だったらこうは行かない（あれこれ不具合が出て、部品を交換する羽目になる）と思います…ポルシェって本当に凄いメーカーですね…改めて実感させられました～

心の広いオーナー（実は同級生）のお陰で、とても貴重な試乗体験をさせて貰った車が365GT4BBです。インプレッションは色々な雑誌に書かれていますので、私の拙い文章は書きません（笑





運転した時の印象を私なりに表現すると「この車って、でっかいポルシェみたい？」でした…フェラーリファンの夢を壊すような事を書いてますが、本当にそんな車だったんです。ミッドシップと言うよりRRの様なリアヘビーの車で、トップエンドのエンジンサウンドもポルシェと似ているな〜と感じました。

昔のお話しです〜機能的なポルシェ（特に空冷モデル）のインパネとは異なる官能的なインパネの正体は？

ホーンボタンやメーターに配置された跳ね馬のエンブレムで一目瞭然ですね…学生の頃からずっと憧れの対象で、稀に見かける事はあっても、まさか自分が運転する事など無いだろうと思っていましたが、ひょんな事から運転する事ができたんです。今思えば、こんな貴重な車を良く貸してくれたものだと思います…逆の立場だったら心配で心配で…（笑

先週東京へ帰省した際に、車趣味の大先輩のところへ遊びに行きました。その時に伺った面白い話しがありましたので披露します。

その方はポルシェに限らずレースカーを中心に、世界的にも希少な車を多数所有されていて、実際にサーキットで走らせて楽しんでいる（筑波のクラシック・フォーミュラレースで何度も優勝してる凄い）方です〜

その方が73carreraを発売当時に購入されて、直ぐにエンジンを2.8LのRSR仕様（車重はちょうど1,000kg）に改造して乗っていたのですが、当時試されたウィングの違いによる最高速の「差」についてお話しを伺う事ができました〜ホエールテールにするとダックテールの時と比べて、最高速で200rpm伸びが鈍るそうです。何気なく話されていましたが、ちょっと考えると凄い事なんですよね…5速全開で走りながらタコメーターの針を確認しているんですからね〜（笑