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昨日まで仕事でバタバタしていたのですが、やっと落ち着いたので〜久し振りに高速を走って来ました。





911のドライブは最高の気分転換ですが、この時期は「塩化カリウム」に注意しないと駄目ですね。。。





年の変わり目だから？では無いですが、プラグも新品と交換しました〜皆様良いお年をお迎え下さい！

この写真はMoTeCにシンクロ信号を送るセンサー部のアップですが、色々あって？試行錯誤の結果、新しいブラケットを作ってみました。





以前はエンジンハンガーに溶接した鉄板に、鉄製のブラケットを介してセンサーを取り付けていたのですが、エンジンが温まって来ると（特に温間再始動時）センサーの出力信号が低下する事があり、何とかしたいと思っていました。鉄製のブラケットは熱伝導率が高い為、エンジンハンガーから伝わる熱がそのままセンサーに伝わってしまうのが原因でしたので、何とか熱が伝わらない方法は無いか？…素材選びからはじめました…





そこで見つけたのが「PEEK」と言うプラスチック素材です。一般にプラスチックと言うと熱に弱いので、高温に晒されるエンジンルームに使うのは考えられない事ですが、このPEEK素材は高温での連続使用が可能で、薬品や油への耐性もある優れモノです。静岡にある会社にお願い（簡単な図面を書いて製作を依頼）して、一品モノでブラケットを作ってもらいました。早速取り付けてテストしたところ、エンジン温度が７５度前後になってもセンサーを手で触れる（以前は熱くて触れない）状態でしので、まずは大成功と言う結果でした。ただ何処まで耐久性があるのか？（振動や衝撃など）検証する必要があるので、当分は走ってはエンジンルームを覗く（ブラケットを確認する）毎日です（笑）…ブラケットを留めるボルト＆ナットには、弛み防止の為にノルトロックワッシャーを使っています。

＊PEEK素材について…ネットからの転載です。
PEEK（ポリエーテルエーテルケトン，polyetheretherketone）樹脂は，射出成形可能な熱可塑性樹脂としては最高の耐熱性を持つ芳香族系のプラスチックである。融点が334℃で，250℃で連続使用できるという超耐熱性を持つことから，「スーパーエンプラ」とも呼ばれる。

分子構造としては，ベンゼン環がパラの位置につき，剛直なカルボニル基（-C=O）とフレキシブルなエーテル結合（-O-)によって連結される構造をとっている。非強化では荷重たわみ温度が140℃とさほど高くないが，ガラス繊維などで強化することにより高めることが可能で，ガラス繊維30％強化品で315℃に達する。耐薬品性も優れており，濃硫酸や濃硝酸，飽和塩素水以外の無機・有機薬品に侵されない。

今日はフロントウィンドウの日よけ（通称ハチマキ？）を張り替えました。元々はこの車の前オーナー（レーサーのYさん）がルマンに出場した際、フランスのサルテサーキットで買ってきたバナーが貼られていたのですが、５年経って痛みが酷くなってきたので、そっくりなレプリカを作って張り替えました。





まずキレイにウィンドウを洗い（脱脂して）洗剤を入れた霧吹きで水をかけながら、バナーのベース（透過性のある青のシート）を貼ります。はみ出した部分はカッターで切り取って、スキージを使い丁寧に空気を追い出し、そのまま一週乾燥させます。（今の時期は気温が10°前後と低いので、水貼りは乾燥に時間がかかるので大変です）ベースが完全に乾いてから、切り文字のカッティングシートを貼付けます。この手の作業は全くの素人ですが、その分時間をかけて丁寧に作業したので、何とか見られるレベル？になりました。

＊フロントウィンドウにステッカーを貼る場合は、道路交通法の規制（透過率や大きさ）がありますので、あくまでも自己責任で行う必要があります。勿論このままでは車検を通りません。良い子は決して真似をしてはイケマセン…悪い子は？知りません（笑）

先日破れたブローバイホースを交換しました。





年式によっていくつか種類がある様ですが、3.2carrera用を購入しました。





破れてしまったホースと並べると曲がり方も少し違うので、無理な力がかかっていたのかも知れません〜交換して取り回しもキレイに収まったので、これで一安心です。