wrong endのブログ一覧

私の勝手な思い込みですが、カラーリングが似てる？と思ったので並べてみました〜形では無いですよ（笑）

画像は1970年のル・マン24時間レースを走った917LTですが、この車のグラフィック・デザインも先日のブログに書いたAnatole "Tony" Lapineさんなのだそうです。通称ヒッピーポルシェと呼ばれるグラフィックスは、サイケデリックな色調と相まって、いかにも70年代を感じさせます。しかもこの複雑なグラフィックスをル・マンのレースウィークに缶スプレー（1,500本！）で仕上げたと聞いて驚きました〜リンク先には、塗り終わった頃は指の力が入らなくなったと書かれていますが、これだけの面積を缶スプレーで塗ったら確かにそうなるでしょうね？！・・・予選では白一色だったグラフィックスが、レース本番では蛍光色の緑が追加され、強烈な印象に仕上がっています。





ネット検索していたら、同じデザインで仕上げた車が何台か見つかりました〜911は想定内として、ケイマンや918スパイダーまで同じカラーリングの車がありました。案外このデザインを気に入っている人がいるんですね〜

写真に写っているのは、手前から924と928そして911SCですが、この時代のポルシェをデザインされたのが、先日のブログで触れた"Tony" Lapineさんと言うデザイナーです。商業的な成功・失敗はともかく、RRからFRへ転換を図った時代の苦労（プレッシャー）は、大変なモノだったろうと思います。





ネットで見つけた928のモックアップ？画像ですが、当初のリアスタイルは924と似ています〜フロントは911に似たカエル目のデザインも試していたんですね？！（モックアップの左フェンダーが盛り上がっている）また、ホイールがクッキーカッター？なのも興味深いです（発売時はテレフォンダイヤルに変わっています）〜928は発売された当初、たまたま運転する機会に恵まれましたが、独特の野太いV8サウンドを奏でながら、大きなボディをぐいぐい加速させるのが印象的でした。車に包まれる安心感を911以上に感じたのは、丸いデザイン故かも知れません。





924の初期モデルはどんなデザインだったのかな？と写真を探してみたら、最近売りに出されていたオリジナルモデルの写真がありました。プレーンオムレツのようなシンプルな造形美（ナローに通じる？と言ったら言い過ぎでしょうか）が素晴らしいと思いました。初期モデルの内装（特にシフトレバー）は、いかにもライトウェイトスポーツを感じさせます〜きっと乗ったら楽しい車なんでしょうね〜良いな素の924〜

我が家の911（通称ビッグバンパーと呼ばれるモデル）に付いているベローズ（Bellows）は、表面が凸凹していて汚れが溜まり易く、この部分が汚れていると〜車全体がくたびれた印象になってしまう？ので、こまめに掃除をしてキレイにしています。





それにしてもベローズを使ったバンパー周辺は、とても個性的なデザインだと思います。オリジナルデザインの911（通称ナロー）から、対米輸出をする為に仕方無く付けた？大きなパンパーが、見事にボディラインに溶け込んでいるのは、このベローズがあるから？だと思いました。





どんな人がこの個性的なベローズを911のデザインに取り入れたのか？興味が沸いたので、ネットで調べてみると〜Anatole "Tony" Lapine〜と言うデザイナーの方でした。そして色々調べてみると、この方はGMに在籍していた当時〜コルベットやコルベア（RR）のコンセプトカーのデザインをされていた事が判りました。写真は意識して撮ったのか？判りませんが、偶然色も配置も似た様な写真があったので並べてみました。左がコルベット、右がコルベアですが、それぞれエンジンが前（FR）と後ろ（RR）なので、ルーバーの配置が前後逆になっていて興味深いです。





私の大好きな1968年製コルベットと、そのデザイン・コンセプトを考えたデザイナーが、偶然にも911のベローズに関係していた事が判って、不思議な繋がりを感じました。ル・マン・ブルーのコルベット良いですね！

ツインリンクもてぎの中にあるホンダコレクションホールでは、週末にWEEKEND RUNと言うイベントを開催しています。12耐に参加した当日は、車が動かなくなったので、ゴールの夜８時まで時間を持て余していた為、コレクションホールのイベントを見に行きました。この日はCB750とCB400Fのデモンストレーションランを見る事が出来ました〜久し振りに聞く空冷4発のエンジン音が懐かしかったです。

WEEKEND RUN
日時
7月 27日 (日), 17:00 ～ 17:15
説明
Honda Collection Hall所蔵車両が中庭ミニコースを走行いたします。
【走行車両】ホンダドリームCB750FOUR(1969)、ホンダドリームCB400FOUR-Ⅱ(1976)
※ 走行車両、走行時間など予告なく変更する場合がございます。
※ 雨天の場合は走行を中止いたします。