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暑〜い夏が来ると思い出すのが〜富士で開催されていた1000kmレースです。私が覚えている頃のレースは、日産（240Z）とマツダ（RX-3）の対決が激しかった当時ですが、1973年にトヨタがセリカターボ（1.6Lターボ）を持ち込んで、雨の中を激走して見事に優勝を飾っています。その時のドキュメンタリー「雨とセリカと男たち」が当時のレースシーンを良く捉えているので、時間は長いですが、ご興味ある方は貼り付けたリンクの動画をご覧下さい。

当時はバイアスレーシング（スリック）でしたから、現代と比べてスリップアングルが大きくて、走り方がダイナミックですね〜しかもこの当時の雨の富士は、最悪と言われるくらい水捌けが悪くて、あちこちでハイドロ起こしてドライバーは本当に命がけだったと思います。

このレースから10年後〜自分も富士でレースに参戦しましたが、ピットやコントロールタワーなど殆ど1973年と変わらない状態でしたから、映像を見ると当時を思い出してとても懐かしいです。

梅雨明けしたと思ったら、今度は連日の酷暑で〜とても911に乗る気分にならないので、家の中で出来るメンテナンスをして過ごす事にしました。いつもとは逆向きに車をテントに入れて、スロットルボディを取り外して家の中でメンテナンスしています。

昨日は朝から浜田山へ行って〜色々とメンテナンスをお願いしていた愛車の引き取りをして来ました。





首都高〜湾岸とテスト走行してみましたが、調子の良い空冷911は乗っていてホントに楽しいですね〜♪

車の出てくる映画の冒頭シーンで大好きなのが、スティーブ・マックイーンの「栄光のルマン」と並んで、美しいグラン・サン・ベルナール峠を走るミウラが出てくる「ミニミニ大作戦」です。

ブルトーザーに潰されてしまうシーンを見るとショックを受けるのですが、最近その種明かし？を知りました…当時映画の撮影の為に〜事故を起こして廃車にされる予定のミウラ（エンジンも降ろされ、シャーシーナンバーも削られた状態）を引き取って、ブルトーザーに潰されるシーンは撮影されたそうです。

…で、その前のシーンで美しい走行シーンを披露している同じ色のミウラは、既に買い手の決まった新車だった！そうで、走行距離を伸ばさないためにスピードメーターケーブルが外された状態で走っていた（なので、映画の画像を良く見ると、タコメーターは動いているのに、スピードメーターは動いていません）そうです。

シートも特製のホワイトレザーだったので、オーナーに渡す前に汚れると大変なので、黒のビニールシートに取り替えてから撮影されたとか…でもヘッドレストだけはホワイトレザーのまま…それも映画の画像で確認出来ます。

当時２６歳だったランボルギーニの社員がドライブして映画を撮影したそうですが、ハンドルを握る腕（指）を見ただけで、自分の恋人の腕だと判った！と言うフィアンセの話しとか…映画の裏話しを知ると面白いですね…

もっと詳しいお話しを知りたい方は、リンク先の記事を読んでみて下さい。